
紀元前1万年。宇宙から飛来した隕石がありました。
人々は神の啓示であると恐れる一方、好奇心に駆られそれを探しに行く者も…そして発見された隕石から光り輝く石が取り出されました。それを持つと(指輪物語の指輪のように)パワーが得られると信じられ、転々と渡り歩きついには砂漠の地に消えてしまうのでした。
現代。石は影のアークに封印され、紀元前5000年からその長きを経て発掘されました。そして…。
ロッキー山脈に極秘に建てられたグレイシャー研究所で、謎の生物の実験がおこなわれていました。生物を作り上げたのはウッドマン教授…教授はその生物の紹介の時にコンピュータに細工をし生物を目覚めさせてしまいます。
レギオンと名付けられた新種の生物は硬い外骨格を持ちどんな衝撃にも耐える、食物連鎖の頂点に、つまり人間の上に立つべき生物だったのです。教授はエサを食べさせたかったようです(むっ)。たちまち辺りは血の海に…そのことを知った軍はただちに、冷酷なる女性を指揮官とした部隊を編成、研究所に乗り込むのでしたが…。

まずは気になるタイトル。うたい文句にはSF映画の金字塔「エイリアン」と「遊星からの物体X」の恐怖が…となっていますがエイリアンとはいうものの、実際には石に隠されていた400億のDNA記号を元にウッドマン博士のDNAから作られた生物で純粋なるエイリアン…というか全然エイリアンではありません。しかも寄生するわけでもないのに「X」がついてます。まさか氷点下30度…だけからきているのでしょうか…謎です。(^^;
基本的には制限時間を含む閉鎖空間でのレギオンとの戦いですが、このタイムリミットも最初は何の時間かわかりませんでした。どうやら帰りのヘリの時間だったようなのですが…最後には爆破時間にいつのまにか…あれれ??なにか観そこねたかな。
ストーリーもかなりお粗末でしたが…特筆すべきはレギオンの顔でしょうか。どちらかというとプレデターに似ていて、画面の暗さ(これホントに暗すぎます!全編の9割以上が暗闇です!)と障害物の多さであまり見えないのですが一度だけいいシーンがありました。
あとは教授が弱点を作っておいたのが謎ですねぇ。どうして人間と同じ弱い皮膚をつけておいたのですか…うーん。エイリアンプレデターって名前に…ってそういう映画もありましたね。(- -;
とりあえずはB級…と頭に叩き込んでから観ましょう。パッケージの絵とかいいので間違いそうです。
【一言いいたいコーナー】
・女性指揮官さん、声、大きすぎです。どこに行ってもあれでは「私たちはここにいる!」って言っているのと同じですよ。(^^;
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