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ミッチー(デミ・ロヴァート)は生活全てが歌でできているような女の子。
参加費用のため一時は諦めつつあったキャンプ・ロックでしたが、母が料理人として参加が決まり、特別割引で行けることになり大喜びでした。
しかしいざキャンプへ到着してみると、メンバーは有名アーチストの娘といった才能、経歴豊かな子供たちばかり。知り合いになったケイトリン(アリソン・ストーナー)がいろいろと忠告してくれるのも無視し、グラミー賞に輝くTJ・タイラーの娘でありキャンプでも歌姫と呼ばれているテス・タイラー(メガン・ジェット・マーティン)の仲間に入りたくて、ミッチーは自分がテレビ局の社長の娘だと、嘘をついてしまうのでした。
一方、キャンプの責任者・創設者であるブラウンの甥でもあり、人気バンドのボーカル、シェーン(ジョー・ジョナス)は、今回のキャンプにゲスト講師として(いやいやながらも)招かれていました。スター生活が嫌になりかれていたシェーンは、ピアノを弾きながら歌う謎の女の子の曲に心うたれます。
やがて特異な者同士2人は出会い、いつしか惹かれ始めますが、ミッチーがテレビ局の社長の娘ではないことを知ったテスによってもろくも打ち砕かれてしまいます。そしてシェーンとデュエットが叶う歌姫を選ぶ「ファイナル・ジャム」が迫ってきました。

2008年「キャンプ・ロック」
2010年「キャンプ・ロック2 ファイナル・ジャム」


実際に見ている分には、バレないように悪戦苦闘しているミッチーの姿がコメディとなるのですが、もうミッチーとしてはやめるにやめれないところだったことでしょう。テスによってバラされたことはある意味良かったのかもしれません。
こういうタイプの作品では、嘘の生活を通じても得ることはあり、人として成長し、自分の本当の姿、そして居場所を発見するパターンが多いですが、この作品でも王道を突き進んでいます。判ってはいるけど、やっぱりこういう作品って実は好きだったりします。
とまぁ、主人公であるミッチーが自分自身を発見していくのは良かったのですが、周囲を固めている学生たちがちょっと…あれほどの悪であったテスの最後でのあまりにも極端な変わりようが不自然。まだバックコーラスの2人の方が、それまでにも鬱憤が溜まっているような演出があったので良かったと思います。
それに一番のキーにもってこなければならないと思うミッチーの歌声に、シェーンが感動するシーン。ここでのシェーンにほとんどそういうことを感じられなかったのが残念…最初なんて聴いているの?と思ったりもしました。
まぁ、この人気バンドが実際に人気のロックバンド≪ジョナス・ブラザーズ≫が演じていただけに、演技としては今一つだったのかもしれません。
とはいうものの音楽シーン、ダンスシーンも多く、なかなか楽しめる一品になっていたと思います。
【一言いいたいコーナー】

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音楽も当時は「こんなのロックじゃないやいっ」って思いながらも見ていましたが、妙に耳に残る曲ばかりで今でもたまにサントラをヘビロテしてしまったりもする:)。
そういう意味ではお気に入りの映画の一つだったりします。
ストーリー的には、いろいろと周囲の人たちにもオチを就けていたり、ディズニーらしくきちんと作られていましたが、惜しむらくはあまりにも感情の変わり方が唐突過ぎたところでしょうか。
確かに「スクール・オブ・ロック」などに比べるとおとなしいロックでしたね。(^^;
でも、おっしゃられている通り、いい曲がそろっていたようですね。私もお気に入りの曲ができました。(^^)
まあ個人的にはニックジョナスが好きなんで2派ですけど
お返事が大変遅くなり誠に申し訳ありませんでした。
こういう学園ものって大好きなんですよね。
ジョナス・ブラザーズ自体はあまり出ませんでしたけど、オマケ映像では彼らと主人公たちのロケシーンも入ってましたよ。(^^)