映画レビュー一覧(あいう順)映画レビュー一覧(年代順)待機・予定作品B級映画を創ろう!準備中

2017年12月28日

海底47m

絶望という名の暗黒へ落下。
海底47m [Blu-ray]
2017年(47 METERS DOWN)製作国:イギリス
監督:ヨハネス・ロバーツ原作:
製作:ジェームズ・ハリス、マーク・レーン製作総指揮:ウェイン・マーク・ゴッドフリー、ロバート・ジョーンズ、ウィル・クラーク、アンディ・メイソン、マイク・ルナゴール、ボブ・ワインスタイン、ハーヴェイ・ワインスタイン、イアン・エイブラハムズ、サイモン・ルイス
脚本:ヨハネス・ロバーツ、アーネスト・リエラ撮影:マーク・シルク
音楽:トム・アンド・アンディamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
メキシコ…休暇を過ごすために来ていたリサ(マンディ・ムーア)とケイト(クレア・ホルト)姉妹でしたが、彼氏に振られていたリサは意気消沈。
そんなリサを心配したケイトは、現地の男達の聞いた『シャークケージダイビング』に参加することにしました。
これは檻の中に入って野性のサメを鑑賞するというもので、臆病なリサは怖くて嫌がりましたが、結局は押し切られて…。

次の日、水深5メートルの位置で巨大なサメを鑑賞する二人は、しだいに興奮し始めましたが、ワイヤートラブルの為にケージが一気に水深47メートルまで落下してしてしまうのでした。
無線も届かず、ボンベの酸素も少ない中、ケイトはケージから出ることに。しかし、45メートルという距離は一気に浮上すれば潜水病にかかり、といって途中にはサメ達がいるためにゆっくりと上昇することもできず…それでも彼女は無線の届く位置まで泳ごうとするのでしたが…。

映画レビュー
普通かな…。この作品では、序盤潜ってからはずーと深海の中であり姉妹たちの目線で物語が進みます。つまり海上がどう動いているのかが分からないという演出です。
ダイバー同士の会話は、水中通話機能付きマスクで行われており、海上の船はダメですが、姉妹の会話は自由です。最近ではこんな装備になっているんですね。ハイテク(?)です。

なかなか緊迫感があるのですが、海のしかもケージの中の為に危機的スチエーションが少ないように思えましたが、ラストのオチはなかなか、確かに伏線を張っていましたし、船上の男たちが。(^^; だからこそ、あそこまでのバトルができたという事ですね。
ただツッコミどころは多いので☆3つです。(_ _)

チェックポイント
【ここがいい!】
・再度トーチを使って辺りが明るくなった時の周囲の恐怖。ここは怖かったですね。

【ここは問題かな?】
・ほとんどのシーンが海底であり、しかも薄暗いシーンが多いのが残念です。
・救援隊がサメに襲われないのは何故?

【一言いいたいコーナー】
・リサが手を負傷していて鮮血が…どうしてサメがそこへ来ないのでしょうかね。(@o@)
・あんな錆びついたケージ、乗り込みたくないぞ!!
Number902・年に1本くらい、結構掘り出し物のサメ映画が来ますね。

コメントとトラックバックをさせていただきました。
或る日の出来事(ボー・BJ・ジングルズさん)の「「海底47m」

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posted by 白くじら at 17:52| Comment(4) | パニック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月27日

プロジェクトA子

そして、B子は待っている!
Project A-Ko [DVD] [Import]
1986年(PROJECT A-KO)製作国:日本
監督:西島克彦原作:西島克彦、白坂一美
製作:創映新社、A.P.P.P.製作総指揮:
脚本:森山ゆうじ、西島克彦、川崎知子撮影:新井隆文
音楽:リッチー・ジトー、ジョーイ・カーボーン、赤坂東児amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
時は200X年。16年前に落ちた隕石後に復興した都市にあるグラビトン学園に、摩神英子(伊藤美紀)通称A子と寿詩子(富沢美智恵)通称C子が転校してきました。
転校初日から騒ぎを起こしまわる2人の亜弓先生(向殿あさみ)は大変でしたが、そんなC子が気に入ってしまった大徳寺美子(篠原恵美)通称B子は、なんとかC子をA子から奪おうとあの手、この手と果てはロボットまで持ち出しますが、スーパーパワーを持つA子に全くかないません。

