1993年(PHANTASM III:LORD OF THE DEAD) 製作国:アメリカ 監督:ドン・コスカレリ 製作:ドン・コスカレリ 脚本:ドン・コスカレリ 音楽:フレッド・マイロー amazon.co.jpで詳細を見る。 |
彼らはまだ逃げ切ってはいませんでした。
レジー(レジー・バニスター)、マイク(マイケル・ボールドウィン)、エリザベスの乗った車はトールマンと徘徊者[ラーカーズ]たちに襲われ、かろうじてレジーとマイクだけが助かりますが、重傷を負ったマイクは病院へ担ぎ込まれてしまいます。
そこにもトールマンの手がのびますが、2人は死んだはずのマイクの兄ジョディ(ビル・ソーンベリー)の幻影に導かれるように病院から逃げ出します。
しかし、トールマンの追及からは逃れることが出来ず、ついにマイクはトールマンの手に落ちてしまうのでした。
一人、いやレジーと黒焦げのスフィア(銀球)となったジョディはマイクを求めて、ホルツビルの町へ。そこは2年前に廃墟となった町でした。そう、その町もトールマンに襲われていたのです。レジーは3人の盗賊に襲われますが、少年ティムに助けられ行動を共にすることに…次の目的地はボルトンそこには…。
1979年「ファンタズム」
1988年「ファンタズム2」
1993年「ファンタズム3」
1998年「ファンタズム4」
マイク役であるマイケル・ボールドウィン復活!
さすがにあれから10年以上も経っているので、一瞬わかりませんでしたが、面影は残っていました。ただこの話では主人公はレジーですね。捕らわれたマイクを救出すべく、途中、盗賊たちをあっさりと…でも結構残虐な方法で葬り去る少年テイム、さしてもと軍人でヌンチャク使いの女兵士などを仲間にしながら行く流れは楽しい。しかしレジー…そんなに女たらしでしたっけ。(^^;
そんな流れの合間にスフィアが作られるまでの過程や、ラーカーズ達の正体など、いろいろと秘密が明らかになっています。
この作品では、マイク、レジー、ジョディと主要メンバーがそろったこともあってか、1作目をまるでオマージュするかのようなシーンがありました。スフィアの画面激突+ドリル+放射、切断された部分のモンスター化、ラストシーンのティムなど…また1パターンか!と言われればそれまでですが、久しぶりに観たので、どちらかというとニヤリの感が強かったようです。
おそらく続けざまに観ていたら評価の★が一つ消えていたかもしれません。(^^;;
というわけで、全然、決着が付かないまま話は4へ続く!のでしょうか。
トールマン「今から始まるのだ!」
【一言いいたいコーナー】
・あの序盤のシーン、相変わらず2作目の努力を無駄にしてくれるような出だしでしたね。(>_<)
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