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地球とちょっぴり違うダック星に住んでいたハワードは、謎の引力により叫びを上げながら宇宙を横断し、そして地球へとやってきました。
体の無事を確かめる暇もなくパンクに追い回され、やっと逃げ込んだドラムカン…疲れて眠るハワードは女性の叫びで目を覚まします。近くのバーでバンドをしているビバリー(リー・トンプソン)が男たちに追い回されていたのでした。
ダック・フーであっという間にチンピラを倒すハワード…ビバリーはダックの姿の彼に一旦は引いたものの、雨の中行くあてもなく立ちすくむハワードに、お礼もかねて自宅へとつれて帰るのでした。
翌朝知り合いの科学者(助手)フィル(ティム・ロビンス)に、ハワードを助けてもらおうと会いに行ったビバリーとハワードでしたが、あまりにも失礼なフィルの言動(鉄棒を曲げるのだー、目から殺人光線を発射するのだー)にハワードが呆れをとおり越し怒り、ビバリーとも喧嘩別れしてしまいます。
その後人間社会で生活をすることになったハワードでしたが、世間の風は冷たく…いつしか足は地球に落ちてきたときの場所に…。
不当な扱いをしていたビバリーたちのマネジャーを倒し、ビバリーに謝るハワード。
…その夜、2人の寝室に現れたのはフィルと彼の友人のカーターとジェニング博士(ジェフリー・ジョーンズ)です。彼らは自分たちの開発したレーザースペクトラムスコープの実験で「たまたま」ハワードをここに連れてきてしまったことを説明します。すぐさま帰る用意をするというジェニング博士の言葉に喜ぶハワード。
しかし…荷造りをしてクリーブランドの研究所に行ったハワードたちは、緊急事態が起こっているのに気付きます。なんとレーザースコープがまたしても爆発をしてしまったのです。
この騒動で正体不明の犯人にされたハワードとビバリーは警察に追われることに、研究室の地下にいた様子のおかしいジェニング博士と一緒に研究所を逃げ出しました。ところがハワードの時と同じく今回の事故も何者かが…そしてそれはジェニング博士の体内に…博士の身体を乗っ取った暗黒魔王の目的は、再びレーザースコープを使い魔王の住む空間ソナミスから、ほかの魔王たちを地球に呼び寄せることでした!


この作品、なんだか世間では不評で80年代最低との呼び声も高いようで、確かにストーリーは何でもありのハチャメチャですが、なんだか私は大好きだったりします。(^^; こういうところもあってDVD化されていないのでしょうか。残念です。ちなみに私はLD所持者です。
と2006年ごろ書いていたのですが、ついにDVDの発売となりましたので、記事を再構築しなおしてUPです♪
もともとコミックからのヒーロー(?)だけあって笑いの要素が満載、特に暗黒魔王が出てからはそのあまりの話しの噛みあい対決に爆笑、笑い転げていました。
とにかくダックのこだわりは細部にまでわたっていてインディーダックのパロディからフラッシュダンス、持ち物もドル紙幣の顔はもちろんダック。こういうところがなんともいいですねぇ。
ビバリーがロッカーなだけあって最後の歌のシーンもGOODです!
【一言いいたいコーナー】
・ハワードは1973年にコミック誌に登場、1976年の大統領選挙ではなんと2,000票も獲得(もちろん無効票ですが)したキャラクターです。
・ハワードの惑星はほとんど地球と同じ歴史を辿っていると思われます。「トラトラトラ」「バンザーイ」というセリフまであるということは…。
・魔王…王様いっぱいでただの悪魔はいないのかな。
・ジェフリー・ジョーンズは「アマデウス」の皇帝ヨゼフ2世役でも有名…って観てないですが。私は「フェリスはある朝突然に」がすぐ頭に…かな。

映画鑑賞の記録(miriさん)の「2−1443 ハワード・ザ・ダック / 暗黒魔王の陰謀」
レビューNumber 21
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マジでDVDにならないですかねぇ。
結構いい出来だと思うんですけど。ストーリー展開はアホっぽいんですけど、飽きないですしね。
ダックのキャラもしっかり描けてますし。
ビバリーのバンドのテーマ曲も気に入ってます。
笑いいっぱいで楽しい映画でした。
こんばんは、shit_headさん。
これは私もいい出来ではないかと思っています。
何も考えずにバカ笑いしたいですね。(^^)/
いまだにDVDが出ていないのが残念です。
テーマ曲は当時MTVでも散々流されていて、かなりヒットしたのではないでしょうか。
喜ばしい限りです。
発売日は、国民的祝日にしたほうがいいです。
欲しいなぁ。。。
ダック、大好きです。
あんまりハッキリ記憶してないのですが
小さい、コンドームを持ってたのが可愛かったぁ〜。
↑何故かここだけは、未だに記憶が鮮明です(笑)
11月初旬に発売予定だそうです。
今までいろいろと言われていた本作ですが、ついに登場です。
私もこれはコレクションの一つに欲しいですねぇ。(^^)
おお、好きですかアニーさん。
それは初めてビバリーの部屋でハワードが寝ていたときのシーンですね。
ビバリーがハワードの財布を発見して中を覗いたときにダック星の紙幣、クレジットカード、そしてゴムが出てきて笑っていました。
ワースト1といわれていますが、好きなんですよねぇ。(^^)
私はコレ、2年ほど前に初めて観たのですが、好きですね〜。
もちろん、特撮は今観ると・・・ですが、
お話的にはすごくおもしろいと思いました。
時代を先取りしすぎていたのかもしれませんね。(笑)
私も2、3年前TV放送されるのを発見して録画したのですが、なんということかラストでエンディングを迎えた後での2人のセリフがカットされていました。大事なシーンなのにエンディングになると終わらせてしまうなんて信じられませんでした。(>_<)
特撮が今観ると流石に劣りますが、それは置いておいて、ストーリーは結構波乱万丈で面白かったですね。
楽しい作品でした。(^^)
ハワードのつくりとか、はちゃめちゃストーリーは好きなんですけどね(笑)
「ハワード…」は子供のころなんですね。
私は…社会人だったなぁ。(^^;
ゴムもあったので生物的にはできるのかもしれませんけど、ほかの地球人が見ると変態でしょうねぇ、あっはっはっ。
今となっては着ぐるみでは作られないでしょうけど、この着ぐるみが柔らかい感じがあって好きです。CGだと冷たくなりそう。
本当に面白かったです。
>とにかくダックのこだわりは細部にまでわたっていてインディーダックのパロディからフラッシュダンス、持ち物もドル紙幣の顔はもちろんダック。こういうところがなんともいいですねぇ。
美術の方などが、頑張られて、素晴らしい作品になりましたね。
>ビバリーがロッカーなだけあって最後の歌のシーンもGOODです!
私もとても好きです。
可愛いし、パンチもあって、歌もうまくて・・・。
良い作品をご紹介下さり、有難うございました。
気に入られたようでよかったです。
正直、miriさんとは感想が真逆なことが多いので心配しておりました。
特にこの作品は私は好きですが、ワーストに選ばれるほどでしたからね。
ストーリーもそうですが、歌のノリもいいですし、
時にはかるーい作品もいいのではないかと思います。(^^)