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父(レイ・ワイズ)の紹介でやっと会社に勤めることができるようになったクーパー(クリス・マークエット)でしたが、毎日遅刻はする、変なゲームを流行らせると…ついに上司のモーリーンに呼び出されてしまうのでした。言い訳をする暇もなくグビを宣言された時、突然気を失うほどの耳鳴りが彼らを襲いました。
気が付いたとき、クーパーは白い糸で全身を被われていました。吐き気をもよおしながら自由の身になった彼が辺りを見回すと、同じように糸にくるまれた人々が…それはまるで繭のようでした。
訳がわからない彼を天井から人間大ほどもあるムシが襲いました。壁、ペーパーカッター、傘などを使ってなんとか撃退。クーパーは周囲の人たちを繭から出し始めますが、気が動転しているモーリーンは娘が来ているはずだと社外に走っていきます。
路上は繭だらけ…モーリーンの娘サラ(ブルック・ネヴィン)も車の中で繭にされていました。クーパーがサラを助けている内(動転していてスプレーをかけられたり)に突如飛来したムシにモーリーがさらわれてしまいます。残ったサラとクーパーは近くの建物に避難するのでした。
その建物内で繭だった人たちを救い、一行はまずここを脱出してクーパーの父がいる実家へ行こうとするのでしたが…。


序盤から原因不明のまま、人間たちは繭状態。運よく気が付いたクーパーが主人公なのですが、このクーパーが緊張感あるのかどうかかなり微妙な人間ですが、それでもやるときにはやります。しかしどうしても自分に自身がないのか、すぐに言葉を誤魔化してしまう。そんな主人公が、ムシとの戦い経て自分と言うものを確立していく作品です。
周囲を固める人たちは個性的な人たちが集まりますが、珍しいことに個性的な人ほど先に死ぬかさらわれてしまいます。ようするに軟弱クーパーが意見を出しても問題がないような演出になっているようです。(^^;
巨大ムシたちとの戦いは結構よくできていますし、よく動いています。血液が白いのは珍しい。
いろいろな倒し方があるのも評価すべきでしょう。本当は凄い数なのでしょうけど意外と数が少なかったようですね。まぁ、1匹でもてこずっていたりしたので、集団で来ると死ぬしかなかったかもしれませんが。こういう点でちょっと危機感が薄れるところがあります。のんびり道を歩いていたりもしますし。
ムシの特性に目が見えないというのがありましたが、特筆すべきはムシに刺されるとムシ化してしまうところでしょう。一定の時間が経つと、体からふしくれだった手足(?)が伸び、下半身が思いっきり折れ曲がります。見た感じは下半身が蜘蛛、上半身がゾンビ風。うーん、なんというシュールさ!
こういうCGは「スターシップ・トゥルーパーズ」などを手がけたスタッフのようです。
気の抜けるギャグ多いですがも、妙にツボにハマる作品で、ラスト辺りの攻防戦なんてとてもいいですね。
モンスターパニック系が好きな人にはオススメしてもいい一品です。
【一言いいたいコーナー】
・もっと繭から出してやれよ!!
・続きはないのかなー、結構気になります。エンドロール後にもオチは隠されていませんでした。


こわいものみたさ(とらさん)の「ビッグ・バグズ・パニック」
忘却エンドロール(宵乃さん)の「映画「ビッグ・バグズ・パニック」観た」
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ほんと、バカらしくて良かったですよね。
CGにそこまで頼りすぎず、懐かしさすら感じました。
特に、最後のシーンなどは。
虫はもっと色んな種類見たかったですね。
もっと、人間VS虫もあっても良かったかもです。
しかし、題名とジャケ写で観ない人たくさん居る気がします・・・。
ぽちして帰ります〜!
P.S すみません、カプリコン1は近くのレンタル屋なかったです。
なかなか楽しめました。
もちろん、いろいろとツッコミどころは多いですが、そういうのもあまり気にならない作り方でしたね。
確かにムシはもっと種類が欲しかったですね。
題名やジャケ写では違う映画を想像しそうですね。(^^;
トラックバック&ポチっとありがとうございました。
「カプリコン・1」はありませんでしたか。(>_<)
残念です。またの機会によろしくお願いいたします。
予告編をみて面白そうだな〜と思って借りたんですが、
ホントこのジャケ写だと、本編のユルいイメージは伝わりませんよね〜
この逃げてる女の人はサラ? こんな巨乳だっけ?(^^;
私はかなり気に入りました♪
虫の白い体液は、雑草の茎をポキっと折ったときに出てくる汁みたいでした☆
人間が虫になった時の姿(特に後ろに折れ曲がった下半身)、最高です!
ラスト、何がやってきてたんでしょう?
イケメン集団?
観られていましたか!
このジャケ写では結構引く人も多いかと思っていましたが。(^^)
あそらくこの女性はサラでしょうね。バックの巨大昆虫もこういう形ではなかったような。まぁ、ジャケ写に嘘が多いのは多いですからねぇ。
なるほど!そういう白い液体を出す雑草、ありましたね。
昆虫はなんだか黄色い液体のような気がしますが、実際に赤以外の血って見ると「うっ」となっちゃいます。
ラスト…主人公がかなり驚いていたし、そこまでのくだりがイケメン軍団を予想させますね。あはは。
先日、観ましたが面白かったです。
ショーン・オブ・ザ・デッドとドーン・オブザ・デッドを
足したような馬鹿ばかしさが笑えました。
クーパーはおよそヒーローにはなり得ないキャラなのに
無人島状態で男不足になり得だったなぁと。
サラとの最後のやり取りよかったです。
ところで最後に見えたものの見解は色々あるんですね〜
なるほどです。
ジャケは失敗ですよね〜
おお、観られましたか!
結構、脱力系なのですが、「ショーン…」などに通じるものがあり、面白かったですね。
なるほど!無人島の男性不足状態だと思うとありえる話ですね。本人は相当頑張っていたようですけど、ラストなんてよかったですねぇ。
ラストの目撃情報はいろいろとあるようです。(^^;
実際問題何なのでしょうねぇ。無人島だったとすると、若い男性でイケメンという流れになりそうですね。
このゆるい空気は、好きな人にはたまらないですよね。わたしも思った以上に楽しめました。
>もっと繭から出してやれよ!!
まったくその通りで(笑)
ちょっと放置しすぎで、そのせいで助けられる人も助からなかった気が…。
まあ、そこもこの作品らしいといえばらしいかな。
シュールさの中に、熱いところのある作品でした。
私も元々B級が好きなんですけど、これはそれらの中でもよくできていた方でしたね。(^^)
もっと繭から出していたら、話的にも収拾がつかなくなるのでしょうけど、実際に観ていると、もっと助けられたでしょうね。(- -;;
トラックバックありがとうございました。
トラックバックの時には通知メールが来ないので、まったく気づかなく、申し訳ありませんでした。