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2010年08月23日

仮面ライダー THE FIRST

風の力を失ったライダーたち。
仮面ライダー THE FIRST [DVD]
2005年製作国:日本
監督:長石多可原作:石ノ森章太郎
製作:石井徹、中曽根千治、古玉國彦、福中脩製作総指揮:
脚本:井上敏樹撮影:田中一成
音楽:安川午朗amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー

城南大学で水の結晶の研究をしていた本郷猛(黄川田将也)は、取材に来ていた雑誌記者の緑川あすか(小嶺麗奈)に恋心を持ちますが、帰宅途中ショッカーと名乗る謎の組織に拉致されてしまいます。彼はそのまま改造手術を施され怪人ホッパー(仮面ライダー1号)となりました。
怪人スパイダーと共にショッカーの手先として働くホッパー…しかし事件を目撃した緑川あすかとその婚約者矢野克彦(高野八誠)を襲撃中、降りしきる雪によって自我に目覚めます。矢野克彦を襲うスパイダーを退けはしたものの、矢野は無残にも撲殺されていました。その光景を見た緑川あすかに気付き足早に立ち去るものの、あすかは婚約者が本郷猛に殺されたと勘違いしてしまうのでした。

自分のパワーに苦悩する本郷…警察にも行かず彼を問い詰めようとするあすか。そんな彼らの前に矢野そっくりの男、一文字隼人(高野八誠)が姿を現します。彼こそショッカーがホッパーを倒すために送り込んだホッパー2号だったのです。

映画レビュー

とほほー石ノ森章太郎原作による一番最初の仮面ライダーのリメイクです。
仮面ライダーの名のとおり、仮面を自由に取り外ししているところが斬新でした。実際原作でも仮面をとっているシーンもあったかとおもいますが、ただ、怪人までもが仮面をかぶるのですが、相手の目の前でかぶるので、「ちょっと待ってね」といわんばかりに変装(変身じゃない!)しています。被害者のその間に逃げましょう。(^^;
とても残念だったのが、タイフーンを回すところです。ここまで原作要素を持ってきているというのにタイフーンは勝手に回ります。このバックルのタイフーンこそ、仮面ライダーの命とも言うべき装置で、これが回らないと変身できません。だからこそ、飛んだり落ちたりサイクロンで走ったりして風の力を蓄えていたというのに…ただの飾りです。偉い人にはわからんのです!よ!

なまじ必殺技や変身の掛け声がないのは、よりシリアスにするためなのでしょうが、戦闘員の「イー」がそのシリアスも台無しにしているようですね。戦闘員の造型も、でかいパイプを口からつけていて、おそらく高い声での「イー」なんて出るはずがありません。
上からのキックに下から上にぶっ飛ぶ敵、ワイヤーを使ってはいるものの遅くなったり速くなったりしている動き(効果ではない)など、いろいろとツッコミが多いアクションシーンでもありますが、まだ見れます。

しかし…まぁ、なんというか、ヒロインに石をぶっつけたくなるような作品でした。(- -;

【ここがいい!】
・戦闘シーンやポーズを決めるところはなかなか格好いいです。ラストで変身ポーズに似た決めポーズも「おおっ」と思ってしまいました。
・本郷猛はストーカーですが、序盤の苦悩などがよく表されていると思います。あくまでも序盤だけです。

【ここは問題かな?】
・時系列を無視して病院で謎のラブロマンス、三田村晴彦(ウエンツ瑛士)と原田美代子(小林涼子)の話が無駄に長いです。ショッカーもこんなヨワヨワしい2人を改造人間にしたり…うーん、候補になる条件っていったいなんだったのでしょう。この話はほとんど主人公たちとの接点もなく、こんなにダラダラとすすめる必要などどこにもないと思います。
・ショッカーの技術について…一応は脳改造をしているようですが、ぶっといドリルを頭の脳天からグリグリと突っ込んで手術をするようです。しかしこのドリルが回転し始めるとかなりぶれます。とても正確とはいえません。さらに頭をのけぞるようにするとドリルが迫ってくるのが見えるように…つまり頭を固定していない。こんなのでまともに手術ができる訳がありません。そして不良品となった本郷猛はあっさり自我を取り戻し、さらに本来ならリジェクションという血を定期的に替えないと死でしまう現象が起こらない。ショッカーの女性幹部曰く「初の成功例で完全なる改造人間かも」…そりゃ、こんな方法では毎回違う結果が出るだろうに!そこまで言いながら本郷猛を殺せと?捕まえてきて、どうして成功しているのか調べろ!!
・一文字隼人にいたってはあすかを手に入れるためなら何でもやるような男に…でもかの「デビルマン」もミキのためにデーモン一族を裏切ったわけですからヒーローたる条件の一つなのかもしれません。げに恐ろしきは恋の病!
・でもって一番の問題点がヒロインである緑川あすかです。怪人に襲われていたというのに、婚約者の横で座っていた本郷猛を殺人者扱い。もみ合ったところすら見ていません。さらに傷一つない婚約者を見下ろし、いきなり泣きすがるという…どこをどう確認して死んだと思っていたのでしょう(死んではいるんですけど)。ちなみに婚約者はスパイダーに馬乗りされ、顔を殴られまくっています。まったく傷もなければ血も出ていない…何これ?
・緑川あすかの謎の行動はまず続きます。警察にも行かず、本郷を追って殺人者!
・気絶していたときに仮面ライダー1号に助けられ、薄目をあけて怪人なのに一目ぼれ(本郷ではない)!
・一文字隼人が2号変身したときに、1号と間違えて一文字隼人にふらりとなる!全然色が違うだろう!!
・1号が倒れて駆け寄る緑川あすか。実はここでも区別がついておらず、マスクを外して今度は本郷にふらり!!

むきー、もう、イライラする!

【一言いいたいコーナー】
・立花藤兵衛役として宮内洋が登場していました。
Number646・サイクロンはこの人が作っていたのですが2号はいったいいつの間に。(^^; しかもいきなり船から出てくるし。

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posted by 白くじら at 23:49| Comment(5) | TrackBack(0) | ヒーロー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
白くじらが婚約したの?
Posted by BlogPetのナイトメア at 2010年08月24日 15:29
何年前だったかな?「仮面ライダー」子供の為に映画館に見に行ったら、かえるままと同世代に見える女性が一人で、「仮面ライダー」を見にきてました。
「むふふ、イケメン目当てに来たのね〜」と思ったのを思い出しました。

色んなジャンルをご覧なんですね。感心します。
Posted by かえるまま at 2010年08月24日 21:16
> ナイトメアへ
婚約はしていません。っていうか、いつの話だー!(^^;

>かえるままさんへ

こんばんは。
今の平成ライダーはイケメンの登竜門みたいになっている感が強いですね。でも、ストーリーもなにげにいいモノがあったりして楽しめますよ。

私はドキュメンタリー以外であれば、たいていはいけます。(^^)
Posted by 白くじら at 2010年08月24日 22:45
ネタは悪くないんですけどの典型例?だったかなーと。
このあとV3のNEXTっていうのもあるんですが、
斜め上にいってて??になった覚えがあります。
いやデザイン諸々は良かったんですけどねえ(笑)
Posted by tonbori at 2010年08月28日 00:11
こんばんは、tonboriさん。

実は何かのDVDの予告編集にNEXTが入っていて、何だか格好いいかも!と思ってFIRSTから観たのです。
NEXTは斜め上ですか。(^^; とりあえずあっちかな?

確かにデザインや、決めポーズなど仮面ライダーの撮り方はいいんですけどねぇ。
Posted by 白くじら at 2010年08月28日 01:02
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