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ボンドはQが直してくれた腕時計を受け取り、すぐさまニューヨークへ。
しかし、007が派遣されたことは、カナンガ配下のソリテア(ジェーン・シーモア)の操るタロットカードに印されており、ニューヨークに着いた、いや、着く前からボンドは監視されているのも同然の状態となり、ハーレムのボスであるMr.ビックにあえなく拉致されてしまうのでした。
危ういところをCIAのストラッター(ロン・サットン)に救われるものの、ソリテアの予知には苦戦を強いられ、ボンドはまずソリテアとの接触を考えるのでした。男として!


おそらく今までのボンドとは変わっていることを見せたかったのか、とにかくコミカルに部分が非常に多く感じました。こういう部分は賛否両論があると思いますが、少なくともこのスタンスでロジャー・ムーアのボンドは確立したようです。
敵もスペクターから離れ、新しい敵(1話限りですが)が登場、新しい気持ちで鑑賞することができたのも事実ですが…なんだか黒人全てが敵のようなつくりで、当時問題にならなかったのかな。とか思ってしまいます。
また、予知能力やブードゥ教など、裏があるのではなく本当にそういうオカルトじみた話になっているのも珍しいですね。
まぁ、これだけギャグをいろいろと入れられると、ボンドがかなり軽く見られそうですが…この時点で007は完全に娯楽作品になったのかも知れません。
【ここがいい!】
・オープニングの歌が好きです。イメージも今回のブードゥ風でいいですねぇ。これって日本の何かのドラマにも使われていたような。
・スパイグッズもいろいろと出てきますが(珍しくQが出ていなかったような)…この中で腕時計が強力マグネット、円鋸などがいろいろな場面で活躍。今までは一箇所で使ったらおしまいという使い捨て風だったが、応用を利かせているのが好きなところです。
・ラストの「パン!」なんて悲惨…こういう死に方が007にもあるんですねぇ。
【ここは問題かな?】
・オカルト系はやっぱり反則かなぁ。(^^;
【シリーズのチェック項目】
・サン・モニク島の首相カナンガ。
・最初の狙っている銃口に向けて撃つシーンは片膝を曲げてのポーズ、両手撃ち。
・プロローグあり。
・オープニングは歌詞アリです。
・エンディングは歌詞アリで、次回作の予告もあります。
【一言いいたいコーナー】

THE END of 死ぬのは奴らだ.
But JAMES BOND will be back 黄金銃を持つ男.

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私も1作目から順番に・・・と思っていたのですが、
映画専門チャンネル視聴では思ったようにはいかず
手当たり次第に鑑賞することにしました。
今までのボンドをあまり知らないので
私はすんなり入る事ができました。
ポール・マッカートニーの主題歌がかっこよかったですね。
この曲をガンズ・アンド・ローゼスというバンドがカバーしているのですが
ガンズ版の曲が「ぐるナイ」のゴチになりますのコーナーの中で使われています。
映画専門ならまとめて放送しそうなのに、バラバラなんですねぇ。(>_<)
丁度ロジャームーアに変わったところの作品で、オカルト仕立てという今までにはなかったタイプの作品でしたね。
この曲はヒットしたようですが、ゴチの中で使われていましたか。よく観ているくせに気が付きませんでした。(@@;;
トラックバックありがとうございました。
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