そんな時、宇宙では無人探査船コンステレーションを破壊して(実際にはぶつかっただけ)地球に迫る巨大な宇宙船が…彼らの目的はいったい…。

映画レビュー
ちょっとオススメ西島&森山コンビが、何も考えないで楽しめるコンセプトで創り上げた、SFアクション・はちゃめちゃギャグアニメです。筋自体は、C子という天然娘をA子とB子が奪い合うだけなのですが、とことんいっちゃってますし、何より当時のアニメとしてはハイクォリティで映像も素晴らしいという。(^o^)
本当に頭をからっぽにして楽しみましょう。

声優もA子役の伊藤美紀さんは人造人間18号で有名ですが、この作品が初主演、B子役の篠原恵美さんはデビュー作品にもなってます。敵艦のキャプテンが池田秀一さんですけど、なんとまぁ、女性役なんですよね。(^^;
どちらかというと、周囲のオペレーターとかがちょっと下手だったりして、昨今のアニメ声優では主役級が下手な場合が多くなってきて観る気が失せてしまうこともあるのですが、これは逆ですね。(^^;

チェックポイント
【ここがいい!】
・何度も繰り返されるA子とB子の戦いシーン(過去の話も面白い)。
・どこかで見たキャラがいっぱい。ちなみにA子とC子が観ている映画はどう見ても幻魔大戦ですよね。
・C子のお弁当。
・北斗の拳をモデルにしたマリの声のギャップが凄すぎ。
・戦闘機パイロットが大阪弁?な、なぜ?

【ここは問題かな?】
・正直、宇宙の話はいらないかなって思いますけど、学園騒動をさらにスケールアップするためには仕方がなかったのかなって。ただこのメカ群やキャプテンたちは今後の展開にもなっています。

【一言いいたいコーナー】
・最後でチラッだけ出てくるのですが、A子の両親はスーパーマンとワンダーウーマンですよね。
・タイトルからしてジャッキー・チェンの「プロジェクトA」が…でも、全然関係ありません。(^^;
・元々「くりいむレモン」の1本として企画が上がっていたようですが、その為か「旅立ち 亜美・終章」と2本立てでした。
Number900その後、OVAで続々と続編が作られました。

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ラベル:コメディ
posted by 白くじら at 19:54| Comment(0) | アニメーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月16日

美女と野獣

「真実の愛」は強制するものではない。
美女と野獣 MovieNEX(実写版) [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]
2017年(BEAUTY AND THE BEAST)製作国:アメリカ
監督:ビル・コンドン原作:
製作:製作総指揮:ジェフリー・シルヴァー、トーマス・シューマカー、ドン・ハーン
脚本:スティーヴン・チョボスキー、エヴァン・スピリオトポウロス撮影:トビアス・シュリッスラー
音楽:アラン・メンケン、主題歌:アリアナ・グランデ、ジョン・レジェンド、「美女と野獣」amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
昔々、ロココ時代のフランスの裕福なお城…ある日の事、舞踏会を訪ねてきたみすぼらしい女性の姿を見て王子はあざ笑ってしまいます。しかしその女性は魔女であり、王子の態度に怒った彼女は王子たちとお城の呪いをかけてしまいます。
王子は野獣に、家臣たちは家具などに姿が変わってしまい、さらにこのお城の事も近在の村の住人の記憶から消えてしまうのでした。

そして数年の年月が流れました。
記憶から消えたお城の近くにあるヴィルヌーブ村に、父モーリス(ケヴィン・クライン)と暮すベル(エマ・ワトソン)という美しい娘がいました。
ベルは本を読むことが大好きで教養もありましたが、村の女性の中では特異な存在でしたが、そんな彼女が気になって自分のものにしようと村の英雄的存在の若者ガストン(ルーク・エヴァンス)が何度も言い寄るのでしたが、ベルにはまったくそんな気はなくいつも断っているのでした。

