3つの約束事…それは。
太陽に当ててはいけない。
水をふれさせてはいけない。
0時過ぎて食べ物を与えてはいけない。
発明家のランド・ペルツァー(ホイト・アクストン)はチャンナタウンの骨董品店で不思議な生き物モグアイを見つけます。モグワイを育てるためには3つの事を守らなければなりませんでした。ランドはモグアイを息子のクリスマスプレゼントにと考えるのでしたが、店主の老人は売り物ではないといいます。しかしどうしても欲しいランドは、つかいっぱしりの少年からモグアイを買うのでした。
キングトン・フォールズに戻ったランドは息子のビリー(ザック・ギャリガン)にモグワイを手渡します。3つの約束と一緒に…。
往々にしてこのような約束事は守られることもなく…水を浴びてしまったギズモ(モグワイ)は背中から何匹ものモグワイを分裂させてしまいます。さらに0時を過ぎて食事を与えキズモ以外は醜悪なグレムリン(小鬼のこと)に変貌を遂げます。本当はグレムリンになった時に悪戯が酷くなると思うのですがこの分裂した連中はその前からとんでもないいじめっ子です。とくにボス格であるストライプと呼ばれるグレムリンは凶悪です。
こうして増えたグレムリンたちによって、小さな町は大混乱に…。
監督ジョー・ダンテ、製作総指揮スティーヴン・スピルバーグのファンタジー映画です。
3つの約束は破られるために存在していると言っても過言ではなく、次々と破られる約束によって物語を面白くしています。不思議な生き物モグアイはすごくぬいぐるみ感がありますが、逆に変貌したグレムリンとの対比によって可愛らしさとグロテスク感が増しているようですね。
後半はギズモの飼い主である少年ビリーとグレムリンたちとの戦いになりますが、追い詰められたストライプはあろうことかプールに飛び込みます。ビリーが警察に飛び込んだ時のセリフによると100匹、いや1000匹となっていましたが、科学的検証によるとプールの大きさからいっても86億くらいに増えるらしいです。また雪の中、足から分裂しないのも不思議な話。とそんなところに突っ込んではいけません。(^^;
この映画はビリーとギズモとの不思議な出会いと友情、そして約束の大切さを教える物語なのです。
さて、あなたの元にモグワイがやってきたとき、あなたはどうしますか?
【一言いいたいコーナー】
・もしグリムリンが海でも増殖するとなると、その重さは地球の100倍もの質量となり地球の自転にも影響があるとか。おそるべしグレムリン!
・父親がアイデア商品の展示会にいる時にはスピルバーグもちょこっと出たり、往年の名作「禁断の惑星」に登場したロビーがいたりしてますね。なんだか嬉しいです。(^^)/
・ビリーと恋人ケイト(フィービー・ケイツ)のなんとも言えないいい味を出していましたが、実際には笑うに笑えない父親の死…でした。
1984年「グレムリン」
1990年「グレムリン2 -新・種・誕・生-」
忘却エンドロール(宵乃さん)の「ファンタジー企画まとめ感想」
本当、申し訳ないって思う位、これも観てないの。
有名だし、存在は知ってたけれどね♪
なかなかコメント出来なくてごめんなさい〜(^^ゞ
観ていませんでしたか。(^^;;
2は完全にドタバタでしたが、1作目は各キャラに心情というものが描かれていてよかったですよ。
観てない方が多い方が、オススメできるものが多くって逆にいいかもしれないですね。
ちなみに…同じ小さな生物続きということで、次のレビューは「クリッター」…ってこれも知らないかな。(^^;;;;
密かにARIAさんと、『白くじらさんがエイリアンの次にレビューするのは何じゃろう?(・_・)』とか話し合いつつ。
俺はまあ『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』の映画版(?)
っで、ARIAさんはターミネーターと言ってたのよん♪
っで、グレムリンもまあやたら流行ったよねぇ…
1も2も結構印象に残ってたかな?
あの印象的な音楽も凄く良かったし♪
っが、ふと気が付くとたったの2作っきゃ無かったのねぇ…
何かコレ式の亜流映画ってあったかしら?
