1987年(BLACK MAGIC M-66) 製作国:日本 監督:士郎正宗、北久保弘之 構成:北久保弘之 脚本:士郎正宗 絵コンテ:士郎正宗 メカ作監:吉田徹 amazon.co.jpで詳細を見る。 |
運搬中の輸送機が墜落。
その中には軍事兵器二足歩行型のロボットM(マリオネット)-66が2体積まれていました。落下後動作を始めたM-66は、シミュレーション用のプログラムに入れられていた、開発者の孫娘をターゲットとして追跡を始めます。
阻止に出向いた特殊部隊との壮絶な戦いの中、M-66の一体は倒されますが、残り一体は孫娘を追って市街地へ入り込むのでした。
士郎正宗氏初のアニメ作品です。
GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊で有名な士郎正宗氏独特の世界観と、軍事兵器へのこだわりが強く出ている作品で、わずか50分弱のアニメーションでありながらも、手に汗握る戦闘、人間ドラマを作り上げています。
アニメ自体も宮崎アニメに近づくほどの出来だと私は思っています。
ちなみに監督もしてますね。
特殊部隊との戦いの中で1体目のM-66が倒されるのですが、その際における周囲への殺傷能力に長けた爆発といい、さらに毒ガスまで噴出するのは恐るべき兵器といえるでしょう。
残る一体と特殊部隊との戦い、カメラマンである主人公と孫娘が逃げる…そしてまるでターミネータのようにどこまでも追いかけて行くM-66…もはや逃げ道は…。
【一言いいたいコーナー】
・ジャケ写のようなシーンはありません。こういう作品ではありません。
・DVDが発売されていたのですねぇ。私は久しぶりにLDで観ました。(^^;
・この作品を観てから旧「アップルシード」を観てはいけません(^^;。っていうか原作がいいのに是非このスタッフで「アップルシード」も!