|
子供のころに母親の自殺と言う光景を見てしまったクレア・シャノン(ジョーイ・キング)は、17歳になってもその悪夢にうなされていました。
起きて学校に行っても、意地悪女のダーシー(ジョセフィン・ラングフォード)たちとのイザコザや、ゴミ漁りをしている父親ジョナサン(ライアン・フィリップ)が恥ずかしかったりと幸せとは言い難い人生をおくっていました。
そんな時、ジョナサンがクリスマスプレゼントだと言って中国のモノらしい箱をプレゼントします。実はある建物のゴミだったのですが…。
箱に刻まれた文字は「7つの願い」というところ以外は読めず、それでもクレアは何か惹かれるものがあり捨てようとはしませんでした。
そして…クレアはダーシーが腐ってしまえばいい。という願いを冗談交じりに言いますが、その願いは叶い、ダーシーは顔や足が腐り(壊死性筋膜炎)入院してしまうのでした。しかし同じ日に箱人知れず箱が開き、中のオルゴールが静かに奏でられました。
悲劇はその後に起こり、クレアの愛犬マックスがネズミに食われて死んでしまったのです。
その後もクレアの願いは叶えられますが、その傍らでは死という代償が支払われていたのです。
恐ろしくなったクレアは同級生のライアン(キー・ホン・リー)に箱の文字の解読を頼むのでしたが…。
人間の欲望と言うものは制止することができないのでしょうか。
以前「ペット・セメタリー」でも強烈に感じたものですが「もう辞めてくれ」と叫びたくなるほど観ていて駄目だ駄目だと思ってしまうタイプです。(^^; まぁ、「ペット・セメタリー」程ではありませでしたが、それでも「もう願うのは辞めろー」って。
7つの願いと代償が表裏一体で、さらにもう1つルールがあるのがオチにかかっています。
究極の願いだとは思いますが、それもまた願いであったことがみそでしたね。ラストではまだまだ次に続くような感じで終わってますが…箱がある限りいくらでも続けられそうですね。
ただ、最近の作品としてはちょっとパワー不足かな。
こういうのはもっとグロくてもいいのではと思います。たとえば、完全に腐って苦しんで死んでくださいよ。(^^;
↑と思えるほどダーシーには腹が立ちます。
【ここがいい!】
・何故だかわかりませんが、代償となり死んでいくときに「ファイナル・デスティネーション」の簡易版のように、「風が吹けば桶屋が儲かる」的死に方をするのが面白いですね。
・結局、人間の本性をいろいろと見たような。主人公には共感できないけど、こういう人間もまたアリでしょうね。
【ここは問題かな?】
・一番の身近な人物としては父親だと思うのですが、どうして1番に死なないのでしょう。しかも通訳だけの子も…かなり不思議。何か法則があったのかな?
【一言いいたいコーナー】
・友達と取り合いをしながら喋っているのは願いにならないのかな?
・どこかで見たなーって思っていたら、主人公の女の子は「ホワイトハウス・ダウン」で旗振っていた子でした。協力してくれた中国の男の子は「メイズ・ランナー」の子。彼がいたのでなんとか頑張ったって感じですね。
・お決まりの「あと10個(無限でもいいけど)の望みをかなえて」とかは?(^^;
いやいやえん(makiさん)の「7WISH セブン・ウィッシュ」
▼ よろしければ、励みになりますのでクリックをお願いいたします ▼