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2009年09月26日

ハッピーフライト

表も裏もみんなが頑張っている!
ハッピーフライト スタンダードクラス・エディション [DVD]
2008年製作国:日本
監督:矢口史靖原作:
製作:亀山千広製作総指揮:
脚本:矢口史靖撮影:喜久村徳章
音楽:ミッキー吉野、フランク・シナトラ「カム・フライ・ウィズ・ミー」amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
ANA…機長への昇格試験を控えていた副操縦士の鈴木和博(田辺誠一)は、ホノルル行きのフライトに全てを賭けていました。当初は温和な機長である望月貞男(小日向文世)とのフライトで安心していた鈴木でしたが、体調不良で威圧感ありまくりの原田典嘉(時任三郎)が代わりの機長となってしまいます。
一方、国際線デビューとなったCA斎藤悦子(綾瀬はるか)は、初めてのフライトに大きな希望を抱いて乗り込んでいました。これまたCAの中では厳しいといわれている山崎麗子(寺島しのぶ)とともに…。

離陸前からトラブルを抱えつつも、鈴木はフライトできると判断、原田もOKを出します。さらにバードストライク、雲への突入など…不安を要素を抱えながらも機は一路ホノルルへ。しかし、2時間ほどのフライトの最中、機は何かが衝突したようなショックを受け、エマージェンシーが発令されるのでした。

映画レビュー
オススメ
笑わせていただきました。(^^)
ANA全面協力で、羽田の国際空港第2ターミナル、関西国際空港など現地での撮影が行われたようです。
フライトトラブルということで、エアポートシリーズを思い出しますが、この作品では機内メインではなく、管制塔、対策室、受付(!?)など、周囲の人たちの働きにかなりの時間を割いています。しかし、それで面白くなくなっているのではなく、むしろ面白くなっています。もちろん、トラブル発生から乗客の騒動、CAたちの対応、機長たちのトラブル対応など機内も大変なんですけどね。

機長のCAリーダーも、ただ厳格なだけではなく、努力し結果が出たときにはちゃんと認めます。簡単で当然のことですが、なかなかできませんし、そのとき見せる表情が普段のそれとのギャップがあり、とてもいいと思います。

適度というか、シリアスなんだけど笑ってしまう、そんな作品です。
バランスがとてもいいですね。

【一言いいたいコーナー】
・綾瀬はるかさんが演じているCA斎藤悦子は、どうやらお菓子の知識が半端ではなさそうですが、そういうくだりがなかったような…いったいどういう経歴の人だったのでしょうか。
・さらにその両親が渡した薬…ちょっと予期しないところに使われてて「ええっ、親が託したものなのにそういう扱い?」でした。(- -;
・ANAの全面協力ということで、ものぐさとか役に立たないような人、悪い人はいないのは、まぁ、当然のことなのかもしれませんが、唯一、バードストライク対策で、空砲を撃っている人が記者(実は違いますが)の対応で、今回のフライト時に撃たなかったというのは、職務怠慢以上の問題行動だったような気がします。
Number542・その後の彼らの様子はエンドロールにも流れますのでお見逃しなきように。

コメントありトラックバックです。
晴れたらいいね〜(ちゃぴちゃぴさん)の「ハッピーフライト
夫婦でシネマ(wanco&nyancoさん)の「ハッピーフライト
posted by 白くじら at 18:33| Comment(7) | TrackBack(2) | パニック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
きょうはサティーンが協力すればよかった?
それでバードストライク対策みたいな製作すればよかった?
Posted by BlogPetのナイトメア at 2009年09月27日 14:09
こんばんは〜!
おひさです!
これは、群像劇でしたねぇ。CA奮闘記ではありませんでした。
でも、面白かったです。
お元気ですかぁ。
最近は、私もさぼりさぼりやってますだ。
再復活、楽しみができました★
Posted by ちゃぴちゃぴ at 2009年09月27日 19:59
こんにちは、ちゃぴちゃぴさん。

お久しぶりです。まだまだ忙しいですが、現実逃避です。(^^;
周囲の人たちが頑張るお話でしたね。しかもそれがいい具合に絡みつつ、いい味を出していましたね。
私も最初はCA奮闘記の話かと思っていました。(^^)

トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきます。
Posted by 白くじら at 2009年09月27日 20:15
白くじらさん、こんばんは。
お久しぶりです♪

最初この作品はてっきりロマコメか何かだと思っていたら
随分シビアなお仕事の話でちょっと意外でした。
笑いとのバランスも絶妙で良かったですよね。

TB届かなかったかもしれません。コメントだけ入れさせてもらいます〜
今後もよろしくお願い致します。
Posted by たまさん at 2009年09月28日 22:04
こんばんは、たまさん。
お久しぶりです。

お話はシビアでしたが、ギャグ部分が絶妙でまったく飽きることもなく、ずーと笑っていたような気がします。(^^;
落ち込んでいたときには、この映画を観るべきですね。

トラックバックは残念ながら届いておりませんでした。
調子が悪いようで、なんとも申し訳ございません。(>_<)
Posted by 白くじら at 2009年09月29日 21:20
白くじらさん、こんばんは!
お久しぶりです。
空港で働く沢山の人々をテンポ良く捌いていて面白かったです。
フライトトラブルとなると、普通はパイロットやCAの活躍をメインに描くと思うのですが、裏方の人達もしっかり描いているのが、この映画が面白くなったというところ、私も同感です。

それでは、トラバさせて頂きますのでよろしくお願いします!
Posted by nyanco at 2009年10月04日 01:07
こんばんは、nyancoさん。
お久しぶりでございます。(_ _)

そうですね。管制官とか事件に関わっていて犯人が外部にいたらまだしも、普通のフライトモノでは、ここまで周囲の話には展開しないものですが、この作品ではその部分が多く、そしてそれ自体が楽しめたというのがよかったと思います。
逆にそっちの方の話の方が面白かったりもしました。(^^;

トラックジックありがとうございました。
こちらからもさせていただきます。
Posted by 白くじら at 2009年10月04日 23:58
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ハッピーフライト
Excerpt: 「ウォーターボーイズ」「スゥイングガール」の矢口監督なんで、まぁ面白いだろうと思ってました。初めは、予告の影響でCAさん奮闘物語かと予想していたのですが、飛行機を飛ばすために関わる人々みんなのお仕事奮..
Weblog: 晴れたらいいね〜
Tracked: 2009-09-27 19:56

ハッピーフライト
Excerpt: 空港で働く人々の舞台裏を『ウォーターボーイズ』の矢口史靖監督おなじみのティストで、コミカルにテンポ良く楽しませてくれる映画でした。
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Tracked: 2009-10-04 01:08
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