アンドロイドは…はアッシュのネタで上げたのでレビューしてもよかったですね。
ターミネーターもいいですよねぇ、コレ上げると次はロボコップとか。(^^;
とりあえず怖いエイリアンばかりだったので、ちょっと軽い生き物で攻めてみました。
グレムリンは、はい、あの音楽もよかったです。
1は好きでした。2もよかったのですが、ちょっとドタバタが多かったので個人評価的にはちょっと落ちてます。
でも3作目があっても不思議ではない感じでしたね。
これの亜流というと…やっぱり「クリッター」??
と言っても別に変身するわけではありませんが。(^^;
って・・はい、知らないです。観てないですぅ・・
確かに観てないからゆえ、参考になるので良いと思います♪
そうなんです。白くじらさんって私の映画空白期間の映画に強そうだしってね、次のレビューが楽しみで楽しみで♪
私は『ターミネーター』3部作が来るよ!って半ば自信あったんだけど(どこから来るのかその自信・・)狼さんは・・ん?
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』って、それって『ブレードランナー』?違った??
まあそれが来るかもって言ってたのね〜
『グレムリン』は2人とも頭になかったかも?
狼さんも観てるのね>グレムリン・・
何にせよ、白くじらさんのレビューは楽しみです♪
そうですね。人間、好みが違うから話をしていて面白い部分もありますから、知らない映画をつまみ食いして、新しい発見ができたらいいかなと思います。
ただ、ちょっと私は偏っているかもしれませんが。(^^;
「ターミネーター」も好きなのでいずれレビューを書きたいと思います。
「アンドロイドは…」はお察しの通り「ブレードランナー」ですね。この作品は何種類か出ているのでできれば見比べたいのですが、最初に観たのはどこへ行ったのやら…。(@_@)
狼さんの知識も半端じゃないですよね。凄いです。
昨日はコメントありがとうございました。
「グレムリン」ですか・・・
メモリ不足で私の頭の中に保存されていませんでした。
ギズモ、モグワイ、フィービー・ケイツ・・・思い出しましたよ。
この映画って、シリアスなタッチで演出していて、どことなく奇妙な味をまぶしてブラックユーモアを醸し出していましたね。
続編よりも1作目が好きでした。
とても参考になりました。
また遊びに来ます。
ご来訪ありがとうございます。
私も結構メモリが少ない方なので、映画は観直さないと覚えていません。(- -;;
そうですね、おっしゃる通り2に比べるとシリアスタッチの中に不思議さと独特なブラックユーモアのある作品でした。これらがちゃんとうまく混ぜ合わされているところが恐るべきところです。
こういう生物を作り出した人には脱帽ですね。
ではでは、また来てくださいね。
ってコメントが消えてます。引っ越し??がーん。
面白かったですね、「グレムリン」。
今もUFOキャッチャーの景品になっているくらいギズモは人気ありますね。
景品の真っ白なギズモは本当にカワイイです。
欲しいのですが、取れません・・・っ。(涙)
ちょっと変な視点かもしれませんが、カワイイんだけど、ギズモの主体性のなさが気になります。
ビリーの家に連れて行かれたら、そこでちゃんとビリーになついてるし、中国系の店主に引き取られるときは、ゴネるでもなく素直にビリーとお別れするし・・・。
誰にでもなついちゃうペットというのは、飼う立場から見ると、「ちょっとなぁ・・・」なんて思っちゃいました。
なんと今でもギズモが景品になっているのですか!
驚きですね。
基本的に可愛いので、しらなかっても問題ないのかもしれませんね。(^^;
なるほど主体性ですか。
そういう見方は面白いですね。確かにおっしゃる通り、あっさり売られてしまっても悲しむこともなくビリーの家に…そこからのお別れも。ひょっとして人間、というかギズモができているのでしょうか。
飼っている方(友達)からしたらなんとも悲しい別れなんですけどね。
>海でも増殖するとなると、その重さは地球の100倍もの質量となり
こわっ!
もうそれだけで脅威ですね。一体自然界でどうやって生きてきたんでしょう。
>実際には笑うに笑えない父親の死…でした。
ちょっと悪趣味でしたよね〜。
自然界で水系に触れ続けないという事はとても無理だと思いますので、とても無理だと思うんですけどねぇ。(^^;
あの父親の死は、ブラックなジョークでしたよね。
実際にそのような告白をされてしまうと、自分でもどう対処したらいいのかわかりません。
せめて、ちょっと足を折ってしまったくらいの話にしてほしかったです。