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早瀬ゆかり(石原さとみ)は、子供のころからの憧れであったCA(キャビンアテンダント:客室乗務員)になるために航空会社に入社しました。
期待に胸をときめかせて寮についた彼女は、ちょうど練習に向かう「JALラビッツ」と遭遇、そのまま新人扱いをされて練習場へと連れて行かれてしまいます。バスケなどしたこともないゆかりは、あたふたした挙句、同僚の一人垣内千夏(真木よう子)を合気道で床に叩きつけてしまう!
一発触発のとき、もう一人の新人早瀬ゆかり(渡辺有菜)が姿を現し、全ては誤解であったことに気が付くのでしたが…どうやらありえない同姓同名のために間違って呼ばれたのでした。
行くところのない(!?)ゆかりは、そのまま寮に居座りながらCAの教育を受けることになるのでした。
ある日のこと、道を歩いていたゆかりは、一人の男と相対します。変わった男でゆかりの道を防ごうとしますが、かろやかに自分を避けてしまったゆかりに何かを感じます。この男、林(高田純次)こそが「JALラビッツ」の監督であり、彼は上司に連絡すると、ゆかりを強制的に業務命令として、チームのメンバーに組み込んでしまうのでした。
こうしてCAもバスケのダメダメながらも、大奮闘していくゆかりの生活が始まるのでした。


最初はCAがバスケットボールで主人公が合気道の達人ということで「少林サッカー」「少林少女」のようなタイプかなとも思っていたのですが、アクション面に関してはごく普通のスポーツモノとなっていました。
ただしストーリーてきには『ありえねぇ〜』がふんだんにあり、ここが普通の作品とは一線を画しているところでしょうか。(^^;
JALが全面協力しているようで、いろいろな部分でCMかなと思えるところも多かったですが、取り立てて問題にするほどでもないでしょう。
女子バスケットボールチーム「JALラビッツ」も実際に存在し、2004年に全日本選手権で初優勝したそうです。
作中でも過去は強かったが、当時のメンバーはわずかに3人、その中の2人も…という話が入っています。えっ、今は弱い?しかし、ここから這い上がっていくのが、スポーツモノの定番ですよね。
どうにもこの手の作品には弱くって、少々評価が甘くなってしまいます。(^^;
私にとっては好きな作品の一つになりましたが、いろいろと脚本でしょうか甘いところが多いことも事実ですね。
たとえば、林監督、韓国人であり過去に韓国リーグでなにやらあったようですが、話だけでその後のシーンで何かあるというわけでもないようです。凄さがあまり伝わらないというのに、『勘』という説明だけでチームにゆかりを投入してしまう。うーん。
また同様に寮の婦長さん(かな?)も元「JALラビッツ」のメンバーなのですが…あれれ、何もしないの?
同姓同名のバッティング、ゆかりがシュートできない理由など、どうも説明不足な感はあったのですが、それを克服するのが写経であり、合気道というのは一風変わっていて面白いと思います。
ようは、この摩訶不思議な設定についていけるかどうかですね。(^^;
【一言いいたいコーナー】
・エンドクレジットではポルノグラフィティの「ギフト」が流れると共に、それからのシーンや過去のシーンなども入っており「ああ、そうなんだ」と思わせるシーンも多いのでお見逃しなく。実は子供のときに二人は…などというシーンもあり。
・木村祐一がちょっとした役で1シーンだけですが登場していました。
・東京タワーの屋上で合コン…待ち合わせだけでなくそこで開始したというのも凄い話です。

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突然、失礼しました。
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