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遥かな未来で人間、「人類銀河同盟」は、宇宙生命体であるヒディアーズとの戦いを繰り広げていました。
そんな中、人型戦闘機マシンキャリバー≪チェインバー≫(声:杉田智和)に搭乗していた少年兵レド少尉(声:石川界人)は母艦のワープに巻き込まれて別の場所に転送されてしまうのでした。
やがてレドが目覚めたのは、巨大船団≪ガルガンティア≫のサルベージ屋ベローズ(声:伊藤静)の倉庫でした。
謎の人々と遭遇してしまったレドは、配達人の少女エイミー(声:金元寿子)を人質にとり、≪ガルガンティア≫の人々と敵対することに。しかし、女海賊ラケージ(声:恒松あゆみ)の戦いを経て少しずつ和解し、打ち解けていきます。
レドは≪ガルガンティア≫の中で、エイミーやその弟ベベル(声:寺崎裕香)たちと知り合い、そして惹かれていきます。戦いしか知らなかった彼にとってここでの暮らしは初めての事ばかりで、彼自身の行動も徐々に変化していきます。そして彼を支援する≪チェインバー≫もまた彼らの文明を取り入れていくことにより…。
この星では大半が海に覆われており、人々は多くの船を連結することによって巨大な船団の中で生活をしていました。
そんな彼らが神聖視する大型海棲生物クジライカが、自分達が戦っていたヒディアーズであることを知ったレドはこれを殲滅しようと行動を起こすのでしたが、海底遺跡の中で驚愕の事実を知っていくのでした。
愕然とするレドの前に、同じようにこの星に到着していたクーゲル中佐(声:小野友樹)の船団が現れるのでしたが…。
「全話一気に通して観よう!」のアニメ鑑賞です。
今回観たのは『翠星のガルガンティア』というアニメです。
戦いに特化した少年兵レドと彼を支援する人型戦闘機≪チェインバー≫が、見知らぬ世界で暮すことになるストーリーなのですが、最初二人は言葉も判らず、≪チェインバー≫の通訳によって、徐々に意思の疎通が可能になります。しかし…その疎通がどこかずれているんですよね。レドがずれているのはまだ解りますが、AIで彼をサポートするはずの≪チェインバー≫自体もどこかずれているのがとても面白いです。
そういうギャグ、レドとエイミーの恋愛事情や、悩みながら戦闘以外の仕事をして自分の生き方を模索していくレド、そしてこの星と未来の関係などが交わりながら話は進みます。
ラストの戦いでの成長していたのがレドだけでなく、≪チェインバー≫もまたそうであったことが素晴らしい。
2013年4月7日〜2013年6月30日。全13話+OVA2話。
第01話 漂流者
第02話 始まりの惑星
第03話 無頼の女帝
第04話 追憶の笛
第05話 凪の日
第06話 謝肉祭
第07話 兵士のさだめ
第08話 離別
第09話 深海の秘密
第10話 野望の島
第11話 恐怖の覇王
第12話 決断のとき
第13話 翠の星の伝説
未放送、OVA
第14話 廃墟船団
第15話 まれびとの祭壇
【ここがいい!】
・レドと≪チェインバー≫のコンビのそのつもりでなくてもボケになってしまうところがいい。ほぼ無敵と言っていいほどの攻撃力、防御力を誇りながらのコレは凄いと思います。(^^;
・黒いボティのために焼肉鉄板になるところも、なんともはや。(@o@)
・地球の行く末。
・エイミーのがんぱり。
・くたばれブリキ野郎!! ホントに感動しました!
【ここは問題かな?】
・特になし。
【一言いいたいコーナー】
・こういう未知のものに対する上の人の反応は、ホントに嫌になりますね。頭が固すぎ。
・未放送の時の第15話が本編に入っていなかったのはホントに残念。最終決戦前のこの話は観ておきたいです。
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