映画レビュー一覧(あいう順)映画レビュー一覧(年代順)待機・予定作品B級映画を創ろう!準備中

2018年01月29日

シンドバッド 7回目の航海

約束は守るためにするものである。
シンドバッド 7回目の航海 [Blu-ray]
1958年(THE 7TH VOYAGE OF SINBAD)製作国:アメリカ
監督:ネイサン・ジュラン原作:
製作:チャールズ・H・シニア特撮:レイ・ハリーハウゼン
脚本:ケネス・コルブ撮影:ウィルキー・クーパー
音楽:バーナード・ハーマンamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
平和の特使としてチャンドラ国へ派遣されていたシンドバッド(カーウィン・マシューズ)は、王女パリサ姫(キャスリン・グラント)と共に、バグダッドへ向かっていました。その途中、食糧補給の為に立ち寄った島に上陸したシンドバッドたちは、巨大な顔がある洞窟から、サイクロプスに追われて逃げてくる男、魔術師ソラク(トリン・サッチャー)を助け出します。

一行はバグダッドに戻ったものの、ソラクは騒動の最中に無くしてしまった魔法のランプを手に入れたく、バグダットの太守とシンドバッドに島に連れて行ってほしいと申し込むのですが、巨人のいる島への危険な航海は許されません。そこでソラクはパリサ姫を小人に変えてしまい、治すためには島に棲むロク鳥の卵の殻が必要だと言います。
やむなくシンドバッドは再度島に向かっての航海に出発するのでしたが…。

ブログ DE ロードショー

映画レビュー
普通かな…映画鑑賞の記録のmiriさん発祥、現、忘却エンドロールの宵乃さん主催の「ブログ DE ロードショー」に参加です。この企画は映画を決めて、その期間中にみんなで観ようというもので、通常は1本決めてから観るのですが、今回は同じテーマということで特別企画です。
企画名は「第6回真冬のファンタジー企画」です。
SFもファンタジーに含まれていますが、広すぎるので個人的には純粋なサイエンス・フィクションは除外して、不思議要素の入っているSFのみ含もうと思っています。(^^)
企画5回目に観たのは、「シンドバッド 7回目の航海」です。

映画レビュー

シンドバッドの物語は「千夜一夜物語」の中の1つとして知られていますが、実は本来のアラビア語の写本には存在しなく後に付け加えられた物語です。
また、物語では7回目の航海が最後の物語だったので、この作品は8回目ではないかと思いますが、ちょっと謎なところですね。いろいろと諸説があるのでしょう。

ここに登場するシンドバッドは、船乗りの船長ではありますが、バグダッドの王子的存在でした。太守が自分の息子のように思っていると言っていたので、正当なる家柄ではないのかもしれません。まぁ、あまり関係ないんですけど、とにかく彼の冒険の一つってことですね。(^^)

チェックポイント
【ここがいい!】
レイ・ハリーハウゼンの特撮モノだけあって、サイクロプス、小人、ロク鳥、ドラゴン、骸骨兵士など楽しませてくれます。この骸骨戦士との戦いが昇華されて1963年「アルゴ探検隊の大冒険」の大人数での戦いに引き継がれていくんでしょうね。
・大弓が別の役に立つとは皮肉な話。
・人間火あぶり!!そんなシーンがあったとは!
・ロク鳥の子供がカワイイ。
・ランプの精の能力が、まだ子供の為か微妙なのもいいですね。(^^;

【ここは問題かな?】
・ドラゴンの首輪を引っ張って通れるようになる(おそらく首が絞めつけられて炎も吐けないのかな)アイデアは面白いですけど、だれでも首絞められるのは「門」としてどうなの?しかもソラクさんはドラゴンに命令することもできるので、そのまま洞窟に放っていれば侵入者も来ないでしょうに。
・ソラクさん、ランプを探す時にガチャンガチャンとうるさ過ぎ。馬鹿なの?

【一言いいたいコーナー】
・劇場公開時のタイトルは「シンバッド七回目の航海」です。
・ソラクさんがランプを使って何をしようとしていのかははっきりしませんでしたけど、彼が頼んでも頼んでも、シンドバッドたちは彼の頼みは聞き入れられません。でも、王女の為ならシンドバッドは行動します。
Number909・そりゃ根底には悪い心もあったかもしれませんけど、何度も裏切られたソラクさんが怒るのは無理なかったような気がします。(_ _) 本当、なんだか彼が可哀そうな気がしました。

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posted by 白くじら at 18:52| Comment(2) | アドベンチャー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月27日

ジャックと悪魔の国

これほど正直な人間には出会ったことがない。
ジャックと悪魔の国 [DVD]
1962年(JACK THE GIANT KILLER)製作国:アメリカ
監督:ネイザン・ジュラン原作:オーヴィル・H・ハンプトン
イギリス民話「巨人退治のジャック」
製作:エドワード・スモール特撮:ジーン・ウォーレン、ジム・ダンフォース、ウォー・チャン
脚本:オーヴィル・H・ハンプトン、ネイザン・ジュラン撮影:デヴィッド・S・ホースレイ
音楽:ポール・ソーテル、バート・シェフターamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
今から1000年ほど前、コーンウォールの王国で好き勝手に暴れていたペンドラゴン王子は、魔法使いハーラの手によりどことも知れない島へと追い出されてしまうのでした。
そして現代…コーンウォールでは王女イレーン(ジュディ・メレディス)の誕生日に戴冠式が行われ、近在の国の人々が贈り物を貢ぎ盛り上がっていました。しかしペンドラゴン(トリン・サッチャー)の贈り物である動く道化の正体は、一角の巨人コーモランであり、道化は巨人の姿に戻るや姫を誘拐してしまうのでした。
巨人は船着き場で待っていたペンドラゴンの僕ガーナ(ウォルター・バーク)に姫を渡そうとしましたが、丁度それを目撃した農民ジャック(カーウィン・マシューズ)に邪魔されます。ジャックはうまく知恵を働かせ、ついには巨人を倒し姫を守るのでした。
姫を救ったことによりジャックは騎士の称号を受け、さらに「巨人退治のジャック」という二つ名で呼ばれることになるのでした。

国王はペンドラゴンを恐れ、極秘にイレーン姫をノルマンディーの修道院へ送ることにし、ジャックをその護衛の任務に就かせました。しかし、その事はペンドラゴンの配下のコンスンタンス夫人により筒抜けだったのです。海上で悪魔軍団に襲われたジャックたちは姫を守りきる事が出来ず、ペンドラゴンの居城に連れ去られてしまいます。
海に落とされたジャックと船長の息子は、通りかかったバイキングに救われ、そこにいたアイルランドの妖精インプ(ドン・ベドー)の3つのコインの力を借りてイレーン姫奪還に向けて舵をとるのでした。

ブログ DE ロードショー

映画レビュー
普通かな…映画鑑賞の記録のmiriさん発祥、現、忘却エンドロールの宵乃さん主催の「ブログ DE ロードショー」に参加です。この企画は映画を決めて、その期間中にみんなで観ようというもので、通常は1本決めてから観るのですが、今回は同じテーマということで特別企画です。
企画名は「第6回真冬のファンタジー企画」です。
SFもファンタジーに含まれていますが、広すぎるので個人的には純粋なサイエンス・フィクションは除外して、不思議要素の入っているSFのみ含もうと思っています。(^^)
企画4回目に観たのは、「ジャックと悪魔の国」です。

映画レビュー

かなり昔、TVで観てまた観たいなーって思っていた作品です。
なんとDVDが出ていたので購入していたのですが、買ったら買ったでいつでも観れるやって思って今まで放置していたのです。この企画が無かったらさらに未来まで観なかったかもしれません。(^^;

この作品は、作られるまでにいろいろと問題(?)があったようで…この数年前にプロデューサーであるエドワード・スモールの元に、レイ・ハリーハウゼンからシンドバッドの企画が持ち込まれ、それを蹴ったようなのです。しかしその後に作られた「シンドバット 7回目の航海」は当時ヒットしてしまい、エドワード・スモールは急きょ、同監督のネイザン・ジュラン、シンドバッド役のカーウィン・マシューズ、敵役のトリーン・サッチャーを揃えて本作を作ったという事です。ちなみに特撮に関してはレイ・ハリーハウゼンを希望したらしいのですが、彼はそれを辞退したとか。
その為に、何かと比べられている本作ですが、造形や特撮に関しては雲泥の差があるものの、このかなりのチープ差が逆に病みつきになりそうなくらい楽しいです。評価自体は☆2つにしているのですが、なにかと私は好きな1本です。(^^)

チェックポイント
【ここがいい!】
・なんだかんだとテンポがいいです。
・特撮モンスターにしても序盤の一角の巨人コーモラン、双頭の巨人ガルガンチュア、妖精が出すシーモンスター(いったいどういう体なのか)、悪魔、鎧剣士、ペンドラゴンなど豊富に登場しており、頑張って動いてます。
・双頭の巨人の片方の首がやられても戦っているところ。実際2つ脳みそがあった場合、どうやって考えているのかな。

【ここは問題かな?】
・ペンドラゴン王子…王子?王子?
・海上の悪魔軍団のネガ反転のような特撮のところは見にくいです。
・1000年前に未知の島に追いやられたペンドラゴンが自由に王国へ来ているのは何故?魔法使いハーラが死んだからかな?

