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2010年07月23日

アメリカン・ヒーロー(ラルフ結婚す!!)

ゆ〜ほ〜まん! …う、わあぁぁぁ…どっごーん!
アメリカン・ヒーロー DVD-BOX 1
1981〜1983年(THE GREATEST AMERICAN HERO)製作国:アメリカ
監督:アーノルド・レイヴェン、アイヴァン・ディクソン、ロッド・ホルコム原作:
製作:製作総指揮:スティーヴン・J・キャネル
脚本:撮影:
音楽:マイク・ポスト、ピート・カーペンターamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー

高校教師のラルフ・ヒンクリー(ウィリアム・カット[声:富山敬])は課外授業のときにFBIのビル・マックスウェル(ロバート・カルプ[声:小林修])とともにUFOに接近遭遇。スーパー能力を持つ無敵のスーツを手に入れるのでしたが、なんと取扱説明書を無くしてしまいます。恋人パム(コニー・セレッカ[声:戸田恵子])も巻き込んで、ハチャメチャなヒーローの活躍が今始まります。

ケネディ宇宙基地から離陸した無人ジェット機「ゼファーワン」が、突然レーダーから消え行方不明になります。
調査を開始したFBIのビルは、いつものようにラルフに協力を頼みに行きますが、ラルフとパムは赤いももひきスーツのためにトラブルが耐えず、今日も大喧嘩の真っ最中で破局の一歩手前。やむなく自分が休暇のときに行くことになっているという、リゾート地への宿泊券をプレゼントすることに…しかしこれはビルの仕事の一環でもあったのです。

のんびり2人だけの休みを楽しんでいたラルフのもとにビルは忽然と現れ、透視してくれと頼みます。どうやら「ゼファーワン」がこの近くにありそれを調べて欲しいというのです。もちろん問題のスーツも持ち込まれていました。
国家の危機と言われて、ビルの頼みを断ることのできないラルフはやむなくスーツを着込みますが…そこに現れたパムに…なんとかごまかしたものの、それはすぐにバレてしまい怒るパム。しかしラルフが危険なジェットを排除することを聞き、自分だけのことを考えていた自分を恥じるのでした。
そして事件解決後、2人は結婚をすることに…しかしその結婚式前夜、ラルフとビルは謎のスーツたちに拉致されるのでした。その人物とは…。

映画レビュー

まぁまぁこの「アメリカン・ヒーロー」のスペシャルはDVD化されていないようですが、TVシリーズがあったのでジャケ写としてはこちらを載せてみました。
今回の話はTVスペシャル版として作成されたもので、第34話と35話がまとめて水曜ロードショーで放送されました。

原題名は「THE GREATEST AMERICAN HERO」、もっとも偉大なアメリカのヒーローです。
TVシリーズは1981年〜83年(日本では1982年)まで。真っ赤なスーツに黒いマント、胸には「中」としか読めないマーク(鳥をイメージしていると聞いたことがありましたが、実際には不思議なイメージがあればよかったようです)…変人扱いされるのは必至な格好のために、でいろいろな人にそんな目で…しかもマスクというものがないので誰かすぐに判ってしまいます。そしておよそ考えられるヒーロー能力…怪力、高速、透視、視覚、飛行能力、透明化、発火能力などなど…を持つのですがなにしろ説明書がありません。走ったら止まれずぶつかり、飛んだら傾いて飛行し、着地は地面や壁に激突です。(^^;
1のラストではヘリポートにあった巨大なサーチライトを片手に飛んで、ようやくバランスがとれたようで気持ちよさそうに夜の町並みを飛んでいました。
この作品は残念ながら最初の1作目ほどのギャグのキレがありませんでしたが、久しぶりに観て楽しめました。
でもやっぱりこれは1作目が一番よかったですねぇ。1作目はオススメです。

努力するヒーロー!そして、それこそが偉大なる人物なのです。

【一言いいたいコーナー】
ウィリアム・カットといえばデビュー作が「キャリー」(のあこがれの彼)、「ビッグ・ウェンズデー」などで知られているようですが、ここまでギャグを演じるとは…。
・残念ながら1作目というかパイロット版を録画しているのですが発掘できずがっくり。
・当時私が住んでいたところでは観ることができず、知り合いに録画を頼んでいたのですが、それも不可能になり最終回を観ることができませんでした。最後はいったいどうなったのでしょうねぇ。使いこなせるようになったのでしょうか。それとも人生はいつまでも勉強あるのみでしょうか。(^^)
Number626・TVシリーズでは昔同じようにスーツをもらった人も出てきました。残念ながら自分で使いこなさなければ、と言われて教えてくれませんでした。言いたいことは判りますが、自分は説明書を持っていたのにー。(- -;

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posted by 白くじら at 23:41| Comment(2) | TrackBack(0) | ヒーロー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
白くじらさん、こんばんは。
私も「中」の意味には長い事気になっていたのですが、レクター博士シリーズの「レッド・ドラゴン」を観ていて、もしかしたら、これかなと思ったのです。
何かと言うと、「中」は中国語でレッドドラゴンを意味する、というセリフがあって、アメリカン・ヒーローの衣裳も赤だから、これはきっとレッドドラゴンの意味だと思い当たった訳です。
当たってるかどうか実際の所は分かりませんが、仮説の1つとして受け取って下さい(笑)。
Posted by wanco at 2010年08月07日 01:13
こんにちは、wancoさん。

「レッド・ドラゴン」は未観で知らなかったのですが、なるほど!ドラゴンをイメージしているんですね。ドラゴンも空を飛びますし。(^^)

最近観た「007 サンダーボール作戦」の中で、秘密結社トングの符号として「中」みたいなマークがありましたよ。(@@) って、これじゃヒーローじゃないけど!
Posted by 白くじら at 2010年08月07日 12:30
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