映画レビュー一覧(あいう順)映画レビュー一覧(年代順)待機・予定作品B級映画を創ろう!準備中

2018年02月28日

長靴をはいた猫

ビックリしたニャ、ビックリしたニャ♪
長靴をはいた猫 [DVD]
1969年(PUSS'N BOOTS)製作国:日本
監督:矢吹公郎原作:シャルル・ペロー
製作:大川博製作総指揮:
脚本:井上ひさし、山元護久撮影:平尾三喜、高梨洋一
音楽:宇野誠一郎amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
ねずみを助けた罪で猫の国から追われていたペロ(声:石川進)は、3匹の追手から逃げ続けていましたが、ある日、雨宿りに立ち寄った農家で、兄弟からいじめられている3男のピエール(声:藤田淑子)と知り合います。

その頃、王国では世界一の大金持ちの男性を姫の花婿にするという御触れが出ており、ペロはピエールをお婿さんにしようと画策を始めます。しかし王様(声:益田喜頓)とローザ姫(声:榊原ルミ)の前に現れたのは魔王ルシファ(声:小池朝雄)でした。
悲しむローザ姫にペロはピエールを大金持ちのカラバ侯爵として合わせ、姫を安心させようとします。
しかし姫に対して嘘をつきたくないピエールは、自分が侯爵でもないしただの百姓の子であることを告げます。そのとき再びルシファが現れ、ローザ姫を奪い去ってしまいます。

それを見たピエールは、馬上の人となりルシファの城を目指すのでした。
そこには、今までのおどおどとしたピエールではない男の姿があるのでした。

映画レビュー
ちょっとオススメ東映まんがまつりのメイン映画として上映された長編アニメーションです。
同時上映は「怪物くん 砂魔人をやっつけろの巻」同「怪物くんとハニワ怪神の巻」「ひみつのアッコちゃん サーカス団がやってきた」「チャコとケンちゃん」「ひとりぼっち」の5作です。
なんだかんだで、結構長い上映時間でしたが、子供たちは大丈夫だったのかな。休憩時間もあったとは思いますが、覚えてません。(^^;

復刻! 東映まんがまつり 1969年春【DVD】で、なんということか「長靴をはいた猫」単体ではなく、この東映まんがまつり自体のDVDが出されていたんです。当時の雰囲気(?)を味わいたい方は、こちらは必見だと思います。

原作ではただの飼い猫でしたが、この話では猫の国からすでに長靴もはいて登場です。王様を騙して大金持ちに見せかけたり、魔王(原作ではオーガ)退治に行くところはほぼ同じですけど、原作では猫に変身させたときにパクリとあっさりだったのですが、本作ではそこから魔王の髑髏のネックレスを巡っての追いかけっこが楽しいですね。

ただ昔観た時には面白かったのですが、今観るとペロがいろんなところで嘘をついているところが非常に気になりました。もちろん○○の為に…というのもありますし、ルシファーを倒すため、出し抜くために…というのはいいのですが、何も知らない王様、コーザ姫を騙すというのはどうかなと思いました。あとでピエールがそれを謝罪して本当の事を言ってますけど、ペロはなんの後悔も反省もしていまませんから謝罪もありませんしね。
原作からしてそうですけど、子供向けにはどうかなって思いました。

チェックポイント
【ここがいい!】
・唄いやすい歌。
・後半の髑髏のネックレスを巡っての追いかけっこが楽しいです。宮崎駿さんが原画に関わっていることもあってか、まるで「カリオストロの城」を彷彿とさせるシーンも多いです。この部分のアクションや城の場面設計はよくできていると思います。

【ここは問題かな?】
・ペロが王様とローザ姫を騙すところ。

【一言いいたいコーナー】
・主人公であるペロは、その後「東映アニメーション」のシンボル的キャラクターとして広まってます。
Number916・その後1972年「ながぐつ三銃士」1976年「長靴をはいた猫 80日間世界一周」と計3作が作られています。

関連リンク
1969年「長靴をはいた猫
1972年「ながぐつ三銃士
1976年「長靴をはいた猫 80日間世界一周

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posted by 白くじら at 15:45| Comment(0) | アニメーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月25日

