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紀元前480年…スパルタ王レオニダス(ショーン・マグワイア)の元に、ペルシア帝国からの使者が訪れました。使者はペルシア大王クセルクセス(ケン・ダヴィティアン)に降伏しろと迫ってきます。しかしレオニダス王は、女、子供たちの自由を守るため、使者を≪死の穴≫に葬り去るのでした。
こうしてレオニダス王は、王妃マルゴ(カーメン・エレクトラ)と息子に別れを告げ、難しい条件をパスした13名の精鋭と共にペルシア軍を迎え撃つために出撃するのでした。
かくしてここにペルシア軍との壮烈なる戦いの火蓋が切って落とされるのでしたが…。
※詳しいあらすじは、以下の関連リンクから本物をご覧ください。「ほぼ」合ってます。(^^;

2007年「300<スリーハンドレッド>」


ここでいう「ほぼ」は300人に対する「ほぼ」ではなくって「300<スリーハンドレッド>」という作品に対する「ほぼ」のようです。
まぁ、人数も300人に対する13人なんですけど、このレベルでは「ほぼ」じゃないですからね。(^^;
レオニダス役のショーン・マグワイアが本家とよく似ているためか、あまり違和感なく観れました。
こういうコメディでもパロディというものは、本家を知らないと笑うことができないのがつらいところです。この作品の中にも「シュレック」「スパイダーマン」「トランスフォーマー」など多くの要素が詰まっています。映画だけではなくニュース番組などもそうだと思います。
少なくとも「300<スリーハンドレッド>」を知っている人にオススメです。
昔の「フライング・ハイ」「ホット・ショット」のようなパロディとギャグのつるべ打ちには、下品なギャグはなかったと思いますが、最近のパロディにはそういうシーンが満載で、下ネタやゲロで笑いを取るのは、正当(?)なるギャグが思いつかなくなっている現状の体質がまず問題です。
これはCGやアクションばかりに力を入れたり、安易にリメイクに走ってしまい、肝心の脚本に力が入っているようには思えない、昨今の多くの作品群と同じことなのかもしれませんね。
【ここがいい!】
・本家と同じシーンが数多く入っていて、スローモーションでの撮影シーンなど本家を訪仏とさせながら遊んでいるところがとてもいいです。こういう部分にはあまり下品なネタもなく楽しめます。全部このノリで行けばよかったのに。(^^)
・筋肉ムキムキマンの中に一人だけ単に太っている人がいるのがアンバランスでとてもいいです。お腹に筋肉を描いてたりしているところなんていいですねぇ。
・ブルースクリーンを使った集団撮影ネタは個人的に大ヒット!おそらく予算がないための苦肉の策なのでしょうけど、こういう特撮を逆手にとってギャグにしてしまう辺り天晴れだと思います。こういうギャグが作れるのに下ネタに走ってしまうのが、とても残念です。
【ここは問題かな?】
・時代が時代のため、あまり「今」の作品が登場するとかなり違和感があります。時代にあったギャグで押し通したほうがまだ笑えたと思います。
・一つのギャグが長くって、≪死の穴≫に落とすシーンや、戦いで踊ったり言い合ったりしているシーンが妙に長くって、しかも途中からパターン化してしまうので、不覚にも『がくっ』とあっちの世界に行きかけました。
【一言いいたいコーナー】
・スタッフロールの中には(NG集、未公開シーン(?)があります)、そして最後にもちょっとしたオチ(?)があるので、ちゃんと観ておきましょう。
・同週に公開されていた「ランボー4 最後の戦場」を興行収入で抜いたようですが、それだけ「300<スリーハンドレッド>」に対する思い入れが強かったのでしょう。もっとも「ランボー4 最後の戦場」も殺戮シーンが酷かったですが。


地雷映画のススメ〜ヨタのパチもん映画レビュー〜(ヨタさん)の「ほぼ300スリーハンドレッド」
晴れたらいいね〜(ちゃぴちゃぴさん)の「ほぼ300」
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実は、白くじらさんの記事にあがっていたので、「忘れてた!」と思い出したんです。
そしたら、WOWOWの放送予定にあったんで「らっき〜」でしたわ。
なぜか、この手の映画は観ちゃうんですよね(^^ゞ
今回、かなり本物と同じようなシーンが多くって、トーンも似てたし、レオニダスもまともな雰囲気(?)で、よかったです。お約束の下ネタ・汚物まきは避けられなかったですがねぇ。
死の穴やダンスバトルなど、長かった…、どこかで確か私意識不明でしたね。(いっこうにさしつかえなし)
ブルースクリーンのあのシーンは、私もヒット!DVDのメイキングでお馴染みです。
2000年以前の映画は観てないものが多いですが、最近のもんは漁ってるせいか、こういう映画を観るとテストみたいな気にもなります。でも観ちゃう私はMかも。
(⌒▽⌒) ケラケラ
WOWOWってあまりしようもないB級系は放送しないようなイメージがあるんですけど、この作品はやっぱり別格なんでしょうか。
うんうん、本物と同じシーン、カメラワークがそっくりと言ってもいいような箇所が多かったですね。それでいてギャグになっているんですから凄いと思います。
ギャグが長すぎるというのは難点でしたねぇ。ツボに入っていたらいいんですけど、飽きるともう駄目です。(^^;
そういえば、あまり最近赤く染まっていないような気がしますよ。^^)