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1987年の独立記念日…サンタクララ島のバビロンベイで、17人もの犠牲者を出した事件が発生しました。唯一の目撃者であるジャクソン(ヒュー・ローレンス)は半魚人アクアノイドの仕業だと言いますが、それを信じるものは誰もいませんでした。
16年後…島は独立記念日にわいていました。
環境保護活動で入り江を調査していたヴァネッサ(ローラ・ナティーヴォ)は、海底でアクアノイドに遭遇し逃げ出してしまいます。ウォルシュ町長(エドウィン・クレイグ)と土地開発の責任者であるクリントン(アイク・ギングリッチ)はそれを一笑に付していましたが、彼女が観光客たちに注意を始めるのを見て、ショッピングモール計画の邪魔になると、ヴァネッサの始末を息のかかった警察官に任せるのでした。
しかし、その頃海岸では次々と犠牲者が増え続け、ヴァネッサと友人のクリスティーナ、そしてジャクソンはアクアノイドを退治するべく海に向かうのでしたが。
久しぶりに借りたことを公開するような作品でした。
演技もさることながらカメラワークが酷く、スピード感を出すためか瞬間的にアップにしながら場面を変える方法が多用されていました。見にくいことこの上もありません。またストーリー的にも、映像ではなく喋りでカバーしていることが多いですね。なんとなく素人がカメラを持つとこう撮る…って感じでしょうか。
ストーリー的には、もう強引の一言です。
特に町長の人目もはばからない殺人指示には参ってしまいます。ショッピングモールのためなら何をしても許されるんだ!という危ない決意を持っているようですねぇ。これはなにげに凄い人物かもしれませんが、こういう人こそアクアノイドに倒されて欲しかったです。
さて問題のアクアノイドですが、瞬間的に見るぶんには半魚人と骸骨を足して2で割って色抜きしたような感じでちょっといいかも。でも、ほとんど出ませんし、襲うときには手だけのシーンがあまりにも多いです。波打ち際でも手だけって…いったいどういう体勢なのでしょう。(- -;
でもって、そもそもいったい何のために殺害しているのか、目的がさっぱりわかりません。
まぁ、とにかくカメラワークだけでもなんとかして欲しかったです。
少々ストーリー的におかしくても我慢はできますが、見にくいのは駄目ですね。
【一言いいたいコーナー】
・主人公…無意味に巨乳すぎ。(^^;
・子供を作るのは速いようなので、下手するとあっという間に増殖していたかもしれません。
・結局16年の経過には何か意味があったのかな?独立記念日という特定の日も、単に人が多かっただけ?
・実際にはモンスターパニック映画なんでしょうけど、人がいるはずなのに、襲われているのは誰も目撃していなかったり、せっかくの舞台が活かされてないです。なんのための独立記念日なのやら。
・レンズに飛沫がかかりまくりです。
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