監督:クリスティン・ピーターソン
製作:ルパート・ハーベイ
脚本:デヴィッド・J・スコウ
グロバーズベンド近くを走っていたキャンピングカーがパンク、乗っていた親子は近くのレストポイントに止まることになりました。
父親がパンクを直している間にフリスビーで遊んでいたアニーとジョニーは、同じくそこで止まっていた少年ジョシュア、通称ジョシュ(レオナルド・ディカプリオ)と知り合いになります。遊んでいる内に流されたフリスビーを探して丘を降っていたときに突然現れたのは、バウンティハンター姿のチャーリーでした。
さすがに怪しい目で見る子供たちにクリッターのことを説明しますが、誰も信じては…いえ、まだ幼いジョニーだけはモンスターを信じました。
チャーリーは喜びジョニーにクリスタルを渡し、危険が迫ったら緑色に光るから逃げるように言います。
そのころ停車場では、クリッターらしきものがキャンピングカーの下にとりつくのでした。そう、クリッターはまだ生き延びていたのです!
カンザス州のとある町のボロアパート、そこに戻ってきた一家の車からクリッターたちは地下室に入り込みました。
そこには地主の命令で住民を追い出そうとしているフランクがいました。彼はあっけなく最初の犠牲者となり、地主の命令は誰も聞く者がいなくなります。
クリッターたちは地下室を根城としてそこに来るものを攻撃しながらも次第に上の階へと弾みながらやってきます。ジョニーの持っているクリスタルはもらったその日からもう緑色に輝いてしまったのです。
その夜、フランクに連絡のつかない地主が息子を連れてアパートに現れました。
息子の名前はジョシュ、そう、偶然にもあのときの少年が地主(継父)の息子だったのです。住人を追い出すために電話、電気を切る性格はホントに…ジョシュが嫌がるのも無理はありません。
そんな地主も住人の部屋で住人と間違えたクリッターたちに殺されてしまいます。今やアパートはクリッターだらけ…進退窮まったアニーたちは脱出口を求めて屋根裏へと逃げて行くのですが…。
ついに3作目はグロバーズベンドからカンザス州の町へ…ただアパート内で作品を終わらせるためか2に比べるとパワーダウンって感じでしょうか。それでもクリッターたちの行動は相変わらず(ブラック)ユーモアに溢れていて面白いです。
その中でびっくりしたのが1名のクリッターに「ブラッキー」という名前がついていたことでした。ひょっとして全員ちゃんと名前を持っているのかもしれません。っていったい誰が名づけているんでしょうか!
それにしてもいやらしい人間から先に死んでいくのって珍しい、普通は「憎まれっ子世にはばかる」と言って「こいつはー」とイライラするのがないんです。(^^;
今回はバウンティハンターはチャーリーのみしか出てきません。そういうところでもスケールが…ただチャーリーの持つ武器も手製ながら半端ではありません。
ラストで通信機から映像のみですがアグが登場しますが、チャーリーにあることを言います。そしてそれはそのまま4作目へと続くのです。最初から4作目を意識していたようですね。で、次は宇宙です!
【一言いいたいコーナー】
・ジョシュはそれほどめだった活躍はしていませんが、これがレオナルド・ディカプリオの記念すべき第1作のようです。本人は拒否しているようですが…やっぱりB級ホラーのしかも3作目というのが許せないのでしょうか。
・最初にキャンピングカーの下で実際にカメラが捕らえたのはタマゴでした。ということはクリッターはタマゴをそこに持って行ったのかな。
・新聞によると最初の事件は1986年、次の事件は1988年だったそうです。
・「製作にあたりクリッターには一切の危害を加えておりません」だそうです。(^^;
1986年「クリッター」
1988年「クリッター2」
1991年「クリッター3」
1991年「クリッター4 ファイナルウォーズ」