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ユタ州ローガン郡ロストマウンテン、元オリンピック選手ダッシュ(ヴァネッサ・ウィリアムズ)がインストラクターをしているスキー場に、合宿のためにチャドたち学生がスクールバスでやってきました。
思ってもみなかったダッシュと出会ったことに有頂天になる学生たち、ダッシュに張り合うチャドでしたが、スキー合宿は楽しくなりそうでした。
しかしその頃、山では鹿を狩ろうとしていたハンターたちが、人間大ほどもある巨大蜘蛛に襲われていました。
スキー場にも出入りしていたサマーズ教授が働く、近くの研究所で研究中の蜘蛛たちが逃げ出したのです。軍が異変に気づきやってきますが、6匹の蜘蛛たちは全て逃げてしまい、その脅威はスキー場へと広がりつつありました。
ロッジに隠れ助けを呼ぼうとするダッシュたち…しかし、事件を隠蔽し蜘蛛たちの生け捕りを主張するマルクス教授によって連絡網は遮断され、彼らはロッジに孤立してしまうのでした。
あいも変わらずB級映画はジャケ写が誇大広告になっています。このような巨大な蜘蛛は出てこず、人間大程度でした。それでも十分大きいんですけどね。
蜘蛛の糸から防御服を開発しようとしていたのは、まじめな研究だと思います。小さな虫から役に立つものを開発することは商品開発においてよくある話ですね。それをさらに強靭なものにするためにDNAをいじったり、ホルモン剤やステロイドなどを投与してパワフル蜘蛛になったようです。さらにいろいろな糸を開発するために、6種類の蜘蛛をモルモットにしていたというのもストーリー的には面白いです。
研究所も蜘蛛が苦手だという寒い場所を使っていたようです。
が、これら折角の設定はほとんど活用されてなく、どの蜘蛛でも正直同じで色で区別が付くくらい。寒いところでは…という説明も関係なく動いています。もっと面白くなりそうなのに残念な作品です。
よくある話ですが、スキーヤーが頑張るが珍しいのと、王道!研究のためなら犠牲なんてどうでもいい教授が、ホントに嫌なヤツだったのがよかったので、チョッピリおまけで「とほっ…」です。(^^)
【一言いいたいコーナー】
・んー、やっぱり蜘蛛が暴れまくるのは「スパイダー・パニック」がピカ一です。
・ちょっと蜘蛛が弱いのと、アレだけの人がいたのに、生き残りの人たち、ちょっと多すぎるような気がしますけど。でも死んだ後はとにかく描写がグロいですねぇ、予告編で「ハラワタは…」と言っていたのがうなづけるようです。
ヴァネッサ・ウィリアムズといえば『イレイザー』ですね☆ って古!
今ドラマ『アグリー・ベティ』で毎週V・ウィリアムズの顔を観てるので
TVの世界の人になっちゃったのかな?と思ってたんですが、映画にもしっかり出てたんですね〜
でも「とほっ・・・」なんだ^^;
B級映画はあまりコメントが入らないので嬉しいです。(^^)/
アーノルドさんの「イレイザー」に出ていましたか!むむ、この手の作品ではどうしてもアーノルドさんに集中しているせいか、覚えていません。(>_<)
これまた、私が「とほっ…」です。(^^;;;
レビュー上げていないし、観直さないといけないですね。