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2009年12月12日

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

世の中、食うか食われるかだ。それを誰が否定できるものか!
スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 [DVD]
2008年(Sweeney Todd: The Demon Barber of Fleet Street)製作国:アメリカ
監督:ティム・バートン原作:スティーヴン・ソンドハイム、ヒュー・ウィーラー
製作:リチャード・D・ザナック、ウォルター・パークス、ローリー・マクドナルド、ジョン・ローガン製作総指揮:パトリック・マコーミック
脚本:ジョン・ローガン撮影:ダリウス・ウォルスキー
音楽:スティーヴン・ソンドハイムamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー

15年前、ロンドン…理髪師ベンジャミン・バーカーは、貧乏ながら美しい妻ルーシー(ローラ・ミシェル・ケリー)と娘と共に幸せな日々を暮らしていました。しかしルーシーに目を付けたターピン判事(アラン・リックマン)は、彼を不当に罪をかぶせ投獄し、ルーシーに求婚を迫るのでした。そして…。

そして現在…バウンティフル号の船員アンソニー(ジェイミー・キャンベル・バウアー)に危ないところを救われ、15年ぶりに故郷ロンドンに帰った着たバーカーは、スウィニー・トッド(ジョニー・デップ)と名を変え、かつての我が家のあったフリート街に戻ってきました。
1階のロンドン一まずいパイ屋「ミセス・ラベットの店」を営んでいる女主人ラベット(ヘレナ・ボナム=カーター)から、ルーシーがすでに死に、娘もターピン判事の屋敷に捕らわれていることを知ります。そして、これだけは隠されていた友人、カミソリを手に、トッドの完全なる腕が今、蘇るのでした。
彼は理髪師を開店し、判事をおびき出し復讐を遂げる準備を始めます。

一方、船員のアンソニーは偶然に判事の屋敷の窓辺で歌う美しい娘ジョアナ(ジェイン・ワイズナー)を見とめ、彼女を愛してしまいます。しかし判事の異常なる嫉妬に逆に痛めつけられ追い出されてしまうのでした。
アンソニーは、ジョアナ救出に関してトッドに相談を持ちかけるのでしたが…。

映画レビュー

まぁまぁティム・バートン監督とジョニー・デップのコンビが作り上げた、理不尽な運命に翻弄された、まさに登場人物のほとんどの人物の悲劇です。もちろん結局は自業自得な人もいるわけですが、その中で犠牲になった人たちのなんとも多かったことか。

最初に驚いたのが、踊りまわっているわけではありませんが、これはミュージカル仕立てでした。
中盤、歌いながら淡々と首をかき斬っているトッドのなんとも恐ろしいことか。ただ、私にはその後の地下まで落としたところの激突シーンの方が恐ろしかったですが、こういう視覚的効果を持った映像はティム・バートンならではなのかもしれません。

この作品の中では、主人公トッドの家族を襲った悲劇を発端に、あまりにも多くの悲劇が周囲に起こっています。しかもそれらは皮肉な結果を伴いながら絡まり、ラストシーンへとなだれ込んでいきます。
当時の「自分さえ良ければ」という風潮が観ている者に嫌というほど付き付けられますが、結局それが皮肉な結果に終わるのは、現代の風潮としては許すべきものではないということでしょうか。
R指定もわかりますし、やっぱり万人受けはしないでしょうねぇ。

【一言いいたいコーナー】
・ラストは恐ろしくもあり、映像的に美しくもあるのですが、その前に上の出来事や、アンソニーの件も一応片付けておいて欲しかったですね。どうしても、尻切れ感が感じられます。
・いかによそ者や身寄りのない者とはいえ、あれだけしていて警察がまったく動いていないというのも凄い話しですね。
Number568・最初のタイトルバックのシーンは「チャーリーとチョコレート工場」でもありましたね…嫌な予感はしていましたが、そうなりましたか。序盤は悪魔はどっちだ?とも思っていのですが、これはやっぱり悪魔かな。(^^;

コメントありトラックバックです。
晴れたらいいね〜(ちゃぴちゃぴさん)の「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
嗚呼,魅惑の映画道+Σ(hiroさん)の「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師  2008 024
映画鑑賞の記録(miriさん)の「2−669 スウィーニー・トッド  フリート街の悪魔の理髪師

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posted by 白くじら at 23:32| Comment(8) | TrackBack(2) | スプラッター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うんうん、あんだけ殺しといて、よく逮捕されなかったもんだと私も思う(^^;
警察も保健所もイイカゲンだったんでしょうね〜

>当時の「自分さえ良ければ」という風潮が

そんな風潮だったんですか?!(@@)
ゴワイよぉ〜、この時代のロンドンは行きたくないデス〜〜★
Posted by わさぴょん at 2009年12月14日 17:46
これは、万人向けではないですよね。
血まみれミュージカルで楽しみましたけど、中盤、寝そうでした(笑)
スコアが難しそうでしたが、ちょっとロックはいっててもよかったかもなぁと最近思います。
色合いとかあの二人のゾンビメイクとか、好きでした。
必要以上に血がでるのもね(笑)
実はブラピのベンジャミン・バトンの映画の時、時々片隅で♪ベンジャミンってジョニーが脳内で聞こえて困った。
Posted by ちゃぴちゃぴ at 2009年12月14日 22:35
こんにちは、わさぴょんさん。

なんだか全てがいい加減な時代だったのでしょうか。なんだかそんな気がしますねぇ。こういう時代に住むと恐ろしいです。
一応警察機構は動いてはいたようですが…後半はもう復習という一線を越えて、ただ生きるために殺しまくっていたような。(- -;;

私もこの時代は…気が付いたら鮮血吹き出して、脳天落とし食らっているかも。
Posted by 白くじら at 2009年12月19日 09:51
こんにちは、ちゃぴちゃぴさん。

そうですね。私もとても万人受けするとは思えません。
ロックが入っているとかなりパワフルな血まみれになりそうですね。(^^;
そうそう、色合い的にはいい雰囲気をだしていました。そしてこのメイクであの明るいピクニックや海岸というのがなんとも、ティムバートンの世界だわーっと思っていました。

「ベンジャミン・バトン」でベンジャミン♪って歌っていると、かなり恐いですよ。(^^)

トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきますね。
Posted by 白くじら at 2009年12月19日 09:56
こんばんは!
やっぱり、ミュージカルじゃないほうが良かったってのが
素直な感想でした、ジョニー・デップの歌声は巧かったのですが。
正直、外人の歌の良し悪しが解りません(汗)

惨殺→製造→証拠隠滅のシステムは巧いなぁと思ってみてましたね。
しかし、完全犯罪には共犯を用いては駄目なもんですね。
頚動脈を切られると即死するんでしょうかね?
いつも、ホラーでこの描写が出ると気になってしまいます。
Posted by hiro at 2009年12月28日 22:05
こんにちは、hiroさん。

私もミニージカルとは思ってなくって最初に歌いだしたときにはどうなるかと思いましたが…でも歌いながらの殺しは結構恐いですね。
かくいう私も、外人さんの歌の良し悪しは判っていません。(^^;
あのパイ製造の過程にはまいっちゃいますね。序盤に伏線が貼られていたのにしばらくわかりませんでした。

頚動脈では即死はしないと思うのですが…多分血が逆流して窒息死するとは思うのですが、とにかく苦しいのではないかと思っているのですが…どうなんでしょうねぇ。

トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきます。
Posted by 白くじら at 2010年01月03日 18:12
今日はコメントを有難うございました☆
白くじらさんのレビューで、この作品はもう、完璧、終わりって感じですネ☆

ジョニデも、あれだけ歌えるので、一度、監督は別人で、まともなミュージカル作品のゲスト(1シーンで可)なんかで登場してほしいですネ〜!

あと、タイトルバックは、私もチョコレート工場と同じで、何となくいやーな感じを受けました。

私はこういう作品は知っていたら見ないので(今回などは、何となく暗い雰囲気等は分かっていたのですが、あそこまでヒドイとは知らずに見たので・・・)たまにこういう作品を見るのも「面白くて、楽しい」です!!!
Posted by miri at 2010年07月17日 14:50
こんばんは、miriさん。

まぁ、なんといいましょうか。
思っていたのとはかなり違う作品で、呆気にとられたところがありましたね。(^^;

確かにこういうふうに歌える役者さんは、普通の明るく踊れるミュージカルで別の面も見てみたいです。
最近はミュージカル自体が少ないみたいですが、もっと作って欲しいですね。

タイトルバックからかなりきていました。
嫌な予感はしていたのですが…まぁ、凄い血の量だったかもしれません。

>たまにこういう作品を見るのも「面白くて、楽しい」です!

ニヤリ
Posted by 白くじら at 2010年07月18日 01:19
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