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その時代、街に謎のウィルスが蔓延しました。
感染力も強く発病した人間は生血を求めてさまよいだしまるでゾンビかバンパイアのようでした。そのため生き残った人たちは、日中に移動し夜は隠れる生活を強いられるのでした。そのような生活は自警団を組織することなり、やがてハンターと呼ばれる人たちをも生み出すこととなりました。
今、病院内で隠れていたモーガンとドロシーは、食料もなくなり病院外へ出ようと考えていました。そんなとき、肺炎の薬を求めて4人の者たちが病院に侵入、モーガンたちと共に、薬を求めつつも病院から脱出するために地下のシャッターを目指すことにするのでした。
しかし病院内には「なぜか」まだまだゾンビたちが巣くっており、彼らの生血を求めて襲い掛かってくるのでした。
そして、この街に生存者がいないか探索中のタオ(スティーヴン・セガール)たち4人のハンターもまた病院内に潜入、危ないところだったモーガンたちを救いシャッターからの脱出を計ろうとするのでしたが…。
一方、政府はゾンビたちを壊滅させるべく、空爆による街そのものの壊滅を目論んでいました。タイムリミットは夜明け!それはタオたちにとってあまりにも少ない猶予でした。
「沈黙の要塞」で一躍有名となったスティーヴン・セガールが、今度はなんとゾンビとの死闘を演じるということで…実は以前に観た「奪還DAKKAN アルカトラズ」のデキがあまりにも酷く、これはもう大量製作されているこのシリーズは観るまいと思っていのですが…ホラーファンとしては、これ「だけ」は観ておかなければなるまい!と…。(^^)
ですが…結局、後悔してしまいました。(-o-)
ストーリーもさることながら無敵のセガールさんなので、ある程度はどうしようもないのでしょうけど、肝心のセガールさんの出演場所があまりにも少ない上に、ほとんど喋りません。主人公はどう観てもモーガンたちでしょう。まずここでファンたちの失望がでそうです。さらに無敵は無敵ですが、意外と行動することも少なく、銃よりも長刀を使っています。ただ場所が狭いために使いにくいのでしょうか、まるで頭から何度も叩きつけるように斬るために…ひょっとしてその辺りの角材や鉄棒でもいいんじゃないかと思います。(^^; とても達人の動作とは思えません…が!無敵なのです!
さて、肝心のストーリーですが、突っ込みどころ満載です。
まず序盤から地下のシャッターを目指して逃げているのですが、4人組が入ってきたところ、セガールさんたちハンターが入ってきたところに、どうして戻ろうとせず謎のシャッターへ向かうのか!
感染からすでに何週間も経っているのに、いまだに生肉を貪り食っているゾンビたちがいるのはいったいどうして?共食いですか?
結局薬はどうなったの?
無意味にハンターが単独行動で危険地帯に…なぜ手伝わないの?その間何かしていたのかと思えば…通路のままだし。
宙ぶらりんの犠牲者たちの演出はいいかなと思いましたが…本当にぶら下がっているだけで…一人くらいは動きなさい!
最初に噛まれた男が感染しつつあと少しで仲間になりそうだったのに、ゾンビたちに襲われてしまうなんて何のための伏線?
ハンターの2人の女性…何のために存在していたの?一般人より弱いのでは?
まるで迷路のような病院…でも外から見ると普通に窓もあるし、割って出たら?
政府軍も昼間は寝ていることを知っているのに、どうして強固に夜明けに攻撃をしようとするのか?お昼まで待てばいいのに…で、ハンターや生存者が死んでもいいと、猛反対を押し切って爆撃。当然、無敵のセーガルさんたちはまったく影響を受けませんが、生き残ったことを知って、にこやかに猛反対していた人たちと握手を求めるリーダー…普通、ここでぶっ飛ばされませんか!
【一言いいたいコーナー】
…いつもならここにバシバシと書くのですが、勢いあまって上に書いたのでもうありませんが…ただ一つ!
入ったところから出て行け!!
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あはははは!わたしもセガール作品は大の苦手で、なのにオンエアされるといつも観てしまいます(笑)
つっこみどころが多すぎて、途中でつっこむ気すら失せてくるシリーズですよね。意識がとぶこともしばしばです。まさか、ゾンビ映画にまで手を出していたとは・・・ホント手当たりしだいですね。
ところで、白くじらさんのブログをわたしのブログのブックマークに加えたいのですが、よろしいでしょうか?検討お願いしま〜す!
基本セガールさんの作品は、ツッコミどころが多いですが、これはもうかなりのレベルだったと思います。と言っても最近のシリーズはほとんど観ていませんけど。
ゾンビモノにまで登場していたのは私もびっくりでした。(^^;
相互リンクありがとうございます。
私もコチラからリンクさせていただきますね。
今後ともよろしくお願いいたします。