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2017年10月23日

サバイバルファミリー

お父さんに任しておけ!
サバイバルファミリー Blu-ray
2017年(SURVIVAL FAMILY)製作国:日本
監督:矢口史靖原案:矢口史靖
製作:石原隆、市川南、永井聖士製作総指揮:
脚本:矢口史靖撮影:葛西誉仁
音楽:野村卓史
主題歌 SHANTI「Hard Times Come Again No More」
amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
現代…東京、生活には必需である電気、水が突如として停止してしまいました。
会社員、鈴木義之(小日向文世)は、妻の光恵(深津絵里)、大学2年の息子である賢司(泉澤祐希)、そして高校1年の結衣(葵わかな)と共にマンションで暮していましたが、突然の停電(何故か充電していたはずのスマホ、電池で動いていた目覚ましまで)に右往左往。なんとか会社にまでたどり着くも、パサコンも動かないために業務もできず帰る羽目に。
やがてこの状況はかなり広範囲にわたっていることが分かり、最初はすぐに直ると思われていた現象もまったく復旧の兆しがなく、ついに義之は実家の鹿児島に向かうために羽田空港へ向かうのでしたが、飛行機も飛んではおらず、やむなく自転車で…。

映画レビュー
普通かな…もはや、スマホが手放せない時代になっていますが…さらに電気、水なども使えなくなったら、果たして生きていけるのでしょうか。
その代わりになるものをさっと出すことができればいいのでしょうが、実際にその場にいたら果たしてできるかどうか。今回は電池やバッテリーすら機能しないという…結局この部分は憶測だけで謎でしたけど。災害用グッズも使えないものが多いんですよね。
食べ物にしても、魚や野性動物のさばき方なんて知りませんし…鈴木家はサバイバル能力ゼロ(若干開花している人もいましたけど)ですが、あまり馬鹿にすることもできないなーって思ったりもします。(^^;

あ、そうそう。最初、羽田空港へ向かう案出された時には精密機械の飛行機が…とも思ったのですが、まったく情報が無い以上、その現象が羽田までは及んでいないと考える人もいるかな…と思い直しました。この事によって、かなり広範囲にこの現象が起こっていることが分かりますしね。

彼らのサバイバルは面白いところもありますけど、ちょっと緊張感が無さすぎたと思います。それにしても、平和ですねー。(^^;
まぁ、のんびりと笑いながら観るのがいいと思いました。

チェックポイント
【ここがいい!】
・実は何もできない父親でしたが、そんな父にダメ出しをする家族。そして絆が深まるところはあまりにも王道すぎますが、観ていて安心もあります。結局騒動が終われば、またいつものライフライン依存生活に戻るのですが、それでも家族は今回の経験でちょっぴり成長していることがわかるラストもいいですね。
・養豚業を営んでいた田中善一(大地康雄)が家族を気遣うところもいいです。この人もやはり寂しいんでしょうね。別れのところでポツンと立っているところがもの悲しい。
・いろいな伏線をきっちり回収しているところはいい。

【ここは問題かな?】
・緊張感がほとんどないのが、リアリティを出そうとしている各所ではなんだか残念なところですね。警戒心もなくあまりにのんびりしすぎで。(^^; 暴動が起こってもおかしくない状況ですからね。

【一言いいたいコーナー】
・息子と娘を主演としたサイドストーリー「サバイバルボーイ」と「サバイバルガール」が作られています。こちらもちょっと観てみたいですね。
・浜松で出会ったアウトドアに精通していた斉藤夫婦に時任三郎藤原紀香が登場しています。
Number897なんとなく嫌みな家族のような気もしましたけど。(^^;

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posted by 白くじら at 21:34| Comment(0) | アドベンチャー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月05日

霊幻道士 こちらキョンシー退治局

頑張って、きっとできる♪
霊幻道士 こちらキョンシー退治局 [Blu-ray]
2017年(VAMPIRE CLEANUP DEPARTMENT)製作国:香港
監督:ヤン・パクウィン、チウ・シンハン原作:
製作:製作総指揮:
脚本:ヤン・パクウィン、ホ・ウィンホン、アシュリー・チャン撮影:クビー・ツォイ
音楽:amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
子供のころからゴミと共に歩んできた学生のチョンティン(ベイビージョン・チョイ)は、ある夜、路地裏で争っていた2人の喧嘩に巻き込まれますが、なんとその1人が牙を剥いて襲ってきたのです。逃げようとするチョンティンでしたは、尻を噛まれて気絶してしまうのでした。

次の朝、何事も無かったかのように起きたチョンティンは、自分を助けたという祖父ツォン(リチャード・ン)と叔父ジーチャウ(チン・シュウホウ)たちに出会います。
何が起きたのか知りたいのであれば、ここにこいと祖父は名刺を渡します。

VCDと書かれた名刺に書かれてあった住所にあったのは清掃局でした。
しかしその奥でチョンティンはそこが政府のVCD(VAMPIRE CLEANUP DEPARTMENT)と呼ばれるキョンシー退治局である事を知ります。驚いたことに今は亡き父、母もここのメンバーであり、母が自分を屋としていた時にキョンシーに噛まれたために、自分に免疫がある事を知るのでした。

局で修行に明け暮れるチョンティンでしたが、ある時、女性キョンシーと出会い、本来なら燃やすところがそのキョンシー、シウハー(リン・ミンチェン)を匿うことになるのでしたが…。

映画レビュー
普通かな…1980年代にブームを巻き起こした「霊幻道士」が戻ってきました。
昔のものはコメディであるもののカンフーシーンが多彩で魅せられたものですが、本作はコメディはあるものの、カンフー要素は少なくなり主人公と女キョンシーとのラブロマンスが多かったように思えます。
ただ、そのラブロマンスの部分もあまりにも純粋な部分が多く、個人的にはなかなかよかったと思います。この純粋で鉄板の恋の流れで、主人公がピンチになった時に行動を起こすシウハーがとてもよかったです。

まぁ、今回の霊幻道士はリブートの最初という位置付けで、次に続いてくれるといいかなーって個人的には思っています。

チェックポイント
【ここがいい!】
・鉄板ですけどチョンティンとシウハーのピュアな恋愛がいいですね。心臓の音を感じるところや、歩こうとする辺りが特にいいです。
・シウハーの戦いのシーン。
・清掃仕事が戦いの動作に結びついているところ。
・退治局に墨壺やお札などなじみのある品が多くあったのがうれしい。
・スマホで喋らせるところ。

【ここは問題かな?】
・キョンシーがちょっと弱いかな。
・面白い事は面白いのですが、やっぱりカンフーシーンが少ないのは残念ですね。

【一言いいたいコーナー】
・清掃の仕事がそのまま武術の修行になっているところなどは、「ベスト・キッド」のペンキ塗りなどに通じるものがありましたね。
Number896まぁ、昔から少林寺系の修行にはそういうところが多いんですけどね。

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posted by 白くじら at 21:35| Comment(0) | カンフー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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