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ワシントンに住むジャック(ユリア・シェルトン)は、今日もゲームで≪黒騎士≫を操り活躍していました。
しかし現実の世界では、正反対にいじめられては逃げる日々でした。
そんなある日の事、同じように逃げてバイト先の店に飛び込んだジャックに、店主のチャンはいつもよく働いてくれているお礼だと、北京のいとこから送ってもらったという家に伝わる壺を贈られます。
その夜、ジャックは壺から現れた黒づくめの剣を持つ男ジャオ(マーク・チャオ)に≪黒騎士≫は何処かと詰め寄られます。
慌てるジャックは≪黒騎士≫はゲームの中のキャラクターであり、それを操っているのが自分だと話しますが、戦士にそれが理解できたかどうか。
ジャオはジャックに姫を守るように頼み壺の中に消え、後には姫だけが残されるのでした。
この世界の風習が分らない姫スーリン(ニ・ニ)に四苦八苦しながらいろいろと教えている内に、ジャックは彼女に好意を持ち始めますが、突如襲いかかってきた武器を持った荒くれ者たち(蛮族)に襲われ、2人の抵抗むなしくスーリンが連れ去らわれてしまいます。
ジャックは意を決して、連れ去らわれた壺の中に入っていくのでした。
その先に広がっていたのは太古の中国であり、蛮族の首領アルーンが帝国を支配しようとしていた世界でした。
既にジャオたち7人の皇帝配下の最強戦士ジャオ以外が毒殺されており、魔術師(フランシス・ン)がジャオの手助けとなるように呼び寄せようとしたのが≪黒騎士≫だったのです。
事情はわかったものの、最強の戦士≪黒騎士≫ではなく、しがない学生のジャックに果たして、姫を救いだし蛮族たちを退けるようなことができるのでしょうか。


まぁ、お約束な部分も王道なので、若干ストーリー的にもわかる部分もありますが、全体を通して面白かったですね。
ちょっと掘り出しのだったような気がします。(^^)

【ここがいい!】
・スーリンが初めてモールに行って楽しむところ。別世界から来たという特有のギャップが楽しい。
・同じくジャオが未来の品に触れるところも面白いです。
・ジャオとジォックの信頼が少しずつ培われていくところ。
・現実世界の前半での嫌な事など、きっちり伏線回収しているところは好印象です。
【ここは問題かな?】
・魔術師がちょっと違和感が。(^^; まぁ、ドリアードみたいなのもいましたし、昔の中国というよりも異世界だったのかもしれませんね。
【一言いいたいコーナー】
・やっぱり異世界モノって個人的に大好きだなーって再認識させてくれる作品でした。

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