【一言いいたいコーナー】
Number908・いつも自信一杯、余裕綽綽のペンドラゴン様…もう少し危機感を持ちましょう。

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posted by 白くじら at 23:41| Comment(0) | ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月26日

イントゥ・ザ・ウッズ

「よくお聞き」の前に子供たちは聞いている。
イントゥ・ザ・ウッズ MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]
2014年(INTO THE WOODS)製作国:アメリカ
監督:ロブ・マーシャル原作:スティーヴン・ソンドハイム、ジェームズ・ラパイン
製作:ジョン・デルーカ、ロブ・マーシャル、マーク・プラット、カラム・マクドゥガル製作総指揮:
脚本:ジェームズ・ラパイン撮影:ディオン・ビーブ
音楽:スティーヴン・ソンドハイムamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
昔々、深い森の近くの小さな村に住むパン屋の夫婦は、貧しくとも幸せには暮していましたが、子供だけがまだ授からないでいました。
そんなある日の事、突然魔女(メリル・ストリープ)が現れ、子供が授からないのは夫(ジェームズ・コーデン)の父が自分の庭から野菜や魔法の豆を盗ったために呪いがかけられたのだ。と告げられます。しかしその呪いは、100年に一度という3日後の青い満月の時刻にのみ解くことができると…またその為には『ミルクのように白い牝牛』『血のように赤い頭巾』『トウモロコシの房のように金色の髪』『金色の靴』が必要だと言います。
パン屋夫と妻(エミリー・ブラント)は、さっそく森の中に入っていき、その中で赤ずきん(リラ・クロフォード)、ジャック(ダニエル・ハッスルストーン)、シンデレラ(アナ・ケンドリック)と王子(クリス・パイン)、ラプンツェル(マッケンジー・マウジー)と王子(ビリー・マグヌッセン)などの様々な人物と出会うのでしたが…。

ブログ DE ロードショー

映画レビュー
普通かな…映画鑑賞の記録のmiriさん発祥、現、忘却エンドロールの宵乃さん主催の「ブログ DE ロードショー」に参加です。この企画は映画を決めて、その期間中にみんなで観ようというもので、通常は1本決めてから観るのですが、今回は同じテーマということで特別企画です。
企画名は「第6回真冬のファンタジー企画」です。
SFもファンタジーに含まれていますが、広すぎるので個人的には純粋なサイエンス・フィクションは除外して、不思議要素の入っているSFのみ含もうと思っています。(^^)
企画3回目に観たのは、「イントゥ・ザ・ウッズ」です。

映画レビュー

「赤ずきんちゃん」や「ジャックと豆の木」「塔の上のラプンツェル」「シンデレラ」といった有名なおとぎ話のそれからの物語です。
とはいうものの、それらの物語の主人公たちを絡ませながら各エンディングに持っていくために要している時間はなんと1時間15分。(^^;; いや、長すぎでしょ。
とはいうものの、その中には後半への布石もいろいろと盛り込まれているのですが、そのお陰で人間不信になりそうな話の流れになっているような気がします。
人間と言う生き物の身勝手さが凄いですね。その中でも、悪い事をすればバツを与えられるということでしょうか。後半は、ハッピーエンドと言っていいのかどうか、ちょっとあまり見たくなかった結末だったかもしれません。

この物語には複数の親子関係がありましたが、とどのつまりみんな愛情に飢えていたのかもしれません。
そんな中で一番成長したのは、パン屋の夫だったかもしれませんね。でも、彼が手に入れたものは大きいですが、同時に失ったものも非常に大きかったことでしょう。

チェックポイント
【ここがいい!】
・話の流れ的には、全て知っている物語なので解りやすく、このアイテムはここで使うんだろうな。とか、ある程度わかるところもいい。
・狼さんの遠吠え。
・ラプンツェルの髪は、やっぱりひっぱったらそれなりに痛いんだと分かったところ。(^^;

【ここは問題かな?】
・ざっと流して、あれからの話をしてほしかったかな。
・シンデレラの王子、自分が靴持っていったら合ったところで違う人間だと思わないの?
・後半のシンデレラの王子、酷すぎやしない?
・全体的に映像が暗いです。

【一言いいたいコーナー】
・魔女が魔法を解きたかったのは、子供というよりまずは元の姿に戻りたかったのかな。でもそれにしては金色の髪で大ボケしてますけど。(-o-; 馬鹿ですか。
・狼さん役としてジョニー・デップが出演していますが、出番は非常に少ないうえに、腹は割かれるわ、皮は剥されるわ(グロなし)。(^^;
Number907・最後にシンデレラが言った「お願い」は何なんでしょう?

コメントとトラックバックをさせていただきました。
或る日の出来事(ボー・BJ・ジングルズさん)の「「イントゥ・ザ・ウッズ」

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posted by 白くじら at 09:58| Comment(2) | ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月22日

うる星やつら 完結編

こんな状況で言ったら…。
うる星やつら 完結篇 【劇場版】 [DVD]
1988年製作国:日本
監督:出崎哲原作:高橋留美子
製作:多賀英典製作総指揮:
脚本:金春智子撮影:大地丙太郎
音楽:麻田華子「好き?嫌い」amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
ある日の事、ラムの故郷でコールドスリープのまま放置されていた曾祖父が発見されました。その曾祖父(声:北村弘一)によると若いころ、とある事件の際『闇の世界』に住むウパ(声:緒方賢一)という男と、将来、女の子が生まれたら嫁にもらう。という約束をしていたことがあったと。

時を同じくしてサクラ(声:鷲尾真知子)の水晶玉には、ラムが闇に囚われるという暗示が映し出されているのでした。
そして、友引町にブタと共に現れた少年ルパ(声:塩沢兼人)は、ラム(声:平野文)の成長を高め角を抜けさせるや、無抵抗となった彼女を闇の世界へとさらっていくのでした。

あたる(声:古川登志夫)や弁天(声:三田ゆう子)たちはラムを救うために闇の世界に乗り込みますが、そこで出会ったカルラ(声:井上瑤)という少女があたるを偽装結婚の相手として乗り込んだ為に式場は複雑な誤解を生むことになるのでした。
偽物のラムの存在もあって、あたるとラムの関係は拗れに拗れてしまい、さらに地球へ逃げていったカルラが持ち込んだキノコが、地球に大繁殖。それを駆除するためにはルパの力を借りるしかありません。しかし、ラムとルパは駆除に対しての条件をだしてきました。
それは『鬼ごっこ』、期日は10日間、その間にあたるがラムの角を掴むか、もしくはラムに「好きだ」と言えば決着がつくことになるのでした。
かくして、地球存亡をかけた『鬼ごっこ』が始まったのです。

ブログ DE ロードショー

映画レビュー
オススメ映画鑑賞の記録のmiriさん発祥、現、忘却エンドロールの宵乃さん主催の「ブログ DE ロードショー」に参加です。この企画は映画を決めて、その期間中にみんなで観ようというもので、通常は1本決めてから観るのですが、今回は同じテーマということで特別企画です。
企画名は「第6回真冬のファンタジー企画」です。
SFもファンタジーに含まれていますが、広すぎるので個人的には純粋なサイエンス・フィクションは除外して、不思議要素の入っているSFのみ含もうと思っています。(^^)
企画2回目に観たのは、うる星やつらの劇場版では最後…かと思っていた「うる星やつら 完結編」です。

映画レビュー

劇場版としては5作目ですが、その後、長編としては「うる星やつら いつだってマイ・ダーリン」が作られています。
唯一、原作がある話であり、私も一番好きな作品ですね。
先日鑑賞した「うる星やつら オンリー・ユー」と同じく結婚騒動ですが、今回は逆にラムの結婚式をあたるが止めに行くという流れです。ただそれは中盤までで、お互いに拗れてしまった気持ちを清算する為にとった手段が、奇しくもラムちゃんが初めて地球に来た時の勝負方法『鬼ごっこ』でした。ゼッケンまで同じ『4』とは。(^^;

ギャグも今までものに比べると格段にテンポがよくなっており、笑う個所も多く、それでいて『鬼ごっこ』のラストは本当に感動して何度観ても泣いてしまいます。でも、ラストは…うる星やつららしい2人のセリフでしたね。ただお互いもう『それを』言わなくても心が通じているような感じでよかったと思います。