成龍拳

千々、何処にいるんだ?千々、千々…。
成龍拳 <日本語吹替収録版> [DVD]
1977年(TO KILL WITH INTRIGUE)製作国:香港
監督:ロー・ウェイ原作:
製作:ロー・ウェイ製作総指揮:シュー・リー・ウォア
脚本:古龍撮影:陳鐘源
音楽:amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
中国・江南の総督邸では総督(マー・チー)の還暦を祝うために様々な人々が訪れていました。
そんな宴をよそに息子である小雷(ジャッキー・チェン)は、恋人の千々(ジュエ・リン・ロン)に別れ話を切り出していました。とても人とは思えない言葉で彼女を気付付け別れた小雷は宴の場所に戻るや祝い人達を追い返してしまいます。
訝しがる父である総督と母でしたが、小雷が言ったことに言葉を失います。それは昔、父が盗賊団『花蜂党』の首領を退治した恨みで、『花蜂党』が襲ってくるというのです。
小雷は恐らくは勝てないであろう強敵に、恋人千々や関係のない人をこの場所から逃がしたのでした。

そしてその言葉も終わらぬうちに襲撃してきた『花蜂党』に、はたして次々と命を落としていく父、そして母。小雷もまたあと一歩というところで首領の娘と言う現首領、丁残艶(シュー・フォン)に倒されてしまうのでした。
小雷は彼に一目ぼれしてしまった丁残艶によって助けられ、判れてしまった千々を追い求めます。しかし彼女を託したはずの親友、金川(シン・イルリョン)と共に消えてしまっていました。さらに襲ってきた『血雨党』との戦いで知り合った警備隊の隊長と兄弟となり、『血雨党』との戦いの中で金川こそがその首領である事を知ります。
今の力では到底彼に勝てないことを知った小雷は、丁残艶との壮絶な修行を始めるのでしたが…。

映画レビュー
とほっ小雷がまったく格好良くないところが、一番の問題かもしれませんが…ラスト以外、とにかく弱い。あと一歩で勝てそうなんですけど、そこで負けてしまって別の人物が助けるという構図が続くと流石に…で、ラストの修行も他の作品に比べると短いですし、特に弱点を突く修行だけで…ふ〜んといったところでしょうか。
こういう部分が洗練されて作られたのが後の「蛇拳」「酔拳」なのでしょうね。

それに…千々、千々と女々しい!の一言です。

チェックポイント
【ここがいい!】
・いろいろな変わった武器との戦い。
・女首領の丁残艶が小雷に惚れてしまってから、いろいろと面倒を見てくれるのですが、とにかく小雷は千々、千々と呟くばかりでしたから彼女の気持ちはもう…それておそらく彼女は親の仇討ちの修行ばかりで女性らしさも身についていなかったのでしょうか。それが故のラストの壮絶なる修行でしょうか。できれば小雷にはこれ以上闘ってほしくなかったではないでしょうか。ラストで1人旅立つ彼女の姿がもの悲しいです。正直、彼女を主役にした方がよかったのでは?

【ここは問題かな?】
・小雷、腹刺されてからの復活が早すぎ。
・金川の存在が、小雷も隊長、小雷の母親も彼なら大丈夫と太鼓判を押すほどの「親友」なのですが、その部分の演出は一切なし。それでいて登場した時から悪玉そのものというのがなんともはやです。

【一言いいたいコーナー】
・何が成龍拳なのかさっぱり解らないです。
Number915・あそこが弱点だ!といいつつ、首絞めて殺すって…何かおかしい。(^^;

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posted by 白くじら at 16:16| Comment(0) | カンフー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月22日

ソウル・ステーション パンデミック

家に帰りたい、家に帰りたい!
ソウル・ステーション/パンデミック [DVD]
2016年(SEOUL STATION)製作国:韓国
監督:ヨン・サンホ原作:
製作:イ・ドンハ、ソ・ユンジュ。ヨン・サンホ製作総指揮:キム・ウテク
脚本:ヨン・サンホ撮影:
音楽:チャン・ヨンギュamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
夏の夜、首から血を流す一人の老人が町を彷徨っていました。ホームレスということもあって誰も助けようともせず、老人はソウル・ステーションの一角で座り込むのでした。この老人を兄と呼ぶホームレスの男が彼が負傷している事に気付き助けを求めますがやはり誰も…しかし死んでしまった老人は…。

一方、元娼婦だったヘスン(声:シム・ウンギョン)は、自分を救ってくれたものの今や自分の体をネットで売って稼ごうとしているキウン(声:イ・ジュン)と喧嘩をして家を飛び出ていましたが、ステーションを感染場所として増殖していく感染者たちに追われることに。途中、警察で知り合ったホームレスと共に一緒に逃げることになったヘスンでしたが、安全な逃げ場もないままに街を彷徨う事に。
そのころキウンは、ネットでヘスンが体を売っていることを知ったヘスンの父(声:リュ・スンリョン)と出会ってしまい、2人でヘスンの行方を探すことになるのでしたが、彼らもまた感染者たちに襲われることに…果たして彼らの運命は。

映画レビュー
とほっ2016年「新感染 ファイナル・エクスプレス」の監督ヨン・サンホが作ったアニメーションであり、同作品の前日譚と言われていましたので観てみましたが…筋的にはソウル・ステーションを中心として広まった謎の感染によるパニック映画となっています。同じソウルとは言うものの、前日にこれほどの事件があったら、「新感染 ファイナル・エクスプレス」でも大騒ぎになっていると思いますけど…確かに前夜に救急車や消防車が走ったりビルで爆発が起こったりはしているのですが…ソウル・ステーションではまだ何も騒ぎが起こっていないのが不思議です。まぁ、ギリギリで感染者が乗り込んだり、ホームを走ったりしてましたけど。
それにこれを観たから、原因がわかるというものでもなく、最初の感染者であろう老人もどうして怪我を、そして誰によっての怪我などは語られていません。(^^;

って、え?……おーい、ちょっと待てよー!!

アニメーションということで実写では難しいグロさも特に感じられなく、そしてアニメの最近の作品にしては動きもちょっとイマイチ、作画デザインは好みもあるでしょうけど、これまたイマイチかな。
ただ、韓国の社会を批判している部分が非常に多く、驚く社会情勢ですね。こういうお国柄の事をアニメとはいえ、映像にして公開したことは評価するに値すると思います。

チェックポイント
【ここがいい!】
・序盤に伏線もあったのですが、娼婦という事をすっかり消失してしまっていたため、最後から2番目(^^;)のオチには驚きましたが、ラストのオチはB級ホラーにはよくあるものです。が、もう身もふたもないですよね。(^^;;
・感染者たちの動き。窓などに群がったり、高いところから次々と飛び落ちて自爆するところなどは、「新感染 ファイナル・エクスプレス」のシーンを彷彿としますが実写にはかないません。でも怖いですねぇ。
・救われる者がいない。(@o@) いろいろな人物が出てきますが、ホームレス、彼氏のキウンに主人公など、若干の成長は見られるものの…無慈悲すぎ。

【ここは問題かな?】
・非情に溜息やハァハァ音が多くって、観ていていい感じではありませんでした。
・血がどす黒いということなのか黒くって、逆にあまり怖いという感情はなかったですね。

【一言いいたいコーナー】
・そういえば、夜のシーンばかりなのに動かない感染者がいなかったような。
・別の感染作品として観た方がいいと思います。
Number914・パパ…なるほど、確かにパパでも…にしてもこの状況でどうなの?

関連リンク
2016年「新感染 ファイナル・エクスプレス
2016年「ソウル・ステーション パンデミック

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posted by 白くじら at 12:33| Comment(4) | アニメーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月16日

劇場版ポケットモンスター20 キミにきめた!

どうしてモンスターボールに入らないんだ。
劇場版ポケットモンスター キミにきめた! [Blu-ray]
2017年製作国:日本
監督:湯山邦彦原案:田尻智
製作:下平聡士、松山進、知久敦、片上秀長製作総指揮:岡本順哉、宮原俊雄
脚本:米村正二撮影:
音楽:宮崎慎二
主題歌 林明日香「オラシオンのテーマ 〜共に歩こう〜」
amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
10歳になったマサラタウンのサトシ(声:松本梨香)は、ポケモンマスターを夢見る少年、そして今日も旅立ちだというのに夢を見ていて遅刻。オーキド博士(声:石塚運昇)からもらえるはずの3匹のポケモンは全てライバル達に連れて行かれるのでした。
残っていたポケモンはねずみポケモンのピカチュウ(声:大谷育江)…その容姿を気に入ったサトシでしたが、ピカチュウはなかなか気を許してくれません。

そんな時、オニスズメの大群と闘ったことがきっかけでようやく打ち解け始めます。その彼らの上空を見たこともない大型ポケモンが飛来します。そのポケモンこそ伝説のポケモン、ホウオウだったのです。空から舞い落ちるホウオウの羽根。それはサトシ達のこれからの冒険を祝福しているかのようでした。

サトシ達は冒険を続ける内に、同じトレーナーのマコト(声:佐藤栞里)やソウジ(声:本郷奏多)たちと出会い、そらにライバル的存在クロス(声:逢坂良太)との戦いを経て、ホウオウが棲むというテンセイ山へと向かうことになるのでしたが…。

映画レビュー
普通かなポケットモンスターも知らない間になんと劇場版が20作も…おそらく一桁のころに観なくなって以来でした。
この作品はCM放送を見た時から、第1話をベースにしているようだったので新しい映像でも観たかった作品でした。
TV版ももう観ていなかったので、新しいポケモンはもう名前も判らない状態だったのですが、本作では懐かしい顔ぶれが多くって嬉しかったです。ただリメイクというよりも、リブートのような感じで、カスミやタケシが出ず、本作用のキャラが出ており、今まで語られなかった(のかな?)ホウオウの話になっていました。
TVシリーズでは感動シーンであった部分が、さくっと流れていたり、進化が速かったりとちょっと駆け足過ぎて感動が追いつかないのが残念でした。

チェックポイント
【ここがいい!】
・クロスが使っていた知らないポケモンもいましたが、懐かしいポケモンが多く、家族で、あ、○○がいる!とか言いながら観てました。(^^;
・昔の絵もよかったですけど、新しい映像もなかなかいいですね。
・ポケモンと言えども動物です…とはいえ、その死が語られた事には驚きました。子供は泣くんじゃないかなとも思いましたけど。
・負のサトシ。
・ロケット団の存在感。(^^;

【ここは問題かな?】
・別ストーリーとはいえ、リザードンがサトシの言う事を聞いたりするのは、ちょっと違和感がありました。進化も速い速い。
・「バイバイ・バタフリー」あっさり進化したと思ったら、苦労も何もなくってあの別れは…ここはテンポ速すぎですね。
・マコトの声優役の佐藤栞里さん…残念ですが破壊的…「ナナマル サンバツ」のヒロインに近いかも。

【一言いいたいコーナー】
・○○が喋るのはどうかな。あくまでもポケモン言葉で心情を喋らせてほしかったと思います。
・これってこの世界観で続編作るのかな?にしてはEDで今までの相棒たちも出てるし…ここに登場するとキャラ相関がよくわからなくなりそう。
Number913・前半だけでよかったかな。(^^;

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ラベル:ポケモン
posted by 白くじら at 19:43| Comment(0) | アニメーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月10日

フェリシーと夢のトウシューズ

君は何のために踊るのか?
フェリシーと夢のトウシューズ ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]
2016年(BALLERINA)製作国:フランス、カナダ
監督:エリック・サマー、エリック・ワリン原案:エリック・サマー、ローラン・ゼトゥンヌ
製作:ローラン・ゼトゥンヌ、ヤン・ゼヌー、ニコラ・デュバル=アダソフスキー、アンドレ・ルーロー、バレリー・ドトゥイユ製作総指揮:
脚本:キャロル・ノーブル、エリック・サマー、ローラン・ゼトゥンヌ撮影:
音楽:クラウス・バデルト
日本語版主題歌 土屋太鳳
amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
ブルターニュ地方の施設で暮していたフェリシー(声:エル・ファニング/土屋太鳳)は、バレリーナになる事を夢見る元気いっぱいな女の子でした。
ある日のこと、フェリシーは友達のヴィクター(声:デイン・デハーン/花江夏樹)と共に脱走を決意。なんとか追手も振り切ってたどり着いた場所は、まだエッフェル塔が建設中のパリの都でした。

ふとしたことからヴィクターと逸れてしまったフェリシーは、オペラ座を発見しついそこで踊るバレリーナ・ロジータの姿を見ます。が、彼女は管理人に不法侵入者として捕まったところを、元バレリーナで清掃員のオデット(声:カーリー・レイ・ジェプセン/黒木瞳)に助けられます。
それがきっかけとなりフェリシーは、オデットが働くお金持ちの家で一緒に掃除見習いとして働くことになるのでした。

そんな時フェリシーは、家に来たカミーユ宛のバレー学校の推薦状(かな?)を使って、バレエ学校に入るのでしたが…。

映画レビュー
普通かな本当は「フェリシーと魔法のトウシューズ」と思って借りてました。もちろん、魔法的なものは何もなくってバレエの世界のサクセス・ストーリーでした。
とはいうものの、発明家のヴィクター(と言えば、すぐに思い浮かべてしまうのはフランケンシュタインの怪物ですが…)の空飛ぶニワトリが現実世界を逸脱していましたけど、ドタバタにはこういうアイテムがあるとやっぱり面白いですね。

ちょっと素質があるにしてもフェリシーのバレエ上達は速すぎるように思えますけど、まぁ、いろいろと修行あり、挫折あり、涙ありと…ちょっといっちゃってる人もいましたけど、基本いい人ばかりでのハッピーエンドで安心して観れるでしょう。

チェックポイント
【ここがいい!】
・フェリシーがバーで踊ったり、カミーユとのバトルで踊ったりするところは、本当に楽しそうでいい。ただ、あのジャンプ、綺麗なんですけど、いくらなんでも着地でボキッってなりそう。(@o@)
・ラストのダンス。
・施設のおじさんがバイクで送ってくれるところ。
・カミーユもいいライバルになりそうなところ。ちょっといじめっ子でしたけど、彼女は彼女で結構ハードな特訓しているようですし。

【ここは問題かな?】
・あのおばさん、やりすぎ!逮捕してください。
・バレエの上達速すぎ。(^^;

【一言いいたいコーナー】
・オデットの怪我の原因。火事というのもありましたけど、どう考えてもあのおばさんが関係しているような気がします。オデットとライバル関係だったようですし、今回のフェリシーにした事を考えると…殺人未遂で逮捕されて欲しい。
Number912・原題はバレリーナです。邦題でトウシューズとなってますけど、オルゴールの方がよかったのでは?(^^;

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posted by 白くじら at 20:12| Comment(0) | CGアニメーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月09日

忍びの国

我が名は無門、嫁さん以外に怖いものなし!
「忍びの国」通常版 [Blu-ray]
2017年(MUMON THE LAND OF STEALTH)製作国:日本
監督:中村義洋原作:和田竜「忍びの国」
製作:原藤一輝、辻本珠子、下田淳行、藤井和史製作総指揮:藤島ジュリーK
脚本:和田竜撮影:相馬大輔
音楽:見優
主題歌:嵐「つなぐ」
amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
戦国時代、諸国を次々と滅ぼしていた織田信長でしたが、虎狼の族と言われていた忍者がいる伊賀だけには手出しをするなとの命を出していました。
そんな伊賀者の中に無門(大野智)と呼ばれる凄腕の忍者がいました。が、彼はさらってきた女房お国(石原さとみ)の為に、金にならない仕事には見向きもしないような男でした。

一方、伊勢を統括していた織田信長の次男信雄(知念侑李)は、父に自分の力を示すために勇猛な日置大膳(伊勢谷友介)を臣下におき、伊賀討伐を考えていました。おりしも伊賀忍者の一人下山平兵衛(鈴木亮平)が裏切り、伊賀侵攻の手引きをしてしまいます。

圧倒的戦力で三方から侵攻する織田軍を迎え撃つ伊賀者でしたが、ほとんどの伊賀者が金にはならない戦から逃げ出してしまったために、劣勢になってしまいます。
そんな時、残った伊賀者を見捨てる無門にお国が出した案は…そして反攻に出た伊賀者と織田軍との戦いは!

映画レビュー
普通かな忍者ものということで期待をしていたのですが、戦いの場においてもふざけた戦いがあり、ちょっと苦笑いしてしまう個所が多々あったのが残念ですね(それは忍者の戦いじゃないだろーって)。また、ギャグ部分も中途半端で、もう少し無門とお国との触れ合いの部分が欲しかったです。もっとお尻に引かれての無敵さのギャップが。
でも大野君のアクションシーンはよかったですね。

チェックポイント
【ここがいい!】
・無門が戦う殺陣はなかなかのもので、手に汗握ります。特に、平兵衛と伊賀特有の『川』という戦いの場は良かったです。ただ、長い為か同じような組手が多用されていたのが残念なところでした。
・格闘モノにはしばしば使われる、今までは重いものを身に着けていたので…というのがここでも使われるとは!定番ですけど、こういうのは好きだったりして。

【ここは問題かな?】
・日置大膳の弓矢が凄すぎなのはいいんですけど、ひ弱そうな信雄があの弓を引けるのはどうなのかな。
・土遁、木遁が…ああ、なんだか情けない。(T T)

【一言いいたいコーナー】
・あの伊賀の統領たちは無門がやっつけてほしかったかな。それに死の掟である『抜人』討伐は?
Number911・幼少の時から毒の鍛錬とは言ってても、いくらなんでも、受け過ぎじゃない?(^^;

コメントとトラックバックをさせていただきました。
いやいやえん(makiさん)の「忍びの国

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ラベル:忍者
posted by 白くじら at 23:36| Comment(2) | アクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月05日

新感染 ファイナル・エクスプレス

必ず、俺が守るから!
新感染 ファイナル・エクスプレス [Blu-ray]
2016年(TRAIN TO BUSAN)製作国:韓国
監督:ヨン・サンホ原作:
製作:イ・ドンハ製作総指揮:キム・ウテク
脚本:パク・ジュソク撮影:イ・ヒョンドク
音楽:amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
ファンド・マネージャーであるソグ(コン・ユ)は、娘スアン(キム・スアン)の事を気にかけつつも、どうしても仕事優先になってしまっている、いわゆる仕事人間でした。娘の誕生日のプレゼントにも失敗した(5月に買ったことも忘れて同じ物渡した)ソグは、ソアンに欲しいものを尋ねます。
スアンの願いは「釜山に行きお母さんに会いたい」というものでした。

2人は翌朝のソウル発釜山行のKTX101列車に乗り込みます。
しかし、発車直前に乗り込んできた女性がいました。彼女は何らかの感染者であり、車内で倒れてしまったところを解放しに来た乗務員に襲いかかってきます。1度は死んだ乗務員もまた同じように発病し周囲の人間に襲いかかってくるのでした。
次々と襲われ感染していく人々から逃げるために別の車両へと逃げ出すソグたち。その中には、妊娠中の妻ソンギョン(チョン・ユミ)とその夫サンファ(マ・ドンソク)や高速バスの常務ヨンソク(キム・ウィソン)、高校生野球チームなどもいました。

列車のドアでなんとか隔離を行った一行は、途中のデジョン駅で下車することになるのでしたが…。

映画レビュー
オススメ列車という閉鎖空間でのゾンビモノですが、場面、場面のテンポが速くて、ずーと緊張感が続くのがいいですね。
登場する人物たちがかなり自己中心的で、特にヨンソクの身勝手さには恐れ入りりますが、人間、極限状態になるとあそこまで卑劣になるのでしょうか。恐ろしいですね。ただ、この人の為に何人が犠牲になったことでしょうか、もっと、もっと罰を与えてほしかったと思います。

こういうタイプの作品では、どんどんと死んでいくものですが、韓国映画らしいベタの感動的演出から、ええっ、ここで死ぬの?というようなものまで、とにかく死ぬ人が多いので、いろいろなバリエーションがあって楽しめました。

チェックポイント
【ここがいい!】
・とんでもない人格の人も多いのですが、それらはしっかりと罰を受けますし、他の頑張っている人たちが、この僅かな時間の間にちゃんと人間的に成長しているところがいいですね。ただ、ほとんどの場合、残念な結末になる事が多いのが悲しい。
・スアンが父の為に歌う歌が効果的に使われていますね。
・スアンにいろいろと学ぶことが多いです。
・窓をぶち破って雪崩出たり、重なり合って山のようになってしまう感染者たちは恐ろしすぎます。
・妊娠妻をもつ夫サンファが格好良すぎます。
・ファンドということで、その対象の会社を救ったことが…というくだり、もう何と言ったらいいのか。もう二度とできそうにないですね。

【ここは問題かな?】
・最初だけ感染速度が遅かったようですけど、その後は速かったですねー。
・暗くなると見えなくなる感染者たちですが、生者たちが行動できるくらいの明るさでも駄目なのがちょっと気になるところです。
・あれだけ血がかかっていると、傷がどうのという以前の問題のような。(^^;

【一言いいたいコーナー】
・釜山が最終目的地であるということは…もはやどうにもならないところまで感染が広がっているのかな。
・原題がシンプルながらに行先を示しているのに対して、邦題のなんというセンスの無さでしょうか。こういうのはいったい誰がつけているんでしょうね。
Number910ほとんどB級のノリのタイトルには脱力感いっぱいです。ここだけ残念。

関連リンク
2016年「新感染 ファイナル・エクスプレス
2016年「ソウル・ステーション パンデミック

コメントをさせていただきました。
いやいやえん(makiさん)の「新感染 ファイナル・エクスプレス
或る日の出来事(ボー・BJ・ジングルズさん)の「「新感染 ファイナル・エクスプレス」
セピア色の映画手帳(鉦鼓亭さん)の「「新感染 ファイナル・エクスプレス」

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posted by 白くじら at 22:02| Comment(6) | ゾンビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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