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1969年カリフォルニア、パソデナ…霊媒師(?)サン・ディナの元に苦しんでいる息子を連れて来、すがりつく親…しかし息子に憑いていた邪悪な影は、サン・ディナの力ではどうすることもできず、彼を地獄の底へと連れて行ってしまうのでした。
そして40年後…ウィルシャー・パシフィック銀行の窓口で融資担当をしていたクリスティン(アリソン・ローマン)は、1人の老婆ガーナッシュを迎え入れます。老婆は差し押さえをされている家のローン延期を願いに来たのです。
最初は親身に世話をしようとしていたクリスティンでしたが、ちょうど銀行の次長の座を同僚のスチュと争っていた彼女は、上司の言われるままに延期を断ってしまいます。恥をかかされたとクリスティンに食って掛かろうとした老婆でしたが、その場は警備員に取り押さえられてしまいます。しかし、駐車場で待ち構えていた老婆はクリスティンに襲い掛かってきます!まさに死闘とも呼ぶべき乱闘でついに老婆を車外へ追い出すクリスティン。そのとき老婆はクリスティンの服からボタンを引きちぎるや「ラミア」と呪文(スペル)を唱えるのでした。
その直後からクリスティンに襲い掛かる不可思議な現象。あまりのことに占い師に救いを求めた彼女はこの現象は老婆が彼女にかけた呪いであることを知ります。あまりのことに老婆の元を訪ねるクリスティンでしたが…。


というわけで期待していたのですが…監督悪ノリしすぎかな。(- -)
確かに老婆襲撃や墓場のシーン、そしてやっぱり襲い掛かられる瞬間など、結構怖いシーンは目白押し。と言っても鮮血ほとばしるようなホラーというわけでもありません。行動そのものに恐怖感があるのはさすがだと思います。
ただ折角の恐怖感が必ずといっていいほど、悪ふざけ的ギャグシーンで帳消しになっているのはどうなのでしょうか。執拗な顔面への汚物や入れ歯無しでがぶがぶ、鼻血ドバーも…これは正直、ここは笑ったほうがいいのかな。(^^)
「死霊のはらわた」シリーズでも回を追うごとにこのような遊びのシーンが増えてしまっていますが、これが元々の監督のステータスなのかもしれませんけど、純粋に「恐怖を楽しむ」人向けではないと思います。
適度なギャグはいいと思いますけど、これはちょっとやり過ぎかもしれませんね。
昔のようなパワフルなホラーが観たいですが、有名人になった今、あまり無茶苦茶はできないのでしょうかねぇ。
それにしても、理不尽な逆恨みは怖いものです!
【一言いいたいコーナー】
・ボタンのオチは、おそらく観たほとんどの人がある程度はわかったと思います。救いようがないストーリーにするのはこの監督の十八番です。


晴れたらいいね〜(ちゃぴちゃぴさん)の「スペル」
こわいものみたさ(とらさん)の「スペル」
子育て 時々 映画(マミイさん)の「怖いというよりも・・・」
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結構笑わせてもらったんで、好きです。
怖がる映画じゃないでしょうね。
観た後、無性に「死霊のはらわた」が観たくなりました。
あれは、名作ですねぇ。
(⌒▽⌒) ケラケラ
お年寄りには、親切にしなきゃね。
このジャケ、観た後だとそうですよねぇ。問題ありですね。
うーん、どうも私は恐い映画として観ていたので、妙にギャグが入ると抵抗があって。(^^; 最初からコメディと思ってみればよかったのかもしれませんが…それしてはおばあさん、恐すぎですし。
「死霊のはらわた」は名作でしたねぇ。
当時、あれほどパワーのあるゾンビ系作品はなかったと思います。
ジャケ写は、あとであらら…でしたね。(^^)
トラックバックありがとうございました。
私も期待していましたが、まあまあな感想。
映画館でみたのにです。
やっぱりサムライミのホラーといえば、『死霊のはらわた』シリーズですが、思ったほど怖くない、思ったほど笑えない・・・。
やっぱり、『スパイダーマン』で一気にメジャーデビューしてしまったが故に、この映画は、B級ファン以外も観るということもあり、ちょっと本領発揮できていないような気がします。
といっても、他の人のレビューや感想観ると大絶賛が多くて、私が間違っていたのかなぁ〜って思いましたが、白くじらさんと意見が同じで正直ホッとしました(笑)
応援しておきます。
TBはいつもできないので(涙)
うっ、映画館で観てまぁまぁというのも…悲しいですね。(>_<)
私も思ったよりも恐くなく(おばあちゃんは恐いですけど)、ギャグも笑っていいのかどうか中途半端だったと思います。
やっぱりメジャーになると、いろいろとハメを外すと危ないと思ってしまうのでしょうか。昔のパワーを再現して欲しいですよね。
私も同じ意見の方がいらしてよかったです。
感覚が麻痺してしまったのかと思いました。(^^;
応援ありがとうございます。
トラックバックはいったいどうしてんでしょうね。fc2からはあまり失敗という話を聞いたことがないのですが。申し訳ありません。
でも、私は記事内にもリンクをしているので大丈夫ですよ。(^^)
私には久々の大ホームランでした♪♪
>これは正直、ここは笑ったほうがいいのかな。
えーっ!? ここはもちろん爆笑するトコでしょ!!(≧▽≦)
我が家はギャハギャハ言いながら観てました♪
私には『死霊のはらわた』以来の飛ばしっぷりに思えて、嬉しくなっちゃいましたよ〜
でも「純粋に怖い映画」を期待してみたら、ちょっと違うかもしれませんね☆
むむ、やっぱり大笑いするところでしたか!
この作品、恐怖が結構頂点までくるところがあるために、笑う態勢になかなかならないんですよ。(^^;
私は「死霊のはらわた」のようなものを想像していたのですが、実際には「…2」「…3」のノリでしたね。最初からギャグモノと思って観ていたら、また感想も変わっていたかもしれません。(^^)
>正直、ここは笑ったほうがいいのかな。(^^)
私も笑えませんでした。・・・というか、
ポカ〜ンと呆気にとられてしまいました。
B級テイストを狙っていたのが丸わかりで、逆にさめちゃいました^^;
おばあさんがとにかく怖かったですよね。
あの人に追いかけられて、チュウチュウ吸われたら・・・・
トラウマになっても仕方がないと思います!笑
あはは、私も久しぶりに監督の恐怖モノが観れると思って期待していただけに笑えなかったです。
まぁ、なんというか怖いところももちろん多いのですが、そのあとのお遊びの部分で全編になんともいえない雰囲気が漂ってしまったようですねぇ。
もったいない作品ですが、コメディとして観るのであればいいかもしれません。
おばあさんは普通に怖かったですねぇ。(- -;;
追いかけられたくない!
トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきます。