映画レビュー一覧(あいう順)映画レビュー一覧(年代順)待機・予定作品B級映画を創ろう!準備中

2018年09月25日

レディ・プレイヤー1

ハリデーの名にかけて!
レディ・プレイヤー1 ブルーレイ&DVDセット (2枚組) [Blu-ray]
2018年(Ready Player One)製作国:アメリカ
監督:スティーヴン・スピルバーグ原作:アーネスト・クライン「ゲームウォーズ」
製作:スティーヴン・スピルバーグ、ドナルド・デ・ライン、ダン・ファラー、クリスティ・マコスコ・クリーガー製作総指揮:アダム・ソムナー、ダニエル・ルピ、クリス・デファリア、ブルース・バーマン
脚本:アーネスト・クライン、ザック・ペン撮影:ヤヌス・カミンスキー
音楽:アラン・シルヴェストリamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
2045年、オハイオ州コロンバスの集合住宅に住むウェイド・ワッツ(タイ・シェリダン)は、今の自分を取り巻く環境から現実逃避するために、バーチャルリアリティ世界≪オアシス≫へ入っていました。
この世界では、彼だけではなく多くの人たちが≪オアシス≫に入り、現実世界ではできない事を体験していました。
2025年≪オアシス≫を生み出したのはジェームズ・ハリデー(マーク・ライランス)と相棒のオグデン・モロー(サイモン・ペグ)。その1人、ハリデーは既に亡くなっており、彼の死後発表された遺言映像には、5000億ドルと≪オアシス≫の所有権を自ら≪オアシス≫内に隠した『イースター・エッグ』を発見した者に譲ると語られていました。
『イースター・エッグ』を発見するためには、3つの鍵が必要となります。しかし遺言発表後5年、未だに第1の鍵すらも発見出来ていませんでした。

第1の鍵を手に入れるための障害レースゲームが非常に過酷であり、ウェイドことパーシヴァルと友人エイチ(リナ・ウェイス)も今回のレースに参加していましたが、ラストのキングコングに阻まれ断念。その時にアルテミス(オリヴィア・クック)という女性アバタープレイヤーと知り合います。

彼らは他の友人である侍ダイトウ(森崎ウィン)と忍者ショウ(フィリップ・チャオ)と共に謎に挑むのでしたが、第一の鍵をウェイドが獲得したことで、会社ぐるみで攻略に挑んでいた業界No.2の大企業IOIに目を付けられるのでした。
ゲームを楽しむというよりも≪オアシス≫を支配することによって、業界No.1にのし上がろうとしているだけの社長ソレント(ベン・メンデルソーン)は、ゲーム内だけではなく、リアルのウェイドにまで手を出し始めます。
ウェイドたちは、リアルでも出会い、ソレントの陰謀に立ち向かうのでしたが…。

映画レビュー
ちょっとオススメかつてないほどの規模のバーチャル世界での出来事を扱った、まさに今どきの作品です。
このゲーム内でのアバターは、ゲームオリジナルのキャラばかりではなく、今までの映画などに出てきたキャラも使用できるという画期的な作りになっており、作中の会話や謎解きの中にも映画タイトルやキャラ特有のセリフがちりばめられている為、映画ファンにはたまらない作りになっていると思います。
その分、知らないタイトルが出たりすると「?」となる事もあるでしょう。こういうところが、残念ながら万人受けにはならないでしょう。
個人的には幸いにも知らない映画はありませんでしたが…隠されているキャラは一瞬モノが多いので、全部見つけるのは至難の業かも。

ストーリー的にも、いろいろとどんでん返しも多くって、とても楽しめた作品でした。

チェックポイント
【ここがいい!】
・今どきのバーチャルリアリティ。X1というシステムはフルダイブ型で接触衝撃もリアルに感じることができる優れものですが、あまり経験されていないのが怖いです。これでは、人知れず孤独死する人も多いかも。(^^;
・いろいろな映画のキャラが観れること。特に大好きだった「アイアン・ジャイアント」がまた観れた事(頭にちゃんとヘコミがある!)。他にも「ダーククリスタル」のキーラや「シャイニング」ネタもよかったですね。
・ログアウトするときが格好いい。序盤しか出ませんでしたけど。
・いろいろなギアが存在しているのもいいですね。

【ここは問題かな?】
・映画をあまり観ない人には、ちょっときついかな。
・3つ目の謎を先にソレントが着手していたこと。まぁ、人感戦術だったし仕方がないのかな。
・おそらく全世界規模なのに、みんな近くに住みすぎ。(^^;