そんなある日、父のモーリスがパリに出かけたっきり戻ってきませんでした。
愛馬だけが帰って来た事に、ベルは父に何かあったと思い村を出ました。しかし森で見たこともないお城を発見し、投獄されていた父と出会いました。そこに住んでいたお城の主である野獣(ダン・スティーヴンス)に、父が薔薇を盗んだ罪で投獄されている事をしります。ベルは自分が身代わりになる事で父を解放してほしいと懇願するのでした。

そんなベルの行動に、家具に変えられている家臣たちは、彼女こそが自分たちにかけられている呪いを解く女性であると考えるのでした。そう、この呪いは野獣である王子が人を愛し、また逆に愛されることによって「真実の愛」を知ることによって解かれるのです。そしてその期限はもう間近に迫っているのでした。

こうして奇妙な生活が始まり、二人は少しずつお互いに引かれ始めるのでしたが、村ではベルを救い出すために、ガストンのとんでもない計画が始まろうとしていました。

映画レビュー
ちょっとオススメ映画鑑賞の記録のmiriさん発祥、現、忘却エンドロールの宵乃さん管理の「ブログ DE ロードショー」に参加です。この企画は映画を決めて、その期間中にみんなで観ようというものです。
今回の主催は「セピア色の映画手帳」の鉦鼓亭さんで、
作品は2017年「美女と野獣」です。

1991年アニメーション作品「美女と野獣」の実写リメイク作品ですね。
最近のディズニーはどんどん実写版を作っていますが、アニメーションが好きなので、つい実写になったらどうなるんだろう…と他の作品も観ています。やっぱり興味もありますしね。
実際に劇場で観たかった作品でしたが、知り合いで観た方がミュージカルで大変(?)だったという事だったので、その時には観なかった(^^;のですが、今回、いい機会だったので鑑賞してみることにしました。
ありがとうございました。

美女と野獣 MovieNEX(実写版) [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]

ベルってこんなに自己主張が強かったかなってところもありました?(@o@)
ガストンの無法振りも凄まじかったですね。狼が出る森の木にモーリスを縛り付けるなんて、その他ももろもろとんでもない人間で、口がうまいとはいえ、よく今まで村人が騙されていたものだと逆に感心してしまいます。

一緒に暮らしていく内に相手のちょっとした事が本当はこういう事だったのだと判っていったり、そういう事の積み重ねで心を開いたり、お互いに歩み寄ったりしていくシーンがギャグも混ぜていたりしてやっぱりいいですし、こういうところはさすがディズニーといったところでしょうか。

チェックポイント
【ここがいい!】
・やはり二人が踊るシーンは、音楽と相まってとてもいいですね。王子に戻ってからよりも、野獣のままで踊ってこその今までの積み重ねていた思いもあって感動してしまうシーンだと思いました。
・家具たちのおちゃらけ。ファンタジーならではの面白さ。
・呪いが解けるシーン。この辺りはディズニーの面目躍如。
・庭園が…ちょっと「シザーハンズ」を思い出してしまいました。

【ここは問題かな?】
・魔女の傍若無人ぶり。(^^;
・ミュージカルは特に嫌いという訳ではないですけど、やっぱり感性に合わない曲は聞いていて苦痛になるのもまた事実で、今回の中にもそういう曲はありましたし、たとえばガストンたちが酒場で歌っていたりしているのもあまり気に入らず、さっさとベルたちの話に戻してよって思っていました。(^^; というわけで、個人的にはもう少しミュージカル部分を減らせてほしかったです。

【一言いいたいコーナー】
・現実の姿が予想に反して…いやー、ほとんどの人がそうでしたけど、家具のままの方がよかったような気がしました。いや、まぁ、ちょっと冗談ですけど。
Number900…いや、ホント。(^^;;

コメントとトラックバックをさせていただきました。
或る日の出来事(ボー・BJ・ジングルズさん)の「「美女と野獣(2017年版)」
セピア色の映画手帳(鉦鼓亭さん)の「【ブログ DE ロードショー】 開催のお知らせ
newしずくの水瓶(しずくさん)の「ブログdeロードショー 美女と野獣
忘却エンドロール(宵乃さん)の「映画「美女と野獣(2017)」観た
サラウンドに嵌った男は他の事にも嵌ってます(笑)(take51さん)の「「美女と野獣」をブログDEロードショで見ました!

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ラベル:ミュージカル
posted by 白くじら at 21:44| Comment(10) | ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月11日

DESTINY 鎌倉ものがたり

僕は今、とても幸せだよ。
映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』オフィシャルガイド
2017年(DESTINY)製作国:日本
監督:山崎貴原作:西岸良平『鎌倉ものがたり』
製作:今村司、市川南、加太孝明、船越雅史、戸塚源久、谷和男、永井聖士、弓矢政法、中西一雄、堀義貴、島村達雄、牧田英之、安部順一、三宅容介、阿部秀司製作総指揮:阿部秀司
脚本:山崎貴撮影:柴崎幸三
音楽:佐藤直紀、主題歌:宇多田ヒカル「あなた」amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
新婚旅行を終えたばかりのミステリー作家である一色正和(堺雅人)と亜紀子(高畑充希)は、鎌倉にある家に帰ってきました。子供のころから鎌倉で暮していた正和には当たり前の事でしたが、この地は魔物や幽霊が生者と共に暮らしていたのです。
正和はミステリー作家である傍ら、警察から心霊捜査も頼まれるほどの物知り。年齢不詳のお手伝いのキン(中村玉緒)に出版社の本田(堤真一)、そして貧乏神(田中泯)をも巻き込んでの新婚生活は、亜紀子にとって驚きの連続ではありましたが、楽しいものでした。

そんな時、祭りで亜紀子に目を付けたらしい赤い手の魔物が彼女を階段から落としてしまうのでした。何故か肉体を失い霊魂状態になった亜紀子は死神(安藤サクラ)に黄泉の国へと連れて行かれてしまいます。それを知った正和は黄泉への行き方を調べて彼女を救いに行くことにするのでしたが。

映画レビュー
ちょっとオススメ「ALWAYS 三丁目の夕日」の山崎貴監督が作った異世界ファンタジー作品です。
黄泉の国へ行った愛する妻を取り戻すための話と聞いていたのですが、実際に取り戻しに行くのは意外と後半でした。
ただ、そこまでが退屈かと言われればそうでもなく、鎌倉でのいろいろな出来事が面白く描かれていました。またそれらの出来事が微妙に絡み合っているのがよく、しっかりと伏線回収していたことも評価UPなところでした。

もともとこういう異世界モノは大好きなので、私としては満足な作品でした。(^^)/

チェックポイント
【ここがいい!】
・舞台となる鎌倉ですが、下町をイメージしておりとても落ち着いた感じで、これならば河童が普通に歩いていても違和感がなさそうな感じですね。
・正和と亜紀子がお互いにお互いを大事にしている様子がいい。
・亜紀子が正和の体の一部に、ちょこんと顎を乗せるところ。
・死神がちょっとチャラい感じなのですが、そこがまたいい。
・亜紀子と貧乏神とのやり取り。
・黄泉の世界のCG。広大な感じが出ていて、これは劇場で観てよかったと思えるところですね。

【ここは問題かな?】
高畑充希さんがおかっぱだったのはよかったですね。ただ、黄泉では髪を上げていて「いつもよく拝見する顔」だったのがちょっと残念。顔が嫌いなわけではないのですが、やっぱり他の作品のイメージが大きいのかな。
・天頭鬼が亜紀子を狙った理由って…個人的には別にどうでもよかったかも。(^^; でも、確かに後でいろいろな個所に伏線があったんだって思いましたけど。ちょっと壮大過ぎかな。

【一言いいたいコーナー】
・小料理屋の女将役に薬師丸ひろ子さん、主人公の父に三浦友和さんなど懐かしの顔ぶれがありました。
・スタッフロール中、バックにいろいろな品物が映っているのですが「あ、使ってる!」「そっか、なるほどね」「…落ち込んでるけど反省してない!」などと判るところも多いです。
Number899・スタッフロールの独眼坊ってミニヨンみたい。(^^;

コメントとトラックバックをさせていただきました。
或る日の出来事(ボー・BJ・ジングルズさん)の「「DESTINY 鎌倉ものがたり」

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ラベル:コメディ
posted by 白くじら at 18:38| Comment(2) | ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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