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オークリー・ハイスクールのウィットニー先生と7人の生徒は、遠くの砂漠の洞窟へ地質学の課外授業のためにやってきました。鉱物のサンプルや生き物の形跡を調べるというのです。
入口で記念撮影をし中に入る8人。ある程度潜った場所を基地とし、2名構成でチームを分けたときアンソニーがいないことに気付く面々。ウィットニー先生はその場で調査を開始するように言いつけ、自分はアンソニーを探すために来た道を戻ることにするのでした。
小さいころのトラウマから暗闇が苦手なアナマリアと彼女に気のあるジーク、先生のお気に入りのジャニスとセックスしか頭にないマッチョのジョック、自分勝手なジェシカとジョックの彼女であるコスモという組み合わせで調査を始めますが、ものの5分でチームを離れコスモのもとに直行する下半身優先のジョック。
そんなとき暗闇の中で叫び声が!セックスチーム以外の4人が現場へ行くと、そこに横たわっていたのは無残な死体と化したウィットニー先生。そばで震えていたアンソニーは、犯人は自分ではなく「羽の生えた犬」だと言います。この洞窟にそんな生物が!?
しかし時を同じくしてジョックとコスモも何者かに襲われ、血だるまになりながらジョックは逃げ出すのでした。
「すでに迷っている」生徒たちは、果たしてこの洞窟から逃げることができるのでしょうか!


ちなみに前作(?)と同じ評価ですが、こちらの方が遥かに劣りますね。
ストーリー的にも単なる高校生たちの洞窟探検にしては装備や安全対策がまったくといっていいほど取られておらず、しかも実は先生は自分の論文のために生徒たちに新生物の調査をさせたという恐るべき事実。そしてそんな困った先生が一番に惨殺されていたりします。(@_@)
さらに見る限りではそれほど潜ったと思えない洞窟で、あっさり迷子になるという流れ…前作(?)では入口がつぶされるという事件があったのですが、今回は単に迷っています。説明では地下30メートルの地点で…という話しもあったので映像的にはそうは思わなかっても波乱万丈に降りていったのかもしれません。とフォローしたかったのですが、数メートル上に出口が見える場所もあったりしましたし…もう訳が判りません。
キャラ設定に関しては、いろいろと特色のある設定でいいと思ったのですが、残念ながら折角の設定がほとんど活かされず、あまりにもあっけなく死んでいってしまったことが残念です。しかもモンスターと関係ないところでも死んでいたり…うーん。負傷しながらも、みんなのお荷物的存在になりながらもう少し生き延びさせ死に物狂いになって欲しかったです。残念。
問題のモンスターは暗闇でよくわかりませんが、最後の方で少し見えるくらい。で…あれ、それでいいの?って感じで終わってしまいましたが。(^^;
【一言いいたいコーナー】
・モンスターの名前はチュパカブラ。南米のモンスターで、主に家畜(ヤギ)を襲って血を吸うそうです。スペイン語で「チュパ(吸う)」「カラブ(ヤギ)」、合わせてヤギの血を吸うものと呼ばれるようになりました。
