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2010年08月09日

007-5 007は二度死ぬ

アメリカとソ連はお互いに滅ぼしあい、新たな支配者が現れる。
007は二度死ぬ (デジタルリマスター・バージョン) [DVD]
1967年(You Only Live Twice)製作国:アメリカ、イギリス
監督:ルイス・ギルバート原作:イアン・フレミング
製作:ハリー・サルツマン、アルバート・R・ブロッコリ製作総指揮:
脚本:ロアルド・ダール撮影:フレディ・ヤング
音楽:ジョン・バリー、主題歌:ナンシー・シナトラ『You Only Live Twice』amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー

007シリーズケープコッドと通信していた宇宙船ジュピター16号が周回軌道を4週目に入ったとき、未確認宇宙船が接近!なんとその宇宙船に拿捕されるという事件が発生してしまいます。
シンガポールからの連絡では、その宇宙船は日本辺りに着地したようでした。
アメリカではソ連の仕業と決めつけ争いがおきそうになるところを、イギリスの諜報機関であるMI6が動くことになりました。
しかし当のジェームズ・ボンド(ショーン・コネリー)は、香港で情事後に蜂の巣となって死んでしまうのでした。

敵の目を欺く作戦はまんまと成功し、水葬にされた遺体を回収した潜水艦の中でボンドはM(バーナード・リー)と接触、マニーペニー(ロイス・マクスウェル)から暗号名「アイ・ラブ・ユー」を聞くと、単身日本へと上陸しました。
国技館で謎の女アキ(若林映子)と出会ったボンドは、日本の秘密警察の隊長であるタイガーこと田中(丹波哲郎)を紹介されます。調査を開始するうちに浮かび上がった大里化学工業…しかしその背後にはまたしてもスペクターの影が蠢いているのでした。
小さな火山島を怪しむボンドは、海女であるキャシー鈴木(浜美枝)と偽装結婚し村へもぐりこむのでしたが…。

映画レビュー

ちょっとオススメイアン・フレミングの小説では第11作に当たり、映画では5作目となります。
舞台はついに日本です。ロンドンのMI6の諜報部が登場しないのも初めてでしたね。
どれだけ色眼鏡で日本が見られているのかがよく判る作品で、今でも日本といえば「寿司」「てんぷら」「富士山」「芸者」「忍者」!といった典型的な言葉がまかり通るようで、この作品でもその傾向が多分にあります。
撮影の段階で丹波哲郎がかなり修正をさせたようですが、それでもこの有様…しかし!実はこの雰囲気がとてもいいんですよね!(^^;
今観るととんでもない演出も多いですが、これはシリーズの中でも愛すべき作品の1本なのです。

【ここがいい!】
・やっぱり日本を舞台にしているだけあって、いろいろな場所が日本であることがわかるのが、なんだか嬉しい(たとえトンデモ演出でも!)。
・ラストの要塞攻略になんと忍者100人による総攻撃!ロープで降りてきてからの戦いは圧巻です。手裏剣投げるわ、刀で立ち向かうわというのも面白いです(たとえトンデモ演出でも!)。
・今回の兵器として登場したのがリトル・ネリーと呼ばれる組み立てヘリです(Qが来日!)。当然秘密兵器満載で、火口近くで敵のヘリと空中戦を演じます。きちっと紹介された武器を使ってくれるのがいいです(たとえトンデモ演出でも!)
・ボンドガールが日本人というのもこのシリーズでは新鮮です。

【ここは問題かな?】
・折角の死んだことになっているのが、あまり活かされていないような気がします。そこまで敵は007が怖かったのでしょうか。
・いくら変装してもボンドが日本人になるのは難しいと思いますけどねぇ。(^^;
・日本語と英語が混在している作品はやっぱり聞き取りにくいです。

【シリーズのチェック項目】
・敵はスペクターのボス、エルンスト・S・ブロフェルド。
・最初の狙っている銃口に向けて撃つシーンは片膝を曲げてのポーズ。
・プロローグあり。
・オープニングは歌詞アリの曲。好きな曲の1つです。日本は芸者なんですねぇ。
・エンディングも同じです。次回作の予告があります。

【一言いいたいコーナー】
・この作品のためにショーン・コネリーが来日しています。しかしそれまでにもファンの応対で辟易していたコネリーはかなり無愛想だったとか。新聞記者もトイレにまで追いかけてきたそうですから、怒るのも無理もないことでしょうね。そして…コネリーはこの日本で、ボンド役からおりると言ってしまっているのです。
Number634・おそらく撮影の順番だと思いますが、ビキニから着替えて要塞に乗り込んだキャシー鈴木(浜美枝)でしたが、爆発が起きて逃げるときからラストまでずっとビキニになっていました。(^^; 着替えなければよかったのにねぇ。

THE END of 007は二度死ぬ.
But JAMES BOND will be back 女王陛下の007.


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sailor's tale(starlessさん)の「007は二度死ぬ

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posted by 白くじら at 21:35| Comment(5) | TrackBack(1) | アクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これも好きな007ですねー。
なんといってもボンドカーがトヨタ2000GT
クルマ好きにとってはたまりません。
そしてガンマニアとってはタイガーこと丹波さんが使う
ジャイロジェットピストル。弾がロケット弾になってるという珍銃が見られるのは多分これだけでしょうね(笑)
Posted by tonbori at 2010年08月10日 00:14
あとで調べたら、ジャイロジェットピストル、トム・セレックの未来警察で悪役(多分ジーン・シモンズ)が使っていたそうです(苦笑)
Posted by tonbori at 2010年08月10日 00:24
とんでも映画的な印象の本作ですが、よーく観るとかなり真面目に、そしてお金をかけて作られているのがわかります。
本作の一番の売りは『日本ロケ』なんだ、という製作者の気合いがちゃんと伝わってくる一本です。
Posted by starless at 2010年08月11日 20:40
こんばんは、tonboriさん。

さすがに車に目がいっているのですね。
この日本のトヨタ2000GTは、ボンドが運転していないために若干ファンの中でも扱いが違うようですね。でもボンドが乗ってますしねぇ。(^^)

弾がロケットになっているのは…ひょっとしたら「ウルトラマン」に登場していたかも!!
「未来警察」でも使われていましたか。未来と言う仰々しいタイトルでしたが、小さい虫ロボットしか出ていなかったようなイメージが。うーん、あまり覚えていません。(>_<)
Posted by 白くじら at 2010年08月12日 16:07
こんにちは、starlessさん。

まぁ、なんというか、結構とんでも映画ですが…実は私はこういう作品が大好きなので「ああぁ」と言いながらも楽しんでいます。
もともとはもっととんでもない脚本だったようですが、当時どれだけの誤解を日本が与えていたのか、とても気になります。

とにかくこれだけの話題作が日本でロケ!というのは嬉しいものですね。

トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきます。
Posted by 白くじら at 2010年08月13日 10:23
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007は二度死ぬ
Excerpt: シリーズ第5作 1967年 【007】 ショーン・コネリー【 敵 】 ブロフェルド(スペクターNo.1)【主な舞台】 日本
Weblog: sailor's tale
Tracked: 2010-08-11 20:40
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