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父ジョージ(ティモシー・ボトムズ)と流星雨を楽しんだ日の早朝…デビッド(ハンター・カーソン)は光り輝く巨大な宇宙船が裏山コバーヒルの向こう側へと着陸するのを目撃します。ジョージが調べに行くも、戻ってきたときにはどこか様子がおかしい。コーヒーもまともに飲めない様子にデビッドは怪しみ、さらに首筋に今までに見たこともないような傷を認めます。
学校があるのに裏山へ連れて行こうとする父から逃れ、デビッドは学校へ。しかし、学校の先生の様子もどこかおかしい。不安を隠せなデビッドは保健室のリンダ先生(カレン・ブラック)に助けを求めます。彼女は不信がりながらもデビッドを守ろうとしますが、裏山を調査していた人たちが吸い込まれるのを見て、ようやくデビッドが言っていたことが真実であることを知ります。
彼女たちは軍のウィルソン将軍(ジェームズ・カレン)に助けを求めるのでしたが…。

1953年「惑星アドベンチャー スペース・モンスター襲来!」
1986年「スペースインベーダー」


オリジナルであった無意味な時間稼ぎのシーンはさすがにありませんでしたが、洗脳されている人間の動作がどうにもおかしい。なんだかんだと知識を持っているように思えるのですが、コーヒーを飲むときに「フリスク」のような錠剤を大量に入れて呑んだり、学校の先生などカエルを食べてますからねぇ。恐怖感が出るよりも呆れてしまうと思います。表情もあまり無表情というわけでもなく、あまり恐怖感もありません。デビッドもぼーとしている時が多く、どうも緊迫感にかけます。
この先生がなにげに宇宙人たちの中でも、それなりの地位があったようなのが不思議です。ただの洗脳者にしては、ミュータント(?)に命令しまくりですし。どちらかというと、科学者で地位のあるジョージの方が上でもいいと思いますが…あまり出ませんしねぇ。デビッドも両親のことをあまり心配していないようでしたし…。
さらに救いになるはずのリンダが役に立っていないというだけでなく、どちらかというとデビッドの足を引っ張っているほうが多すぎです。ひょっとして洗脳されていたんじゃないでしょうね。(^^;
とまぁ、オリジナルを観ないで観ていればまだマシだったかもしれませんが、連続して観たものでツッコミどころ満載の作品になってしまいました。オチも同じでしたし、取り立ててなにがあるわけでもありません。これならば、オリジナルを観たほうがいいと思います。
【一言いいたいコーナー】
・火星人が銅をエネルギーにしているのは面白いですが、敵の光線銃はいちいち銅を補充しないと撃てないという…コインでも動くところも笑いがとれていい。って笑ってていいのかな?
・宇宙船(洞窟)からの脱出時、デビッドのことを忘れて逃げてしまう将軍たち。ちょっとそれはないんじゃないでしょうか。

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