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2010年08月17日

007-8 死ぬのは奴らだ

巫女は、あの世の王子の妻。秘教の精神の架け橋となる。
死ぬのは奴らだ (デジタルリマスター・バージョン) [DVD]
1973年(Live and Let Die)製作国:イギリス
監督:ガイ・ハミルトン原作:イアン・フレミング
製作:ハリー・サルツマン、アルバート・R・ブロッコリ製作総指揮:
脚本:トム・マンキーウィッツ撮影:テッド・ムーア
音楽:ジョージ・マーティン、主題歌:ポール・マッカートニー&ウイングスamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー

007シリーズサン・モニク島の首相であるカナンガ(ヤフェット・コットー)を探っていた諜報部員が次々と3人も殺害されてしまいました。M(バーナード・リー)はまだ女性とベッドに入っていたジェームズ・ボンド(ロジャー・ムーア)の家に押しかけ、3人の事件を探るように指示をします。
ボンドはQが直してくれた腕時計を受け取り、すぐさまニューヨークへ。

しかし、007が派遣されたことは、カナンガ配下のソリテア(ジェーン・シーモア)の操るタロットカードに印されており、ニューヨークに着いた、いや、着く前からボンドは監視されているのも同然の状態となり、ハーレムのボスであるMr.ビックにあえなく拉致されてしまうのでした。
危ういところをCIAのストラッター(ロン・サットン)に救われるものの、ソリテアの予知には苦戦を強いられ、ボンドはまずソリテアとの接触を考えるのでした。男として!

映画レビュー

ちょっとオススメイアン・フレミングの小説第2作。映画としては第8作目となり、ジェームズ・ボンド役がロジャー・ムーアにバトンタッチされた第1作目でもあります。
おそらく今までのボンドとは変わっていることを見せたかったのか、とにかくコミカルに部分が非常に多く感じました。こういう部分は賛否両論があると思いますが、少なくともこのスタンスでロジャー・ムーアのボンドは確立したようです。
敵もスペクターから離れ、新しい敵(1話限りですが)が登場、新しい気持ちで鑑賞することができたのも事実ですが…なんだか黒人全てが敵のようなつくりで、当時問題にならなかったのかな。とか思ってしまいます。
また、予知能力やブードゥ教など、裏があるのではなく本当にそういうオカルトじみた話になっているのも珍しいですね。
まぁ、これだけギャグをいろいろと入れられると、ボンドがかなり軽く見られそうですが…この時点で007は完全に娯楽作品になったのかも知れません。

【ここがいい!】
・オープニングの歌が好きです。イメージも今回のブードゥ風でいいですねぇ。これって日本の何かのドラマにも使われていたような。
・スパイグッズもいろいろと出てきますが(珍しくQが出ていなかったような)…この中で腕時計が強力マグネット、円鋸などがいろいろな場面で活躍。今までは一箇所で使ったらおしまいという使い捨て風だったが、応用を利かせているのが好きなところです。
・ラストの「パン!」なんて悲惨…こういう死に方が007にもあるんですねぇ。

【ここは問題かな?】
・オカルト系はやっぱり反則かなぁ。(^^;

【シリーズのチェック項目】
・サン・モニク島の首相カナンガ。
・最初の狙っている銃口に向けて撃つシーンは片膝を曲げてのポーズ、両手撃ち。
・プロローグあり。
・オープニングは歌詞アリです。
・エンディングは歌詞アリで、次回作の予告もあります。

【一言いいたいコーナー】
Number640・ワニのシーンはロジャー・ムーアが鰐皮を履いていたとか聞きましたが。(- -;

THE END of 死ぬのは奴らだ.
But JAMES BOND will be back 黄金銃を持つ男.


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子育て 時々 映画(マミイさん)の「主題歌がいい!

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posted by 白くじら at 22:31| Comment(2) | TrackBack(1) | アクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
白くじらさん、こんにちは。

私も1作目から順番に・・・と思っていたのですが、
映画専門チャンネル視聴では思ったようにはいかず
手当たり次第に鑑賞することにしました。

今までのボンドをあまり知らないので
私はすんなり入る事ができました。

ポール・マッカートニーの主題歌がかっこよかったですね。
この曲をガンズ・アンド・ローゼスというバンドがカバーしているのですが
ガンズ版の曲が「ぐるナイ」のゴチになりますのコーナーの中で使われています。

Posted by マミイ at 2011年07月23日 23:27
こんにちは、マミイさん。

映画専門ならまとめて放送しそうなのに、バラバラなんですねぇ。(>_<)

丁度ロジャームーアに変わったところの作品で、オカルト仕立てという今までにはなかったタイプの作品でしたね。
この曲はヒットしたようですが、ゴチの中で使われていましたか。よく観ているくせに気が付きませんでした。(@@;;

トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきます。
Posted by 白くじら at 2011年07月31日 17:57
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主題歌がいい!
Excerpt: 007 死ぬのは奴らだ 原題:LIVE AND LET DIE 製作1973年 イギリス 監督:ガイ・ハミルトン 原作:イアン・フレミング 脚本:トム・マンキウィッツ 出演:ロジャー・ムーア、ヤフェ..
Weblog: 子育て 時々 映画
Tracked: 2011-07-23 23:27
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