
1973年5月14日NASAのスカイラブは地球の周回軌道上に…地球上では不可能な実験をおこなっていました。しかし1979年7月11日スカイラブは事故により落下、スペイン、ドゥアルテに落下するのでした。
5年後、ドゥアルテにあったNASAの研究所から連絡が途絶え、ランピー中尉が調査に向かいましたがやはり連絡が…続いて向かったグリーン中尉は変わり果てたランピーを発見してNASAの細菌学者W・トレーサー博士を呼び出すことに…。
一方キャンピングカーで旅行をしていたマイケル、デーモン、サムの3人は路上に飛び出してきた犬らしきものをはねてしまいましたが、路上にそれらしきものはなく、しかし辺りは血まみれでした。
衝撃で車が故障してしまった彼らは近くの村のはずれで休むことにして村に入っていきました。無表情で鼻血を出すウェイトレス、暴走しそうになる車…何かが普通の村とは違う…。
さてトレーサー博士と出合ったグリーンは研究所でスカイラブのボンベを発見、黙っている博士に問い詰めた結果、スカイラブはアポロ14号が持ち帰った月の土にいた微生物を研究していたのですが、それはとんでもない代物であったことを知ります。すでに感染していることを知り逃げられないと思ったグリーンは自殺をし博士もまた逃げてしまいます。
村でサムたちと出合った博士は彼らも感染しているので自分に協力するように頼みます。村は感染した人間たちによって唯一の橋を封鎖され脱出路もなし、抗体を作るために博士たちは村で準備、マイケルはバギーで研究所に急ぎます。しかしその前に立ちふさがったのは殺人カーでした。

「エイリアン」「プレデター」の影響をたぶんに受けた作品名ですが、中身はまぁなんというか…最初は細菌ものっぽかったのですが、この細菌はエイリアンでこれが体内に入ると48時間以内に必要なものを取り込み精神異常をきたすということでした。
さらに場合によっては成長したエイリアンが勢いよく飛び出す…と。感染経路は謎のままでした、
この活発なエイリアンから身を守るために抗体を作るという博士にはびっくりでしたが、凄い勢いで成長しているらしいエイリアンに効くのかなと思っていたら…なんだか5年間何をしていたのか役立たずな研究所で、さらにさらに身もふたもなく終わった映画でした。
やっばり当時エイリアンやらプレデターの名を冠した作品というのはこういうものが多いのかな…と思いますねぇ。しかも原題からだし…別の名前だったらまだましかな(笑)。
一応、エイリアンの腹出しを頭から(お腹押さえて頭からって!)やりたかった映画ということで…どーん。
【一言いいたいコーナー】
・倒れた牛に肉を食べる犬たちはちょっと気持ち悪い…しかしそこで牛の体内に引きずり込まれたのはどういう理由だったのでしょうねぇ、謎です。
・…プレデター…の意味は?
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