【一言いいたいコーナー】
・5年間もレースしては負けていたのか!
Number943・こういうリアル型のゲームってしてみたいですねー。

コメントをさせていただきました。
或る日の出来事(ボー・BJ・ジングルズさん)の「「レディ・プレイヤー1」
いやいやえん (makiさん)の「レディ・プレイヤー1

▼ よろしければ、励みになりますのでクリックをお願いいたします ▼
にほんブログ村 映画ブログへ にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ
posted by 白くじら at 22:51| Comment(4) | SF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月21日

ランペイジ 巨獣大乱闘

今、目を閉じたよね…閉じたよね!
ランペイジ 巨獣大乱闘 ブルーレイ&DVDセット (2枚組) [Blu-ray]
2018年(RAMPAGE)製作国:アメリカ
監督:ブラッド・ペイトン原案:ライアン・イングル
製作:ボー・フリン、ジョン・リカード、ブラッド・ペイトン、ハイラム・ガルシア製作総指揮:マーカス・ビシディ、ドウェイン・ジョンソン、ダニー・ガルシア、ジェフ・フィアソン、トビー・エメリッヒ、リチャード・ブレナー、マイケル・ディスコ
脚本:ライアン・イングル、カールトン・キューズ、ライアン・J・コンダル、アダム・スティキエル撮影:ジャロン・プレサント
音楽:アンドリュー・ロッキングトンamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
生物実験を行っていたエナジー社の宇宙ステーション≪アテナ1≫が実験動物ラットによって崩壊。なんとか遺伝子サンプルを持ち出した生き残りのクルーは脱出ポットで脱出を図るものの、そのポットも爆発。地球に破片が降り注ぐのでした。
遺伝子サンプルは大気圏突破することのできるカプセルに守られていたものの、地上に落ちた時に、内部のサンプルが放射されてしまいます。

遺伝子サンプルはサンディエゴの動物保護地区に落ち、アルビノのゴリラのジョージがその影響を受けてしまいます。
ジョージの世話をしていたデイビス・オコイエ(ドウェイン・ジョンソン)は、温和なジョージが灰色熊を殺してしまった事実と若干大きくなっていることに愕然。
ジョージは施設内に隔離されますが、その凶暴さは増すばかり。そんな時、エナジー社の元遺伝子研究者だったケイト・コールドウェル博士(ナオミ・ハリス)が現れます。
しかし彼女が説明をしている途中にジョージが暴れ出し、ついに施設の外へと出てしまいます。

一方、エナジー社のワイデン姉(マリン・アッカーマン)弟(ジェイク・レイシー)は、落下したサンプルを回収するためワイオミングの森に軍事会社のメンバーを派遣するのでしたが、巨大化したオオカミ(ラルフと名付けられる)に襲われて全滅してしまうのでした。

手話でジョージと意思の疎通を図ろうとしたデイビスでしたが、ジョージは政府機関ラッセル(ジェフリー・ディーン・モーガン)の手により捕獲。デイビスとケイトも拘束され機上の人となるのでした。
しかし、ワイデン姉弟の巨獣を捕獲する為の低周波の為に、ジョージが暴れ出し飛行機は墜落。その衝撃にも耐えたジョージはラルフと合流すると低周波が発せられているシカゴ目指して爆走し始めるのでした。

間一髪難を逃れていたデイビス、ケイト、ラッセルは彼らを元に戻すべくエナジー社を目指すのでしたが…。
軍の攻撃は全く効かず、破壊される街々…しかも3体目の巨獣ワニ(リジー)までもが現れ、シカゴは絶体絶命に…。

映画レビュー
ちょっとオススメ大元は1986年の同名のゲームとのことですが…知りません。(^^;
なお、ゲームにはストーリー性がほとんどなかったらしく、街で暴れるということと、巨獣たちの名前だけが残されているにすぎないという事です。

実のところ、破壊しまくりのストーリーだと思っていたのですが、手話(なくてもある程度意思の疎通がありそう)で話ができるゴリラのジョージの存在が大きかったですね。序盤のジョージの表情や性格(ジョークも!)がとてもよかったために、とにかく、ジョージ、死なないで、死なないで、と願う事に。

街の破壊シーンもなかなか良かったですね。
最近は巨大な生物モノが多くなってきましたね。ストーリーが単純なのですが、私はやっぱりこういうの好きなんだなーって思います。

チェックポイント
【ここがいい!】
・人間の兵器が全くと言っていいほど役に立たないところ。巨獣たちの攻撃方法も多彩で面白かったですね。
・シカゴ破壊。
・ジョージの最期(えっ)のオチが好き。(^^;

