
200年後溶鉱炉で亡くなったリプリーは…。
副題にもリザレクションとあるように…巨大な連合の医療船オリガ号の中ではクローン技術をつかったリプリー(シガニー・ウィーヴァー)の復活、そしてその体内にいるエイリアン、クイーンの復活が待ち望まれていました。
そして…ようやく8号にいたってリプリーの再現に成功、その体内にいたクイーンのチェストバスターを取り出すことができました。
医療班は軍事に利用するためにさらに、(おそらくは)クイーンが生んだタマゴから次々とエイリアンを増やし始めるのでした。
エイリアンの復活にはベティ号で運ばれた冷凍睡眠の人間たちが役に立ちました。人間をモルモットにすることなどなんとも思わない医療班に脱帽です。
一方リプリーにも異変が起きていました。
遺伝子情報にエイリアンのものが混ざってしまったのか、破壊的なパワー、血液の酸性化などとても人間とは思えない特異体質になってしまっていたのです。
やがて押し込められて調教されていたエイリアンたちが、自分たちの仲間を殺害しその酸性の血液を利用して逃げ出してしまいます。その数、なんと12体!
オリガ号はたちまち修羅場と化し、リプリーとベティ号のメンバーは脱出口を探して逃げることになるのでした。

最初からなんなのですが、クローン技術に関してはいろいろとおかしいと思います。
リプリーやエイリアンの血液の遺伝子情報から作ったようですが、単体なら判るのですが、どうしてエイリアン入りのリプリーが再現できるのでしょう…記憶があるというのも。それって遺伝子じゃないし。
エイリアンは1作目、2作目と同じような感じですが黒光りして涎が凄い、かなり怖い仕上がりになっていて、これぞエイリアンって感じなのですが、リプリーがもう人間ではありませんし、あの母親(って変)に慕うニューボーン・エイリアンは見たくなかったです。
あいの子のエイリアンもエイリアンとはかけ離れててほとんどソンビ…ちょっと拍子抜けかな…死に方は凄まじかったですけど。こんな場面やエイリアンのタマゴがずらりと並んだり、水中のエイリアンなど見せ場は多くってアクションもいいのですが、もはや別物になったような気がします。
やっぱり私の中では3までで終わりとしたいですね。でも「エイリアンVS.プレデター」は番外です。(^^;
【一言いいたいコーナー】
・リプリーさん…酸性の血液になってよく体がもっていたと思います。空気中に触れるまではいいのかな…でもそれなら手のひらとか、出血をしたところは危ない!
・前3作ともヒューマノイドはいろいろな使い方がされていたのですが、今回のクールは人間らしすぎて…うーん。あそこまで同じでは人間にしておいた方がよかったかも。クール役のウィノナ・ライダーが熱望してシガニーとの共演となったようですが、それにリプリーを狙った動機付けも弱すぎな気がしますし、少々空回りになった感が拭えません。このようなことは「バイオハザード2」でもありましたが、主役級を2人すえたあげく、ホントの主役が強すぎて実は相手にならなかったというパターンではないでしょうか。

1979年「エイリアン」
1986年「エイリアン2」
1987年「プレデター」
1989年 オリジナルコミック、エイリアンVS.プレデター
1990年「プレデター2」 エイリアンの頭蓋骨登場
1992年「エイリアン3」
1997年「エイリアン4」
2004年「AVP エイリアンVS.プレデター」
2007年「AVP2 エイリアンズVS.プレデター」

いやいやえん(makiさん)の「エイリアン4」
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かなり無茶な設定ですけど、そこそこ楽しめました
水中を泳ぐエイリアンの図が素晴らしく良かったです〜
ニュー・ボーンはもうゾンビって言うか骸骨で、
あの切ない瞳でリプリーをみるラストがなんともいえない…
これで一応は決着がついたわけですけれども、
すでに人間ではないリプリーが地球に降り立って
何をするのか、気になるところではあります
いろいろとツッコんじゃってますが、この作品はほかのと違って恐怖よりも魅せる作品になっているのではないかと思います。
水中を進むエイリアンは今までとは違う動きでよかったですね!
ボーンは人間に似通っていたので、ちょっと拍子抜けでした。(^^;
この後の話はどうなるのでしょうね。
確かに気になります。もう作らないのかなぁ、なんだかんだ言ってても気になります。
トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきました。