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2006年05月08日

エイリアン2

1986年(Aliens)
ストーリー
リプリーがコールドスリープを始めて57年…1度は地球へ来た救助艇だったのですが、なんと通り過ぎてしまいあぶなく永遠に漂流するところを偶然にも救われます。
ようやく助かったリプリーでしたが、待っていたのは娘の死とエイリアンのことをまったく信用しない査問委員会でした。彼女は航海士の免許を取り上げられ、毎晩悪夢とうなされながら暮す日々を送ることに…。

一方惑星LV426は20年前から大気製造機を導入し移民が進んでいました。
ある移民一家がエイリアンの宇宙船を発見(どうしてそんな偶然に…と思ったらちゃんと理由がありました)、前作のケインと同様にフェイスハガーに襲われ…そしてLV426から地球への通信が途絶えるのでした。

調査のために海兵隊と社のバーク、そして悪夢から逃れたいリプリーをアドバイザーとして宇宙船が出発しました。
すでにエイリアンに襲われたらしい建物には人気はなく、唯一の生存者はニュート(アマンダ)という少女のみ。しかし住民たちの体内に埋め込まれた信号がまだ動いていることに気付いた海兵隊は、大気製造機のある地下へと向かいました。
そこで見たものは…まさしくエイリアンの巣、住人たちはフェイスハガーが幼虫を育てるために捕まっていたのです。タマゴたちを守ろうとしているのか成体エイリアンが襲ってきたのはちょうどそんな時でした。慌てる新米上司のために次から次へと倒されてしまう海兵隊たち。リプリーは見るに耐えず装甲車で突撃を開始するのでした。

生き残った海兵隊とリプリーたちは脱出の手を考えますが、頼みのヘリもなく、しかも大気製造機の故障でこのままでは核融合を起し4時間で爆発することが判ります。
さらにエイリアンを持ち帰りたいバークの行動(卑劣度は前回のアッシュを越えてます)に翻弄されつつ、1人、また1人と倒され、ついにはニュートがエイリアンの手に…爆発15分前、ただ1人大気製造機の地下へ潜り込んだリプリーが見たもの、それはタマゴを生み続けているクイーンの姿でした。
そして周囲でタマゴの口が開くとき…。

映画レビュー
オススメ『今度は戦争だ!』

キッチのとおり今回はアクションが主体です。
そのために前回あれほど苦労したエイリアンが強力とはいえ銃器で倒せるのがちょっと残念でした。とはいえ、体内の酸性の血などは健在で、壁と一体化している怖さ、数で押し寄せたりと海兵隊を圧倒してきます。
閉鎖空間での恐怖感はかなり薄れてしまいましたがアクションものとしてはベストですね。

今回もヒューマノイドであるビショップが登場しますが、抑制回路があるだけあってなかなかいいキャラで好きです。代わって困り者がバーク。とにかく見ていて腹が立つのでこれはこれで成功なのかな。(^^;

【一言いいたいコーナー】
・海兵隊の連中はリプリーのデータもちゃんと読んでいなかったようで…せめてリプリーがあの説明の時に粘液のこととか説明をしていたら犠牲者は少なかったかもしれませんねぇ。
・後半海兵隊のリーダーとなるヒックス役はマイケル・ビーンですが、彼が使っていたショットガンは「ターミネーター」で使っていたものと同じ型らしいですね。ちょっとしたこだわりかな。

関連リンク
1979年「エイリアン
1986年「エイリアン2
1987年「プレデター
1989年 オリジナルコミック、エイリアンVS.プレデター
1990年「プレデター2」 エイリアンの頭蓋骨登場
1992年「エイリアン3
1997年「エイリアン4
2004年「AVP エイリアンVS.プレデター
2007年「AVP2 エイリアンズVS.プレデター

コメントありトラックバックです。
夫婦でシネマ(wanco&nyancoさん)の「【ジェームズ・キャメロン特集】エイリアン2
RETRAの奇妙な映画館(りとらさん)の「エイリアン2 ALIENS (1986年)
いやいやえん(makiさん)の「エイリアン2
忘却エンドロール(宵乃さん)の「映画「エイリアン2」観ました
posted by 白くじら at 21:45| Comment(8) | TrackBack(4) | SF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
白くじらさん、こんばんは!
早速のコメとトラバ、ありがとうございました。

エイリアンが銃撃一発であっさりやられてしまうのには、ちょっと
アレレと思ったりしましたが、アクションの連続にそんな疑問も
ふっとぶ面白さでした。

海兵隊の連中はリプリーのレポートをちゃんと読んでなかった
みたいですね(笑)。度胸はあるんだから、知的な面でもしっかり
やってればあそこまで悲惨な目に遭わなかったと思うんですが。

では、こちらからもトラバをよろしくお願いします。
Posted by wanco at 2009年11月04日 23:45
こんにちは、wancoさん。

ですねぇ、アクションには目を見張るものがありました。
そのような銃器数々やプロフェッショナルな戦闘員たちとの戦い、しかもそれを上回るエイリアンの激闘はその後の3、4も越えられませんでしたね。
そう…知能面がね。(^^;
リプリーの情報があれば、もっと有利に事を進められていたと思うんですよね。

トラックバックは残念ながら届いていないようです。
このところgooからのトラックバックが届いていないようで、何か起っているのかも知れません。申し訳ございません。
ただ、私の記事からはそちらへリンクをさせていただいているので、それほど問題はないかと思います。
Posted by 白くじら at 2009年11月07日 10:07
自分の中で、これを越えるSFホラーはありません。
断トツの1位です。
数えてないから不明ですが、多分20回近く観てます(観すぎ)。
改めて、キャメロン監督の天才ぶりを実感しました。

エイリアンよりも残虐なバークw
ある意味エイリアンより残虐ですねw
Posted by りとら at 2011年08月08日 21:12
こんにちは、りとらさん。

この作品は「シリーズものは2作目コケる」というジンクスを覆してくれた数少ない作品ですねぇ。
一作目とはうって変わってアクション主体ですが、サスペンス要素は残っていますし、楽しめた作品でした。海兵隊も殺しがいのある数でしたし。(^^;

バークはいっちゃってましたねぇ。
こういうキャラを見ていると最期は…いい敵役でした。

トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきます。
Posted by 白くじら at 2011年08月16日 20:28
こんばんは♪

いやぁラストのエレベーターであがってくるクイーンの姿に感動しました
昔の作品って、結構すっかり忘れてるもんなんですね〜
母親同士の戦いでしたが、やはり宇宙に放り投げ勝ちなリプリー
まだこの頃は若くて「女の子」的存在だったのが懐かしいです
(一応母親でしたが…パートナーの存在がなかったんですね)
白雪姫とかいわれてましたね

昔みたときは、ヒックスとくっつくんじゃないかって思ってました〜「3」で悲惨な事になっちゃってますけど…。
ニュート役の少女も可愛らしかったですね
Posted by maki at 2012年05月26日 19:32
こんばんは、makiさん。

あのエレベーターのシーンだけでも、知能も高いって思ってしまいました。(^^)
私も久しぶりに観たくなってきました。
リプリーも若くって、あの行動力は素晴らしかったですね。

うんうん、そうヒックスとねぇ…いい雰囲気だったので2としてはよかったんですけど、3でそれはないんじゃないの?って思ってしまいました。

トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきました。
Posted by 白くじら at 2012年05月27日 23:22
こちらもまた違った魅力に溢れてましたね〜。あのメカの数々に最初からワクワクしてしまいました。
エイリアンが普通に銃などでやられてしまうのは違和感あるし、体液が酸という設定も後半になるにしたがって忘れられかけていた気もするんですが(至近距離で撃っても返り血なし!)、リプリーとクイーンのガチバトルはサイコーです!
わたしもパワーローダーに乗ってみたいです(笑)
Posted by 宵乃 at 2012年07月21日 16:56
こんにちは、宵乃さん。

少し恐怖度が下がりアクション主体の作品に仕上がっていましたね。
私もあれだけしぶとかったエイリアンがあっさりと倒されていくのは残念でしたが、57年も経過しているので武器も強くなっていたのかもしれません。(^^;
体内の酸は、装甲車に乗り込んでいく際に描写がありましたけど、どんどんおざなりになっていく感はありましたねぇ、忘れちゃったのかな。

まさかパワーローダーでガチバトルとは驚きました。
ラスト絶対に戻ってくると思ったんですけどねぇ…1と同じですし。(^^;

トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせて頂きます。
Posted by 白くじら at 2013年07月15日 19:11
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