【ここは問題かな?】
・ワイデン姉弟が自分たちのビルのアンテナを使って呼び寄せたのは何故?あんな制御できない巨獣をどうするつもりだったのでしょう。バカですか?(^^;
・大気圏突入の性能ありのカプセルでしたが、落下して壊れたり、穴開いていたり…。
・次第にどんどん巨大化する設定ですが、演出的にはその過程があまりなくって残念でした。

【一言いいたいコーナー】
・あのネズミはどうなったの?(@o@)
・ラストはともかく、共闘して戦っていたので、あまり大乱闘って感じではありませんでしたね。
Number942・リジーは一瞬、アンギラスかと思ってしまいました。

コメントをさせていただきました。
いやいやえん(makiさん)の「ランペイジ 巨獣大乱闘

▼ よろしければ、励みになりますのでクリックをお願いいたします ▼
にほんブログ村 映画ブログへ にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ
posted by 白くじら at 22:13| Comment(2) | モンスターパニック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月11日

ブラッド・インフェルノ

あれ?このミートパイ、皮入ってない?
ブラッド・インフェルノ [DVD]
2017年(LOS OLVIDADOS)製作国:アルゼンチン、ニュージーランド
監督:ルチアーノ・オネッティ、ニコラス・オネッティ原作:
製作:パブロ・グイサ・キャスティンガー製作総指揮:
脚本:ルチアーノ・オネッティ、ニコラス・オネッティ撮影:ファクンド・ヌブレ
音楽:ルチアーノ・オネッティamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
アルゼンチンの観光地エペクエンは、湖の塩分が病気の治療に有効という事から人気でしたが、1985年洪水により水没。
町々は25年間後に姿を現したものの当然崩壊、その町に行く交通手段もヒッチハイクか徒歩のみという有様でした。

そんな時、ヴァスコ(ダミアン・ドレイジク)たち6人の若者がベルリン映画祭に出品するためのドキュメント映画を撮るためにバンで町に入って来ました。
彼らの内の1人カーラ(ビクトリア・モレッツ )は、子供の頃に洪水を経験して女性で、彼女の説明や感想を交えながらの撮影となりましたが、途中でバンのガソリンホースが切れている事に気付きます。丁度通りかかった男がガソリンスタンドでホースを手配しようという事になり、ヴァスコが同乗していくことになりました。
残った5人は撮影を続け、カーラ、ディエゴ(アグスティン・パデッラ)、エリカ(ポーラ・ブラスカ)の3人は墓場のシーンの撮影に。残ったナチョ(ビクトリオ・ダレッサンドロ)とヴィッキー(ポーラ・サルトア)はバンを調べることになりましたが、そこは若い彼らの事…。
そんな彼らの前に、頭に奇妙な被り物を付けた男が現れるのでした。

一方、ガソリンスタンドに向かったヴァスコ達の前にも…。

映画レビュー
とほっ…トラウマ級の恐怖映像、予告編が動画サイトで30,000,000回突破!とか、いろいろと煽りが凄かったのですが…。(^^;

25年も水が引かなかったというエペクエンの地は、廃墟と化していて町よりも木々の枯れ具合がかなり恐怖感を煽っていました。
が、プロローグはともかく、最初の殺害がまぁ、なんとも遅い。もう中盤だったのではないでしょうか。しかも、イマイチ、グロ感が無くっていつの間にか捕まったりしたり、期待(何を?)を裏切り続けてくれます。

これといって、おおっていうシーンもなく、人肉加工も「アメリカン・バーガー」の方が怖かったですね。
ようするにあまり、いっちゃってないのです。(>_<)

チェックポイント
【ここがいい!】
・背景のおどろおどろしさ。
・パッケージに出ている被り物は結構好き。でもあまり意味なし。

【ここは問題かな?】
・ミンチにする時には、ブーツや爪などは切った方がいいのでは?
・妙なところでの間が多すぎだと思います。

【一言いいたいコーナー】
・予告には騙されてはいけないという事でしょうか。
Number941・ただこれは、邦画でも多くって、下手したら予告だけで、本編観なくてもいいんじゃないの?っていうものも。(^^;

コメントをさせていただきました。
いやいやえん(makiさん)の「ブラッド・インフェルノ

▼ よろしければ、励みになりますのでクリックをお願いいたします ▼
にほんブログ村 映画ブログへ にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ
posted by 白くじら at 21:36| Comment(4) | スプラッター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
リンクシェア アフィリエイト紹介プログラム

×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。