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2012年…アメリカの経済は崩壊しました。
失業率は過去最高、犯罪も多発し、刑務所の収容力は限界に達しました。そこで民間企業が営利目的で刑務所を運営を始めました。中でも海の孤島ターミナル島での金網ファイトは、ネット中継され、現代版グラデュエーターたちのコロッセオとして大人気となりました。
しかし古代ローマと同じく、やがて飽きられ、刑務所は新たなる刺激である「デス・レース」を促すことになるのでした。
「デス・レース」の中でも事故から復活してきた覆面レーサー、フランケンシュタイン(声:デヴィッド・キャラダイン)が大人気。ターミナル島ではレースに5勝すると自由の身となり、彼はすでに4勝しているのです。しかし、最後のレースとなるはずの試合で彼の車は大炎上するのでした。
元レーサーのジェンセン・エイムズ(ジェイソン・ステイサム)は、仕事を解雇され愛する妻スージーと娘の待つ家に戻ってきましたが、何者かの襲撃をうけスージーは殺され、ジェンセンもまた…しかも反撃のために包丁を持っていたジェンセンは、妻殺しの汚名をかぶせられ捕らわれてしまうのでした。
半年後、ジェンセンはターミナル島へと送られることになりました。
島の所長ヘネシー(ジョアン・アレン - ウォーデン)は、ジェンセンを呼び出し、自由と娘の幸せを条件に「デス・レース」のヒーローであるフランケンシュタインのマスクをかぶり、伝説を復活するよう強要されます。
ジェンセンは、フランケンシュタインチームのコーチ(イアン・マクシェーン)、ガナー(ジェイコブ・バルガス)、リスト(フレデリック・コーラー)、そしてナビゲーターのケース(ナタリー・マルティネス)と共に次の「デス・レース」の参加することになるのでしたが…。


ただし、オリジナルのネタは今のご時勢そのままはとても使えないネタなのか、レーサーは全て犯罪者たち、死ぬのも基本レーサーたちとなっています。なので、どちらかというとアイデアを元に新たに練り直したような感じですね。もっともフランケンシュタインやマシンガン・ジョーなどの名前が残っていたりするのがちょっと嬉しい。しかも序盤のフランケンシュタインの声が、オリジナルのフランケンシュタイン役だったデヴィット・キャラダインというサービスまで。(^^)
今回の「デス・レース」では全部で3ステージあり、9人で行うレースなのですが、死んだらそのままリタイアとなってしまうため、次第に迫力が薄れてしまうのはいかんともしがたいです。少なくとも第2ステージで早々と登場してきたとんでもメカは、最終ステージの方が良かったのではないでしょうか。さらにラストでの主人公が…。(^^; ストーリーというか設定としてはいい手だとは思いますが、アクション作品としてはやっぱり尻すぼみの感がかなりありました。
またレース自体、トラックなので走っている内に、誰がトップなのかちょっとわかりにくかったかも。
妻を襲った犯人や、その理由などは割りとすぐに判ってしまうネタになっており、やっぱり「デス・レース」自体を楽しむべき作品なのでしょうね。
いろいろな伏線(というほどでもないですが)は、どんどん消化されていくのはテンポがよかったです。
とはいえ総合的には、数ある駄作リメイク作品(^^;の中には入れなくてもいいほどのデキだったと思います。
原型があまり残っていないところが逆に吉だったのかな。
【一言いいたいコーナー】
・エンドロール後にちょっぴりだけオチがありますが…いくらなんでも「貴方」死んでいるんじゃないの?
・ナビゲーターって、ケースは少しは働いていましたけど、他のナビっていて役に立っていたのでしょうか。(^^;


REAL LIFE(REALLIFEさん)の「【映画】 デス・レース」
映画偏り放題(umetramanさん)の「映画『デスレース』 ・・・ジョアン・アレン最強伝説」
sailor's tale(starlessさん)の「デス・レース」
web-tonbori堂ブログ(tonboriさん)の「凶暴なチキチキマシーン猛レース「デス・レース」」
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お!っと、目についたので、コメントさせていただきます(笑)
私は純粋にカーアクション系を楽しんだというのもあって、あまり粗が見つけられず(笑)普通に面白かったー!で終わってしまいました。元作品は昔見たものの子供だったのであまり記憶になく(汗)白くじらさんのように元設定ネタを楽しむことはできませんでしたが、この監督と主役の人は結構好きなので、まあ良かったかと思ってます。
TBさせていただきました。
こちらにもありがとうございます。
この作品に関しては、オリジナルの要素はアイデアだけで設定などもずいぶん変わっていますし、特に気にしなくてもいいと思います。
最後がちょっとアクション不足の感はありましたが、各所十分見ごたえがあって楽しめたと思います。(^^)
トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきます。
出ましたデスレース!これ大好きなんですよ〜。
劇場で観た時はガッツポーズの連続で笑いを抑えるのが大変でした。あんなバカレースを力いっぱい実写化するパワフルさはアメリカならではですね。
ラストのジョアン・アレンが蓋開けた時のすまし顔、そして次のコーチの一言”I love this game"。最高でした♪
ポールWSアンダーソン監督はこれまではパンチのない印象でしたが、今回はさすがに見直してしまいました。これからはこういうバカ路線で突き進んで欲しいです(笑)。
序盤のフランケンシュタインの声をデヴィット・キャラダインがやっていたのは知りませんでした。これは再見しなければ!
ガツンと応援いきますよ♪凸
お久しぶりでございます。(^^)/
おお、劇場で観られましたか。こういうアクション性の高い作品は劇場に限りますね。って、笑いが起って仕方がなかったのですね。(^^;
コーチ、最後に怒りが…いい形で昇華したようです。ただ、最後の最後でしぶとく声が…まさかねぇ。
リメイクとしてもいいとこ取りで良い形での作品に仕上がったようで、最近の変なリメイクより全然よかったと思います。
デヴィット・キャラダインもちょっとだけだったので本人が出ていてもよかったと思うのですが…でも声だけでも万歳!です。
トラックバックありがとうございました。
こちらからもしようと思ったのですが、どうも出来そうにないので、URL-LINKにし参ります。
興奮しながらみましたよ!
やっぱり、男はこういう映画が好きなんですかね。
umetramanさん、劇場で観れてうらやましいです。
映画館だと、さらなる大興奮間違いないジャンルの映画ですもんね。
応援ぽち返ししておきます!
やっぱりアクション系で、こういう骨太いタイプは血湧き肉躍るですね。
私も劇場で観ればよかったと後悔です。
あ、そうそうこのネタを使っているものがもう一つあって、またレビューいたします。
応援ぽち、ありがとうございました。(^^)/
でもこれは、面白かったですよ
見直しました
この人の映画で一番よかったです(苦手といいながらいろいろ見ている)
ジェイソン・ステイサムも…なんかこういう映画が似合う男になっちゃいましたね。
はい、これは面白かったです。
リメイク版としてもうまくオリジナルのアイデアを利用していて、単にCGの迫力だけでリメイクされる昨今の作品とは雲泥の差でした。(^^)
ジェイソン・ステイサム、渋かったです!
トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきます。