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悪名高いマー家では、村の娘を力ずくでさらっては妾にしていました。
あるときマー家の坊ちゃんが、村の通りでサンメイ(パメラ・ヤン)に目を付けました。さっそく連れ帰ろうとしたところを、町で気ままに生きているフー(チャン・ウーロン)とアメリカ帰りのロバート(フィリップ・コー)が救いますが、坊ちゃんは諦めきれず、結納の品を持ってサンメイの家に乗り込んできました。
わがままで言うことを聞かない坊ちゃんに、サンメイの兄ヤンは、自分、おば、そしてサンメイの3人を倒すことができれば結婚を許すことにする。と言います。もちろん武術家のヤンたちに坊ちゃんが叶うわけもなく、彼は逃げ帰るのでした。
しかし坊ちゃんたちは、どうしても諦めきれず村にヤン家の3人を倒したものにサンメイと千元の金を賞金として渡すと告知をしてしまうのでした。その日からヤン家には部首角達人たちが…そしてフーとロバートも戦いに訪れるようになったのでしたが…。
どうして、そういう流れになるのかなぁ。という率直な感想です。(^^;
まぁ、最初にきっぱりと断りきれず、自分たちの強さに自信があったのでしょうけど、こういう約束をしてしまうヤンの甘さがまず問題なのでしょうが、なんとなく彼には強い男に妹を嫁がせたいという想いもあったのかもしれませんね。
それに対してマー家が村に告知をするとは…どれだけ権力があったのでしょうか、このエロ一家はもう!ヤン家がこの告知に対して否定も拒否もせずに戦いを受けるのがなんともはやですが…昔のカンフーものにはこういう無理やり感というか不条理なストーリーになっている作品が多いですね。(^^;
【ここがいい!】
・妙にサンメイがクローズアップされているかと思ったら「女ドラゴン」の主人公だった方で、どうやら彼女とフー役のチャン・ウーロンの映画だったようですね。サンメイの型が格好いいのもうなづけます。
・ストーリー上、いろいろな武芸者が来ますが、なにげにちょっと変り種が多いのが面白いです。しかもそこそこ戦っているんですよねぇ。
【ここは問題かな?】
・こういう作品はカンフーシーンがあってなんぼ!というものですが、フーとロバートとの出会いからの戦いが妙に長い…メイン以外の戦いはそこそこにして欲しいような気がします。お陰で時間がなくなったのかボス戦がなんだか短い上に、中ボスの方が強かったんじゃないの?って感じで、あのエロ親父はもっと最強にして欲しかったです。
【一言いいたいコーナー】
・いったい誰がタイガーだったのかな??
・坊ちゃん!真面目なのか、狡賢いのか、はっきりしてください!
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ラベル:映画
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