映画レビュー一覧(あいう順)映画レビュー一覧(年代順)待機・予定作品B級映画を創ろう!準備中

2018年05月22日

翠星のガルガンティア (TV版)

この海と空の全てが、貴方に可能性を齎すだろう。
翠星のガルガンティア コンプリート DVD-BOX (全13話+OVA, 375分) すいせいのガルガンティア Production I.G アニメ
2013年(GARGANTIA ON THE VERDUROUS PLANET)製作国:日本
監督:村田和也原作:オケアノス
製作:「翠星のガルガンティア」製作委員会製作総指揮:
脚本:虚淵玄、谷村大四郎、砂阿久雁、七篠トリコ、海法紀光撮影:
音楽:岩代太郎amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
遥かな未来で人間、「人類銀河同盟」は、宇宙生命体であるヒディアーズとの戦いを繰り広げていました。
そんな中、人型戦闘機マシンキャリバー≪チェインバー≫(声:杉田智和)に搭乗していた少年兵レド少尉(声:石川界人)は母艦のワープに巻き込まれて別の場所に転送されてしまうのでした。

やがてレドが目覚めたのは、巨大船団≪ガルガンティア≫のサルベージ屋ベローズ(声:伊藤静)の倉庫でした。
謎の人々と遭遇してしまったレドは、配達人の少女エイミー(声:金元寿子)を人質にとり、≪ガルガンティア≫の人々と敵対することに。しかし、女海賊ラケージ(声:恒松あゆみ)の戦いを経て少しずつ和解し、打ち解けていきます。
レドは≪ガルガンティア≫の中で、エイミーやその弟ベベル(声:寺崎裕香)たちと知り合い、そして惹かれていきます。戦いしか知らなかった彼にとってここでの暮らしは初めての事ばかりで、彼自身の行動も徐々に変化していきます。そして彼を支援する≪チェインバー≫もまた彼らの文明を取り入れていくことにより…。

この星では大半が海に覆われており、人々は多くの船を連結することによって巨大な船団の中で生活をしていました。
そんな彼らが神聖視する大型海棲生物クジライカが、自分達が戦っていたヒディアーズであることを知ったレドはこれを殲滅しようと行動を起こすのでしたが、海底遺跡の中で驚愕の事実を知っていくのでした。

愕然とするレドの前に、同じようにこの星に到着していたクーゲル中佐(声:小野友樹)の船団が現れるのでしたが…。

映画レビュー
オススメ「全話一気に通して観よう!」のアニメ鑑賞です。

今回観たのは『翠星のガルガンティア』というアニメです。
戦いに特化した少年兵レドと彼を支援する人型戦闘機≪チェインバー≫が、見知らぬ世界で暮すことになるストーリーなのですが、最初二人は言葉も判らず、≪チェインバー≫の通訳によって、徐々に意思の疎通が可能になります。しかし…その疎通がどこかずれているんですよね。レドがずれているのはまだ解りますが、AIで彼をサポートするはずの≪チェインバー≫自体もどこかずれているのがとても面白いです。

そういうギャグ、レドとエイミーの恋愛事情や、悩みながら戦闘以外の仕事をして自分の生き方を模索していくレド、そしてこの星と未来の関係などが交わりながら話は進みます。
ラストの戦いでの成長していたのがレドだけでなく、≪チェインバー≫もまたそうであったことが素晴らしい。

2013年4月7日〜2013年6月30日。全13話+OVA2話。

第01話 漂流者
第02話 始まりの惑星
第03話 無頼の女帝
第04話 追憶の笛
第05話 凪の日
第06話 謝肉祭
第07話 兵士のさだめ
第08話 離別
第09話 深海の秘密
第10話 野望の島
第11話 恐怖の覇王
第12話 決断のとき
第13話 翠の星の伝説

未放送、OVA

第14話 廃墟船団
第15話 まれびとの祭壇

チェックポイント
【ここがいい!】
・レドと≪チェインバー≫のコンビのそのつもりでなくてもボケになってしまうところがいい。ほぼ無敵と言っていいほどの攻撃力、防御力を誇りながらのコレは凄いと思います。(^^;
・黒いボティのために焼肉鉄板になるところも、なんともはや。(@o@)
・地球の行く末。
・エイミーのがんぱり。
・くたばれブリキ野郎!! ホントに感動しました!

【ここは問題かな?】
・特になし。

【一言いいたいコーナー】
・こういう未知のものに対する上の人の反応は、ホントに嫌になりますね。頭が固すぎ。
Number929・未放送の時の第15話が本編に入っていなかったのはホントに残念。最終決戦前のこの話は観ておきたいです。

▼ よろしければ、励みになりますのでクリックをお願いいたします ▼
にほんブログ村 映画ブログへ にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ
posted by 白くじら at 21:53| Comment(2) | TV版アニメ・一気に観よう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月08日

宇宙よりも遠い場所 (TV版)

ざまぁみろ!ざまぁみろ!ざまぁみろ!ざまぁみろ!
宇宙よりも遠い場所 4
2018年(A STORY THAT LEADS TO THE ANTARCTICA)製作国:日本
監督:いしづかあつこ原作:よりもい
製作:マッドハウス、「宇宙よりも遠い場所」製作委員会製作総指揮:
脚本:花田十輝撮影:
音楽:藤澤慶昌amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
高校二年の玉木マリ、通称キマリ(声:水瀬いのり)は、高校に入ったらしたい事を書いた手帳から旅に出ようとします。しかし失敗を恐れる彼女はなかなかその一歩が踏み出せません。そんな時、南極観測隊員で行方不明になった母親を持ち、自分も南極へ行こうとしている小淵沢報瀬(声:花澤香菜)と出会います。
誰もが南極になんか行けるわけがないという中、母の遺品を見つけたいという報瀬に共感したキマリは、幼馴染の高橋めぐみ(声:金元寿子)の忠告も聞かず、一緒に南極を目指そうとするのでした。

そんな2人を見ていた学校をやめてコンビニ店員をしていた三宅日向(声:井口裕香)も、大学に行く前に何かしたいと思い仲間になります。
しかしなかなか一般人の参加が難しい中、高校生タレントの白石結月(声:早見沙織)がレポーターとして民間南極観測隊「第2回南極チャレンジ」を知り彼女に接近しようとするのでしたが…実は行きたくないという結月の境遇を知った3人は…。

映画レビュー
オススメ「全話一気に通して観よう!」のアニメ鑑賞です。実際には一気と言うか観ていたという事になりますけど。(^^;

今回観たのは『宇宙(そら)よりも遠い場所』というアニメ。
タイトル由来は2007年に南極昭和基地に招待された元宇宙飛行士の毛利衛さんが「宇宙には数分でたどり着けるが、昭和基地には何日もかかる。宇宙よりも遠いですね」という言からだそうです。

女子高生4人が南極に行くというストーリーですが、もちろん、4人だけではなく観測隊と共に…という流れ。

吠える40度、狂う50度、叫ぶ60度とも言われる荒れる大海原を超えた先にある南極大陸!
個性もパラパラな4人が旅をしながら、互いを知り、友情を育みます。そこには建前の世界ではなく、叱咤も激励もそれが信頼に繋がります。
絶妙にギャグも入っていますが、後半の怒涛のような感動に涙が止まらないシーンが多かったです。もう肩を震わせながら泣いてしまいました。

2018年1月2日〜2018年3月27日。全13話。

STAGE01 青春しゃくまんえん
STAGE02 歌舞伎町フリーマントル
STAGE03 フォローバックが止まらない
STAGE04 四匹のイモムシ
STAGE05 Dear my friend
STAGE06 ようこそドリアンショーへ
STAGE07 宇宙を見る船
STAGE08 吠えて、狂って、絶叫して
STAGE09 南極恋物語(ブリザード編)
STAGE10 パーシャル友情
STAGE11 ドラム缶でぶっ飛ばせ!
STAGE12 宇宙よりも遠い場所
STAGE13 きっとまた旅に出る

チェックポイント
【ここがいい!】
・4人、そして幼馴染の相手に対する本当の思いがほとばしるとき。
・日向が学校を辞めた原因に向かって、啖呵を切る報瀬がいい。これは他の馬鹿にした連中に対して何かが行われた時もそうですけど、そういう相手の姿はもう見えないんですよね。そういう嫌な部分を見せないのもいい演出だと思います。
・結月が友達というものを知る時。これは「君に届け」で爽子に「友達って気が付いたらなっているの!」のシーンに似てます。
・母親へのメールが受信されていくところ。どこかでまだ…という想いが絶対的に断ち切られてしまい、報瀬が何度も叫んでしまうシーン。
・普段の報瀬がポンコツ過ぎる。(^^;
・幼馴染のオチ。(^o^; そう来たか!
・オープニングとエンディングも好きです。

【ここは問題かな?】
・荒れている時にデッキに出るのは辞めましょう。とはいえそういう知識はないのでしょうけど、危ないのは…そういう状態じゃなかったかな。
・一般のメールサーバーだとそんなには貯まらないかも。特別仕様なのかな。

【一言いいたいコーナー】
・実際に女子高生がいけるのかと言うと、大学生が行ってもそれは論文などのために…というものがあるので単純に興味本位ではなかなか難しいらしいですね。
・北極と南極のオーロラは、同時に起こることを知っておいた方がいいです。
・オープニングで使われている縄跳びなどが本編ではあっさり負けているじゃん!(^^;
Number928・同じくオープニングで皆でメガネを上下させているのはなんでしょう。楽しそう。
・…軽く死ねますね。

▼ よろしければ、励みになりますのでクリックをお願いいたします ▼
にほんブログ村 映画ブログへ にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ
posted by 白くじら at 21:22| Comment(2) | TV版アニメ・一気に観よう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
リンクシェア アフィリエイト紹介プログラム