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エチオピア、ルモニエ…アメリカ軍キャンプからの指示で敵を狙撃していたボブ・リー・スワガー(マーク・ウォールバーグ)とドニーは、CIA局員の作戦中止指示のために敵地の真っ只中で見捨てられてしまいます。ヘンの攻撃によって観測手(スポッター)ドニーは死亡、スワガーがただ独り生き残ることに…そして36ヵ月後。
軍を辞め山奥で暮らすスワガーの元に、ジョンソン大佐(ダニー・グローヴァー)が姿を現します。何者かが大統領暗殺を企てているというのです。
そのため第一級の狙撃手であったスワガーに、暗殺を食い止めるために暗殺計画を立てろというのです。もちろん実行ではなく計画をすることによって犯人の狙撃地点を探ろうというのです。
一度は断ったスワガーでしたが、一度はそむけた星条旗に報いるため、現地に飛ぶことにするのでした。大統領がこの2週間の内に公衆の面前に現れるのはボルチモア、フェラデルフィア、ワシントンの3箇所。状況からその内の一箇所フェラデルフィアに絞ったスワガーたちは、周りを固めるのでしたが、実行の瞬間、スワガーは背後から銃弾を受けてしまいます。必死で逃げるスワガーは途中FBI捜査官メンフィス(マイケル・ペーニャ)遭遇、犯人ではないとい言いつつも叩きのめしてしまうのでしたが…。


主人公のスワガーは最初こそ銃弾を受けてしまいますが、その後は逃げ回っていても、とにかくやること全てがあまりにもそつなくこなすためアクションシーンは凄いのに、なんとなく緊迫感の少々薄れてしまったような不思議な感じを受けました。
アーノルド・シュワルツェネッガーの「コマンドー」の最後の銃撃戦のような無敵状態なんです。(^^; こういうのって、スカッとはするのですけど、なにかしら物足りない気分になってしまうのです。
この作品での注目はFBIのメンフィスでしょうか。
技術面には少々難ありで、スワガーにあっさり倒されてしまったために情けないFBI局員という烙印を押されるはめになるのですが、情報収集能力はなかなかのものです。うーん、どうも私はパーフェクトマンよりもこういう欠点がいろいろとある人の方に魅力を感じてしまうんですよね。
結局のところ少し物足りませんでしたが、それなりに展開も早く、いろいろなシチュエーションでの狙撃は楽しめました。
【一言いいたいコーナー】


夫婦でシネマ(wanco&nyancoさん)の「ザ・シューター/極大射程」
旧作をねらえ!in TSUTAYA わさぴょんの映画鑑賞日記(わさぴょんさん)の「「ザ・シューター 極大射程」・・・82点」
晴れたらいいね〜(ちゃぴちゃぴさん)の「ザ・シューター 極大射程」
小部屋日記(アイマックさん)の「ザ・シューター 極大射程」
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スポッターというのは初めてきいたので、2人1組ってとこは新鮮だったかな。
無難に面白い、そんな作品だったような印象^^;
原作も読んだのですが、もっとスワガーは渋い感じなんですよね。
一発でしとめてしまうスナイパーのかっこよさは存分にありました。
あの猿なマークが、えらくかっこよくみえたのが、印象的だった映画です。
猿顔の代表格マーク・ウォルバーグがかっこよく、続編も期待してしまう内容でした。
FBIのメンフィスは、いい味出してましたね。
銃社会アメリカならではのお話でした、、
確かに無難な作品でしたねぇ。
観測手(スポッター)というのは斬新でした。とはいうもののかなり詳しく狙撃のことを描いていましたから、観測手はいて当たり前なんでしょうね。私が無知なだけなのでしょうけど、これでお勉強できました。(^^;
トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきます。
この手のアクション作品は映画館が一番ですね。
私も観にいきたかったのですが、残念ながら…これは最近も同じで、なかなか観に行けないです。
原作もあったのですか、映画では次から次へと何かが起っていたので、渋くする暇がありませんでしたね。(^^;
さ、猿…だったんだ。
トラックバックありがとうございました。
こちらからもリンクさせていただきます。
おお、アイマックさんまで猿マーク発言が…これはもう周知の事実なのでしょうか。(^^;
FBIのメンフィスは、なんだかお気に入りになってしまいました。
あそこまで頑張り続けるとは思ってもいなかったキャラでした。
トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきます。
狙撃はいいですよね。
一撃必殺のエクスタシーですよ。
たまらん!
マーク・ウォールバーグはムダにゴツくて良かったです。
狙撃映画では『山猫は眠らない』も相当傑作でしたよ。
狙撃は男性なら一度はあこがれるのではないでしょうか。
ウエスタンの5歩歩いての一騎打ちや、マシンガンなどでバリバリもいいですけど、一撃必殺というのも夢ですね。(^^)
昔は照準が出てくると嬉しかったものです。
「山猫は眠らない」はまだ未観です。
たしか続編も出ていましたよね。
コメとトラバ、ありがとうございました。
そつなくまとまったアックション編でしたね。
個人的には、爆発シーンは入れずに、もっと狙撃の醍醐味を描いて欲しかったです。
せっかくスポッターも登場させた事だし。
メンフィスは、緊迫感の中での清涼剤的な役割でよかったです。
そうですね、普通に観てしまいました。(^^;
たぶんこういう作品でしたので、劇場だと★が一つ増えていたかもしれません。
私も狙撃に関することをもう少し多めにしてほしかったと思います。雪山辺りから、少し「あれれ?」と思い始めてしまいました。観測手がいてもいなくても同じじゃん!とか。(@_@)
なまじ序盤からいろいろ言っていたので、余計に一人で行動していると思っちゃいますね。
メンフィスは、チョイ役かと思っていたら、最後までいい感じでよかったです。
トラックバックありがとうございました。