フェリスはある朝突然に

こんな日に学校なんて！

1986年(Ferris Bueller's Day Off) 製作国：アメリカ 監督：ジョン・ヒューズ 原作： 製作：アーロン・ミルチャン 製作総指揮：マイケル・チニック 脚本：ジョン・ヒューズ 撮影：タク・フジモト 音楽：アイラ・ニューボーン amazon.co.jpで詳細を見る。

ある日のこと、あまりの晴天に人生は一度とばかりに学校を休んで遊び回ることにするフェリス・ビューラー(マシュー・ブロデリック)。
車で出かけるために本当に病欠しているキャメロン(アラン・ラック)を無理やり呼び出し(どうやら気弱で外に出ると元気です)、ガールフレンドのスローアン(ミア・サラ)を学校を騙して早退させ…しかしフェリスが今期休むのはすでに9回目。
そこでフェリスがとった行動は…。

一方、ルーニー校長(ジェフリー・ジョーンズ)はフェリスがよからぬことをたくらんでいると睨み、ズル休みの証拠を押さえようと自宅へ乗り込もうとします。
さらに普段から兄ばかりいいめをしていることが気に食わない、妹のジーニー(ジェニファー・グレイ)も兄の仮病をなんとかしようと早退してくるのでしたが！


「ウオー・ゲーム」で一躍有名になり、「レディホーク」「ゴジラ(GODZILLA)」「GO!GO!ガジェット」などに出演したマシュー・ブロデリック、若き日の作品です。
3人が自由に羽を伸ばす1日だけの青春ドラマで、あらゆる手を使って両親、学校、校長をごまかすフェリスの作戦は、よくここまでやるもんだと感心します。

本来ズル休みの話なので、こういうのがまかり通るのは問題ですし、子供に見せてもいいのかという問題もありますが、ここはフェリスとその周りとの駆け引きを楽しみましょう。爆笑モノです。特にフェリスの嘘を暴くために、家にまで押しかけてきてはボロボロ！になっていくルーニー校長(ハワード・ザ・ダックの博士)がいい味を出しています。
彼は最後のエンドクレジットが終わるまで、報われないかわいそうな人でした。
その後もあるのできちんと最後まで見てくださいね。

気弱なキャメロンがフェラーリ問題でお父さんと「戦う」決心をするところはわりと驚くのと感動ものかな。

【一言いいたいコーナー】
・この映画はよくフェリスがこちら(観客)の方を向いて喋りますが、そういう解説的喋り方も珍しいです。
・フェリスの妹が警察にいたときに、彼女の悩みを聞いてくれるのが若き日のチャーリーシーン。見るからに不良なのですが妹の悩みを解決させてしまう、不良なのやら真面目なのやらよく判りませんが大事な役どころでした。

Comments

これは昔、確か試写会で観ました〜♪
こんな手が使えるんだ〜等と思ってしまった記憶があります＾＾；
（でもその頃はＰＣとか家に無かったし、マネできなかったけど☆　今の子供が観たらシャレにならんかも？）

えーと「ツイスト＆シャウト」歌う場面とかあったのは今作でしたよね・・・
あの場面はノリノリで良かったです〜♪
フェラーリでハジけちゃうのも、気分爽快（＞▽＜）
そしてその後、正気に返って誤魔化そうとするのもオカシイ☆
あれって、ホントに走行距離減るの？　車のことはよくワカリマセン。

チャーリー・シーン出てたっけ？！　覚えてない（´д｀）
ソコだけまた観て確認したいな〜

Posted by わさぴょん at 2009年03月12日 17:33

こんばんは、わさぴょんさん。

この前に「ウォー・ゲーム」を観てしまっていたので、とにかくコンピューター好きで、いわゆるパソコンオタクのイメージがすごくあったころですね。
いろいろなところにハッキングをしていますし、これは今も昔も犯罪です。実際には出来ないことをしているフェリスが羨ましくて楽しかったのかも知れません。(^^;

「ツイスト＆シャウト」は後半のパレードのシーンです。
妙についていけなくなりそうなシーンもありましたが、いいノリでした。
バックしたからといって走行距離は減らないでしょう。っていうかひょっとして増えるのかも。あまり気にしたことがなかったですが。(@_@)

チャーリー・シーンは、妹が警察にいたときにいた薬をやっていた「らしい」不良です。なにげに彼の一言が妹を救っていましたよ。

Posted by 白くじら at 2009年03月12日 22:57