2005年(SLICER:THE MANGLER REBORN) 製作国:アメリカ 監督:マット・カニンガム、エリック・ガードナー 製作:バリー・バーンホルツ 原作:スティーヴン・キング 脚本:マット・カニンガム、エリック・ガードナー amazon.co.jpで詳細を見る。 |
死亡事故が原因で洗濯工場が閉鎖されました。
使用されていた洗濯プレス機は分解され、オークションに出されます。そして、ある男性がそれらの部品を高額で落札するのでした。
配管工のハドリーは、もう一週間も働かずただ一心に、2階にある『物』に蓄えをつぎ込んでいました。
請求書もたまり心配する妻のビアトリスでしたが、夫はそれには耳も傾けず、作業に専念するのでした。そんなとき、彼はふとしたことで怪我をし、その血を機械が吸い取りました。そしてある夜…。
近所に住むジェイミーは、キッチンの配管修理を頼みますが、現れた男は、突如彼女を金槌で打ちのめし、さらってしまうのでした。
彼の目的はいったい、そして彼の家の2階では不気味な胎動を始めたものとは…。
1995年「マングラー」
2001年「マングラー2」
スティーヴン・キングということで借りてみましたが、どうやら「マングラー」の続編(3作目になるのだろうか)に当たる作品のようです。「スライサー」というタイトルですが、原題は「ザ・マングラー・リボーン」ですしね。実はしっかり「マングラー2」という作品もあって、まだレビューはしていないのですが、こちらはもう別物といっていいほどで、内容も「怒ほほー」レベルです。まぁ、これも相当…ですけど。(^^;;
「マングル」が出てきてくれたのは嬉しかったのですが、部品が少なかったのか2階の小部屋に収まるほどの小さなもので、それにプレス機というよりもナイフや包丁で突き刺すといった感じで、そんなのでよく切れるもんだなーレベル。ちらっとパッケージの部分に出ている回転ノコギリのシーンもあるにはありますが…ちらっです。巨大なチェーンで動いていたバワフルな「マングル」はどこへやら。
でも邦題はここからスライサーとしたのでしょうねぇ。紛らわしい。
しかし…ハドリーさんの凶器の金槌…実に配管工らしい武器ですが、これが物凄く描写的に怖いんです。どうも私はチェーンソーなどよりもこういう方が嫌で、こんなもので頭を殴られたくありません。一発で気絶するといいのですが、まだ意識があってはって逃げようとするところをまたゴン、そしてまた…うー、ぞわわー。
でもってハドリーさんの無表情さも結構怖い。こういうところはホラーとしてはなかなか良かったかも知れません。
ちょっと被害者さんたちがお間抜けな人たちが多かったのでイラッとしてしまいますけど、B級にはお約束かな。
【一言いいたいコーナー】
・この切羽詰っているときにいちいち携帯に出てるんじゃないよお父さん!
・ハドリーさん!そのときには指一本くらいなくして!
・あれだけのことを目撃しつつ、ハドリーさんが寝ているときに鍵を奪おうとする息子…もっと状況を把握してください、だから、ゴンゴンゴン!
・途中、ぽっぺの傷がなくなっていたようなハドリーさん。
・悪魔の意味もなんとも、マシーンになっちゃったのでしょうかねぇ。言われたとき「はい?」でしたけど。(^^;
・ところであの洗濯工場閉鎖したんですねぇ、とても閉鎖なんてしそうにないようなラストでしたけど。(?_?)
晴れたらいいね〜(ちゃぴちゃぴさん)の「スライサー」
嗚呼,魅惑の映画道たまに競馬(hiroさん)の「スライサー 2008 151」
【関連する記事】
キャベツの千切りとかを作るスライサーで
親指の先端を切って血が止まらなくなり
病院に行った思い出があるので、
つい反応してしまいました^^;
(ちなみにうちのスライサーは
↑のジャケ写みたいなすごい機械ではないです。)
でも、登場シーンはちらっなんですね。
いつかレンタルしてチラリ度合を確かめてみようと思います。(笑)
いやいや、これはチラリと観るために借りると、どうなることか。(^^;
私もポテチ作るためのスラスサーで、爪を切りかけましたが恐ろしい切れ味です。親指の先端とは…皮の部分が無くなると新しい皮膚が出来るまではなかなか止血が出来ませんから恐いですねぇ。(>_<)
劇場公開もされなかったB級ですなー。
オジサンは妙に不気味だったけど、ほんとに被害者さんはおマヌケな人ばっかりでしたねぇ。
機械も、こんなもんなんですなぁ…
「マングラー」は観てないので、かえって幸運でしたかしら??
(*^^*) フフ
おおっ、かなりB級でしたが観られていましたか!
劇場公開もされていなかったのですね。(^^;
そうですよねぇ、被害者さんたち、どこかオマヌケな人たちが多かったですねぇ、もっとハドリーを出し抜けていたと思うんですけど。
「マングラー」はこのブログでは「まあまあ」にしていますが、結構お気に入りの作品で、グロ度も数段上ですし、ちゃんとオカルト的要素も入っています。いろいろとツッコミどころも多いんですけどね。(^^)
トラックバックありがとうございました。
こちらからもしてみたのですが、相変わらず「不明」になってしまってダメでございます。(_ _)
して欲しかったです!
あれでは、ミンチですから〜
本当にコントぽいB級ホラーで
キング氏、激怒しなかったんですかね
('▽'*)
でもぉ〜、どう書いて良いのか分からず
アップ無しと言う事で^_^;
オッサン、恐いとかじゃなくて笑えました。
コメディみたいなオッサンで、その部分は
妙に印象に残ってます
スライスするシーンがほとんどありませんでしたねぇ。刺してばかりです。(>_<)
「マングラー」から派生しただけで、この話自体はキングじゃないですよね。確かにあまりの内容の薄さに激怒しそうです。
トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきますね。
なんと、アニーさんがレビューを上げられなかったとは!
まぁ、なんともほとんどストーリー的なものもなく、どうして、その結果、などの部分がすっぽりと抜けてる作品でしたね。
ハドリーさん、笑われていましたか。(^^: