ダッジ(アーノルド・シュワルツェネッガー)をリーダーとする特殊コマンド隊に招集がかかりました。
目的はゲリラのいるジャングルに落ちた重要人物の奪還…しかしヘリが落下した地点にたどり着いた彼らを待っていたのは生皮を剥ぎ木から吊るすという残虐極まりない敵でした。しかもその吊るされていたのはダッジの親友ジム・ホッパー、彼はグリーンベレーの隊員でした。
ゲリラ討伐に来たという情報もなくどことなく任務に疑問を抱き始める隊員たち。
やがてゲリラのアジトを発見したダッジたちは掃討作戦を開始します。強力な火力をもつ精鋭部隊の前にゲリラはなすすべもなく倒されていきますが、残念ながら人質は殺された後でした。
しかしダッジたちと一緒に来ていたCIAのディロンはそんなもの(!)には目もくれず本来の目的である書類を探し出します。そう、ダッジたちはCIAの道具として使われただけだったのです。
吐き出すように撤収を指示するダッジでしたが、その行く手をさえぎったのはホッパーを倒した敵…それは体を透明にすることができるツースを着込み、強力な兵器で攻撃してくるプレデター!
精鋭であるはずの彼らを次々と殺害し、仲間も武器も失ったダッジに残された手段は…。
熱を視覚的に捉えて敵を追尾するハンター、プレデター。
その残虐性、髑髏を集めるコレクターの一面、そしていわゆるカメレオンスーツによって姿を隠してしまうエイリアンの登場は衝撃的でした。このスーツはのちに士郎正宗氏の攻殻機動隊の基にもなったものです。完全に消えなくて微妙に見えるところがなんともいい感じ。
ジャングルという広い空間でありながらもどこにも逃げられない閉鎖空間、そして1人、また1人と倒されて行くのはホラー映画では定番ですが、この映画では一般人ではなく精鋭部隊であったことが違うところでしょうか。
そのため敵が恐ろしく強く、こちら側も人間の中では最強メンバーです。嫌がうえにもアクション性が高くなりますが…ちょっと撃ちすぎ。(^^;
最後はアーノルドさんが持ち前の筋肉で肉弾戦になるので、ちょっと勢いがそがれる感もありますが、なかなかにいい作品ですね。実は何度も観てます。(^^;;;
【一言いいたいコーナー】
・途中から一緒に行動する女性ゲリラのアンナから、夏の暑い日にこんな残虐な悪魔が現れることがあったと語られます。つまりプレデターは過去にも何度か地球に訪れているようです。
・特殊コマンドのマックたちが使う大型兵器、通称「無痛ガン」は本来戦闘ヘリなどに使われているミニガンです。人間に向けて発射すると痛みを感じる暇なく消し飛ぶところから名付けられたようですね。あぅ。
・ジャン・クロード・ヴァンダムがプレデターの着ぐるみに入っていたそうですがホント?
・よく考えて見るとCIAの話はいったい…(笑)。
1979年「エイリアン」
1986年「エイリアン2」
1987年「プレデター」
1989年 オリジナルコミック、エイリアンVS.プレデター
1990年「プレデター2」 エイリアンの頭蓋骨登場
1992年「エイリアン3」
1997年「エイリアン4」
2004年「AVP エイリアンVS.プレデター」
2007年「AVP2 エイリアンズVS.プレデター」
いやいやえん(makiさん)の「プレデター」
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無痛ガンの意味合いはそういう意味だったのですね。
確かに破壊力抜群で、一撃で吹き飛ぶでしょうね〜^;
もう最後の戦いしか覚えてなかったので鑑賞しましたが、
やはり記憶というものはあやふやらしく、
もっと闘いのシーンは長かったように感じました
でも意外と1VS1は短かったんですね
タイマン勝負になってから仮面をはずすところなんかは、
戦闘宇宙人タイプらしく、男気がありましたが…
シュワちゃんが言っていたとおりたしかに不細工でした(笑)
無痛ガン…痛みすら感じないうちに即死してしまうという…恐ろしいですねぇ。もともと人間相手ではないのではないでしょうか。(!_!)
1対1はもうラストでしたからね。
仮面を取り外してもあまり変わらない顔をして、不細工ですけどAVSPでは、これがまた格好よかったりするので…慣れでしょうか。(^^;
トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきました。