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2006年05月12日

エイリアン・ビギンズ

2002年(The Salena Incident)
ストーリー

宇宙防衛司令部からルーク空軍基地に連絡が入りました。
アリゾナのサレーナの町近くに、宇宙船らしきものが落下したのです。すぐさま調査を命じられた海兵隊のジョン・ブラッドリー大尉率いるメンバーは、レベル50の地下へと降りて行きます。しかしそこで彼らを待っていたのは、何ものとも知れない凶悪な生物でした。謎の生物と自爆した部下のために海兵隊はあっさり全滅、ジョンはただ一人漆黒の闇の中に取り残されるのでした。

そのころ…リンウッドのアリゾナ州刑務所から、4人の重罪犯罪者を乗せた護送車が処刑場へと急いでいました。
ところが途中パンクしたところに、やってきた2人のブロンド美女に鼻を伸ばした護衛官たちのために犯罪者は脱走、しかしその銃撃戦でブロンドの車は壊れ、護送車はパンク。
やむなく犯罪者ブランドをリーダーとして、4人の犯罪者と2人のブロンド美女は、2人の護衛官と医者のテイラーを人質として、近くの町サレーナに向かいました。

しかし…人口900名のその町に人影はなく、彼らはそこで見たことも生物の襲撃を受け、1人、また1人と殺されていくのでした。

映画レビュー
エイリアン」シリーズとはまったく関係ございません。
最初こそ宇宙船の落下、特殊部隊との「闇の中」での戦いなど、SFっぽいのですが…といっても序盤であれ地球の話?とはなっていましたし、なぜ落下現場ではなくエレベータで降りるほどの地下なの?いったいいつの間にこんなの作ったんだろう。とハテナマークをいっぱい出したところでタイトル。(- -;;

それからがまた犯罪者たちの護送の話がしばらく続くために、一瞬エイリアンものであることすら忘れそうになります。(^^;
エイリアンとの戦いは屋内、そして地下へと続く、いわゆる闇で造形の下手さをカバーしている作りでしたが、エイリアンも3種登場しますし頑張っていたようです。
このエイリアンのサンプルと人間の血液を混ぜると、人間のDNAの塩基が4から5に変化し攻撃性が増すという設定、つまりゾンビ化する要素もあって人間同士での自滅もありました。

一箇所だけ吹き出したところがあって、ネタバレになってしまいますが、彼らエイリアンも犯罪者として護送されていたのです。それらエイリアン、ケラン星のリーチ、チャンディ星のバーバラス・ディノス、ディブ太陽系のラミア・ムーンなどは惑星をいくつも滅ぼし、特徴ほぼ無敵という恐るべき奴ら、対するは地球の極悪犯罪者、という図式があったのです。これは斬新なアイデアとして評価されるべきかもしれません。
とはいうものの、そんな無敵のエイリアンたちがショットガン程度で倒されたりするのはいいのかなという疑問も…ああ、それは見なかったことにします。(^^;

ラストのオチもちょっと面白いです。
エンドロールの間にあるので、ちゃんと忘れずに観ましょう。

ツッコミどころは満載なので「一言いいたいコーナー」はお休み。B級、C級の好きな人にオススメです。(@_@)
posted by 白くじら at 07:41| Comment(0) | TrackBack(0) | SF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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