チェックポイント
【ここがいい!】
・やっぱり1番好きなのは『鬼ごっこ』で、あたるが「忘れるもんか、忘れるもんか」と過去のシーンがフラッシュ・バックのように思い浮かべるシーンからの決着までで、こういうのは反則技(^^;だと思いますけど、もう涙が溢れて止まりません(何処のシーンだったかも思い出されて、いままでの想いも溢れ出ます)。
・ギャグのテンポがとてもいい。個人的には曾祖父の喋りが好きです。
・ルパとカルラの子供のころの思い出。カルラが怒るのも無理もないです。
・記憶喪失装置が汗を流すところ。
・ラムちゃんやカルラがあっかんべ〜をするところ。
・ランちゃんの怒りを皆がスル〜しているところ。(^^;
・ブタたち、凄すぎるゼ!

【ここは問題かな?】
・問題という訳ではないんですけど、今まで3、4といい表情の絵が続いていたのですが、この完結編では今までと雰囲気が違いました。でも、この絵はこの絵で好きなんですけどね。

【一言いいたいコーナー】
・あぁ、塩沢兼人さん。本当に…合掌。(_ _)
・同時上映が「めぞん一刻 完結篇」であり、当時好きだった高橋留美子さんの作品が、同時に完結してしまいました。(T T)
Number906両方とも漫画を読んでいましたねぇ。懐かしい。

コメントとトラックバックをさせていただきました。
或る日の出来事(ボー・BJ・ジングルズさん)の「「うる星やつら 完結篇」

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posted by 白くじら at 21:36| Comment(2) | アニメーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月20日

うる星やつら オンリー・ユー

もう誰も覚えていない、影踏みの伝説。
うる星やつら オンリーユー(ノーカット版)【劇場版】 [DVD]
1983年製作国:日本
監督:押井守原作:高橋留美子
製作:多賀英典製作総指揮:
脚本:金春智子撮影:若菜章夫
音楽:小林泉美「I, I, YOU & 愛」amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
影踏み遊びを楽しむ少年と少女。
やがて影踏みに勝った少年に、二人は結婚することになるのよ。と告げ姿を消します。

それから11年後のある日、諸星あたる(声:古川登志夫)とラム(声:平野文)の知り合いに結婚招待状が届けられます。それはあたるとラムのものではなく、あたるとエル(声:榊原良子)という謎の女性との結婚招待状でした。
しのぶ(声:島津冴子)やメガネ(声:千葉繁)たち、そして面堂(声:神谷明)に問い詰められても、果てはラムの電撃を浴びせられても全く記憶のないあたる。

そんな時、友引高校の上空に巨大なバラを模った宇宙船が姿を現します。
それはエルからの使者であり、エルが美少女である事を知ったあたるは、その申し出を受けてしまいます。そんなあたるの姿に一度を落ち込むラムでしたが、地球に来た弁天(声:三田ゆう子)と相談して、あたるや友引町の面々を連れてエルよりも先に結婚するべくラムの両親の宇宙船へ逃げ込むのでした。

しかし、スパイのロゼ(声:丸山裕子)によって待ち伏せをしていたエルの艦隊と全面対決に。その騒ぎの中、ロゼの手によりさらわれてしまったあたるを追ってラムは単身戦闘機で追いかけるのでしたが…。

ブログ DE ロードショー

映画レビュー
ちょっとオススメ映画鑑賞の記録のmiriさん発祥、現、忘却エンドロールの宵乃さん主催の「ブログ DE ロードショー」に参加です。この企画は映画を決めて、その期間中にみんなで観ようというもので、通常は1本決めてから観るのですが、今回は同じテーマということで特別企画です。
企画名は「第6回真冬のファンタジー企画」です。
SFもファンタジーに含まれていますが、広すぎるので個人的には純粋なサイエンス・フィクションは除外して、不思議要素の入っているSFのみ含もうと思っています。(^^)
企画1回目に観たのは、うる星やつらでは初の劇場版となった「うる星やつら オンリーユー」です。

映画レビュー

宇宙規模でのドタバタコメディです。(^^;
いつもであれば、あたるが女性にちょっかいをかけ一方通行ながら、ラムちゃんが怒るというパターンですが、今回は影踏みという風習からエルの方があたるを好きになっており、あたるも了承してしまうために、ラムちゃんがあまりにも可哀そう。特にラムちゃんを罵倒するシーンなどはかなり酷いとは思います。

あたるにも根底にはラムちゃんが好きであるという想いがあるんですよね。
その為に、ラムのバラードのシーンから、あたるが牢屋で反省しているシーンはなかなかいいです。
ただ、エルの性癖がバレなかったら、どこまで拗れてしまっていたのか、恐ろしいです。

それにしても、オチにも繋がっているあたるの行動は、お雪さん談「本当に…あきれてものも言えませんわね」。

チェックポイント
【ここがいい!】
・ラムちゃんの一途なところ。まぁ、これは他の作品も同じですけど。
・エルはエルでなんだかラストは可哀そうですね。
・ラムちゃんのウェディングドレスは美しい。
・凄いぞ、牛丼屋さん!

【ここは問題かな?】
・オープニングでの影踏みと最後の影踏みには違いがあるのが…。
・劇場版ということで、キャラが多く出ているのですが、本来個性的なキャラたちなだけに、やっぱりチョイ役になってしまっているのが残念ですね。クラマなんかいったのかな。(^^;
・あたる、ちょっと言い過ぎ!

【一言いいたいコーナー】
・結婚式のシーンはやっぱり「卒業」ですよね。
・当時、まだまだ浸透していなかったのか、映画コーナーで紹介されたときに「うるせいやつら」ではなく「うるぼしやつら」と紹介された事を私は忘れない!(^^;
Number905当然のことながら、2回目からは直ってましたけど。

コメントとトラックバックをさせていただきました。
或る日の出来事(ボー・BJ・ジングルズさん)の「「うる星やつら オンリー・ユー」

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posted by 白くじら at 00:12| Comment(2) | アニメーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月17日

ライフ

次の隔離に移行する!
ライフ [Blu-ray]
2017年(LIFE)製作国:アメリカ、イギリス
監督:ダニエル・エスピノーサ原作:
製作:デヴィッド・エリソン、ダナ・ゴールドバーグ、ボニー・カーティス、ジュリー・リン 製作総指揮:ドン・グレンジャー、ヴィッキー・ディー・ロック
脚本:レット・リース、ポール・ワーニック撮影:シェイマス・マクガーヴェイ
音楽:ヨン・エクストランドamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
カテリーナ・ゴロフキナ(オルガ・ディホヴィチナヤ)、通称キャット率いるデビッド・ジョーダン(ジェイク・ギレンホール)、ミランダ・ノース(レベッカ・ファーガソン)たち国際宇宙ステーション(ISS)の6名の宇宙飛行士たちは、火星探査機の回収を成功させます。
持ち帰った土壌サンプルからは、なんと地球外の生命体を発見されました。
沸き立つ地球では、抽選によって選ばれたとある学校の生徒がその生物を学校の名から『カルビン』と名付けるのでした。

一方、ISSでは宇宙生物学者ヒュー・デリー(アリヨン・バカレ)が『カルビン』の調査をしていましたが、その行為から命の危機を覚えた『カルビン』は狂暴化しヒューを襲うのでした。ヒューを救うべく部屋に入ったローリー・アダムス(ライアン・レイノルズ)は、ヒューを部屋から出したものの『カルビン』に襲われその場で火炎放射器で戦うことに。しかしその影響でスプリンクリーが起動。ショウ・ムラカミ(真田広之)がスプリンクラーを遠隔手動で止めようとしますが、間一髪『カルビン』はスプリンクラーの穴から逃げ出してしまうのでした。

こうして残ったクルーと『カルビン』との戦いが始まったのですが、恐るべき知能を持った『カルビン』に翻弄され、1人、また1人と命を落としてしまうのでした。
今やISS自体が隔離状態となり、孤立無援のままの彼らは生き残る事が出来るのでしょうか。

映画レビュー
ちょっとオススメもっと宇宙生命についての難いSF的な作品かと思っていたのですが、結局は「エイリアン」的な密室ホラー作品でした。(^o^)

全編を通して、どうしてそうする!から無駄死といったところが多く、若干B級的な演出が感じられていたのですが、ラスト、これで逆だったら本当にB級だなって観ていたら、本当にそうなってしまってなんとも言えない感じが残ってしまいました。(^^;

ライフというのはクルーたちが生きるための行動、そして地球に住む人類の命を守るための行動、そして火星の生物である『カルビン』の生存本能を言っているのでしょう。そもそも美しい序盤の『カルビン』を観ているとどうしてそこまで変貌してしまったのか。意識回復の為とはいえ、電気ショックを与えて攻撃と思った『カルビン』の行動をどうして攻められようか。彼もまた生き残るために行動したのでしょう。
いったい、だれが悪かったんだろう。
いや、それは…ね。

まぁ、映像美は素晴らしい部分もあるのですが、ストーリー的にはB級だなって思いました。

チェックポイント
【ここがいい!】
・宇宙船が部分的に破壊されるところ。(^^;
・『カルビン』が小っちゃいとき。
・最初の犠牲者が口から鮮血を出す時の無重力演出。
・ラストの絶望感。まぁ、実にB級的ではあるんですけど、私は好きですから。
・隔離のレベル。

【ここは問題かな?】
・無駄死にが多いですね。折角犠牲になっても、えっ、ここから入られるの?えっ、それも知っている?ええっ?
・ヒューさんの下半身ネタ(下ネタではない)ってそんなに必要だったのかな。食べられても感覚無いというところかな?
・地球からのソユーズのアバウトな処理感。あんなのでいいのかな?
・ショウ役の真田広之さんの存在感が…後手後手過ぎてなんだか悲しかったです。

【一言いいたいコーナー】
・『カルビン』の無重力移動って、あんな移動方法できるのかな。壁の反動を使っているだけならともかく、泳いでいたようですけど、水の中じゃないんだから。(^^;
・脱出ポッドは、最低でも人数分必要では?
Number904・せっかくの豪華俳優だったと思いますけど。(^^;;

コメントとトラックバックをさせていただきました。
こわいものみたさ(とらさん)の「ライフ

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posted by 白くじら at 22:32| Comment(2) | SF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月06日

東京喰種 トーキョーグール

君は人間と喰種のどちらの世界にも居場所を持てる。
東京喰種トーキョーグール [Blu-ray]
2017年(TOKYO GHOUL)製作国:日本
監督:萩原健太郎原作:石田スイ「東京喰種トーキョーグール」
製作:武田功、木下直哉、吉崎圭一、木下暢起、本間憲、小佐野保製作総指揮:大角正
脚本:楠野一郎撮影:唐沢悟
音楽:ドン・デイヴィスamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
この人間社会、東京には、人を食物として生きている「喰種」が住んでいました。
20区に住み読書好きの大学生カネキ『金木研』(窪田正孝)は、喫茶店あんていくで知り合った女性リゼ『神代利世』(蒼井優)と恋仲になりかけますが、ある夜、突然襲い掛かってきたリゼに致命傷を負わされてしまいます。なんと彼女は「喰種」だったのです。しかし偶然にも建設現場の鉄骨の落下によってリゼは死亡してしまい、カネキが気が付いた時には病院のベッドの上でした。
なんとか命を取り留めてたカネキでしたが、その破損した内臓には無断でリゼの臓器が移植されており、その為に彼は半喰種となり、次第に人間の食べ物を受け付けなくなっていき、逆に人間の肉に食欲をそそられていくようになるのでした。

そんな心身共にボロボロになりかけた彼を救ったのは、喫茶店あんていく。
ここは「喰種」で構成されたメンバーであり、「狩り」が出来ない「喰種」たちの駆け込み寺的存在だったのです。
店長の芳村(村井國夫)、ウェイトレスのトーカ『霧嶋董香』(清水富美加)のもと、カネキはその店で働くことになります。彼らや店の常連客の笛口親子たちと接するうちに「喰種」が決してリゼのように凶悪な存在だけではなく、彼らは彼らで必死に生きていることを知り、彼は人間と「喰種」との間で苦悩していくことになるのでした。

そんなある日、笛口リョーコ(相田翔子)と娘ヒナミ『雛実』(桜田ひより)が亡き夫の線から喰種対策局(CCG『Commission of Counter Ghoul』)に目を付けられ、白鳩(ハト)と呼ばれる捜査官、真戸呉緒(大泉洋) と亜門鋼太朗(鈴木伸之) の手によってリョーコが駆逐されてしまいます。彼らは駆逐した「喰種」(この時は夫)の赫包を加工して作った対喰種用生体兵器クインケを持っていたのです。
怒りに燃えるトーカは、捜査官を襲う事を決意し、そしてカネキは…。

映画レビュー
ちょっとオススメ原作の漫画、アニメはいっさい観てない状態での鑑賞です。この手の作品は、アニメなどを観て気に入ってから実写版を観ていたのですが、珍しくまったく予備知識なしでの鑑賞でした。なぜ。こんなことに?(^^;
でもって、何も比べるものがない為か、特に違和感もなく楽しめました。後でいろいろと調べてみると、なかなか壮大な設定があって、この実写の部分はまだほんの序盤、プロローグのようなものらしく、逆に今後が気になる作品になりました。

実際の主人公たちがどのような風体かは知りませんが、主演の窪田正孝さんもヒロインの清水富美加さんもとてもいい。もはやこの役は2人以外は考えられないかなって。ただ、それだけに出家された清水富美加さんの扱いがどうなるのか気になるところ。もう続編は期待できないのかな?

アニメ版も借りてきて観てみようかな。

チェックポイント
【ここがいい!】
窪田正孝さんの演技は相変わらず凄まじいですが、周囲に比べるとちょっと浮いてしまっていたかも。全力はいいのですが、ちょっと周囲に合わせた方がいいのかも。(^^;
・トーカちゃんが恰好良すぎ。でもなぜに片羽なのかな?
・肉じゃがのシーン。
・真戸のいっちゃってる感。まさか最後に。永遠の敵かと思ってました。(^^;
・各人が持つであろうマスク。主人公のも喰っちゃるぜ!感ありありですけど。(^^; 主人公的にはいいのか?
・日本のCGもかなりよくなってきましたね。触手の接合部分にはちょっと違和感がありますが、なかなか格好いい。
・亜門がちょっぴり人間味を出したところ…その直後は悲惨なシーンでしたけど。

【ここは問題かな?】
・序盤の為か、謎の人物がいろいろといますね。続編があればわかるのかもしれませんけど。
・カネキと亜門との戦いでのお互いのセリフは、ちょっとピンとこなかったですが、もう少し説明が欲しかったところ。

【一言いいたいコーナー】
・何故、東京?
・何故、コーヒーだけは飲めるの!?(@o@)
Number903・あの序盤の鉄骨は明らかにおかしいし、医者が移植するのも…何かある?

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posted by 白くじら at 23:36| Comment(0) | ホラー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月02日

新年のご挨拶

新年、明けましておめでとうございます。
旧年中は、いろいろとお世話になりありがとうございました。


今年も映画鑑賞はしていきますが、レビューはのんびりと書いていくと思います。
全部レビューできればいいんですけど、レビューが追いつかないうちに次のを観ていると、小鳥頭なせいで忘れちゃうんですよね。(^^;

今年も、よろしくお願いいたします。(_ _)


さて、今年は戌年ですね。
折角なので、ワンコの映画を観直したいものですが、今ざっと思い出してみると…。

ベンジー [DVD]まずは、ベンジーでしょうか。
レビューはコチラ

シリーズとしても5作(TV含む)ほど出ており、丁度12年前、つまり戌年にも「ラブいぬベンジー はじめての冒険」が公開されています。
誘拐犯とベンジーの活躍を描いた作品ですが、可愛い野良犬ベンジーが音楽ともに大ヒットした作品です。シリーズはだんだんと…うーんになってくるのですが、「名探偵ベンジー」はもう一度観たい作品です。未だにDVDが出ていないんですよね。残念です。

フルーク [DVD]次はフルークです。
レビューはコチラ

忘却エンドロールの宵乃さんの情報から購入してコレクションしている作品です。
事故を起こして死んでしまったパパさんが、ワンコして生まれ変わってしまう作品です。最初はワンコとして生活をするのですが、やがて自分の家族の事が解り…というストーリーです。
上記にも書いていた「名探偵ベンジー」を観ていると、なんとなくオチも判りそうで…ますます「名探偵ベンジー」が観たいですねー。

ドーベルマン・ギャング [DVD] ドーベルマンギャングです。
レビューはコチラ

ドーベルマンを銀行強盗に使うというアイデアを生かした作品です。2作目も作られましたが、こちらはかなり子供向けになっていました。でも、やっぱり訓練されたワンコがどのようにして活躍(犯罪ですけど)するのか!ここに尽きると思います。人間はどうもおバカなところが多いので、どうでもいいかもしれません。(^^;

その他にも、まだ(DVDが出ていないので)観てないですけど「僕のワンダフル・ライフ」を始めとして「わんわん物語」「わんわん忠臣蔵」などワンコの作品はいっぱいです。

観たいですねぇ〜。(^^)/

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posted by 白くじら at 21:38| Comment(14) | 映画小話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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