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2006年05月29日

ロスト・ワールド:ジュラシック・パーク

1997年(THE LOST WORLD:JURASSIC PARK)
監督:スティーヴン・スピルバーグ
製作:ジェラルド・R・モーレン、コリン・ウィルソン
原作:マイケル・クライトン
脚本:デイヴィッド・コープ
音楽:ジョン・ウィリアムス
ストーリー
あれから4年…ジュラシック・パークの恐竜たちは。

ジュラシック・パーク計画は水泡と化しました。
しかし絶滅したかと思われた恐竜たちは「サイトB」という孤島で今なお生息していました。この島こそが、パーク建設のための実験をおこなっていた島だったのです。

設立者ハモンド(リチャード・アッテンボロー)は、恐竜たちの生体を調べるためにマルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)を呼びました。
一度は断った博士でしたが、恋人のサラ(ジュリアン・ムーア)がすでに現地に飛んでいることを知るとすぐさま出発することに。
しかも「勝手にしなさい」と子供に言ったために「勝手についてきた」娘と、カメラマンのニックとともに…。

一方、ハモンドの甥のルドロー(アーリス・ハワード)も恐竜を捕まえ、なんとジュラシック・パーク・サンディエゴを建設するために捕獲部隊を組織して乗り込んでくるのでした。しかし…。

映画レビュー
ジュラシック・パークシリーズの2作目にあたる今回の作品では、捕獲部隊の恐竜との戦いをメインにしているために、1作目に比べるとアクション的要素が強く、何かに感動するという映画ではなく単に恐竜とのアクションを楽しみましょう。

ストーリーに関しては、あまりにも登場人物たちの自分勝手が目に付きます。
特にカメラマンのニック!環境保護か自然主義なのかは知りませんが、捕獲部隊が捕まえた(捕まえるのも確かに悪いですが)恐竜を全てキャンプ上で放ったので通信施設は壊れるわ、隊員も死んだのではないでしょうか。
おかげで帰る足を無くしてしまいました。
またTレックスの子供が怪我をしていたので自分たちのキャンプに持ち帰り、こちらの通信装置も破壊してしまいます…さらに、ハンターの弾丸を抜いていたおかげでTレックスの暴動を止められず、隊員たちが死ぬわ死ぬわ…しかもその弾丸を得意げにヘリで見せるとは…うーん。
恐竜たちは確かに可愛そうですが、あなたがした恐竜救済の行動の影にはとてつもない被害が!時と場所を考えてから行動してくださいね。
やっぱり1作目は越えられないといった感じでしょうか…アクション系はしっかりしているのに残念。

【一言いいたいコーナー】
・隊員が森で迷った時、それほど離れていないので叫べば聞こえたような。もちろん「小用にいくよ」と言っておいた人はウォークマンをしていて聞こえないにしても。
・恐竜を運んできたベンチャー号の船長や船員を食べたのはいったい誰??船室は壊れてたりしていなかったしTレックスではありませんよね。不思議です。ちっちゃいのでもいて逃げたのでしょうか。
・Tレックスが街中に出て行ったときにだれも追跡していなかったの?
・小屋の中に段違い平行棒があったのには苦笑するしかありませんでした。(^^;
・未公開ではルドローの会社が膨大な口止め料や慰謝料に我慢できず、ついにハモンドを追い落とす会議や、ハンターを雇う時の話が収録されています。お金に関するなんだか汚い策略はジュラシックにはあわなくってカットしたようですが、ハンターの話はあってもよかったかも。あとで相棒が死んだ時に抜けてしまう感情の起伏にも必要でしょうし。

関連リンク
1993年「ジュラシック・パーク
1997年「ロスト・ワールド:ジュラシック・パーク
2001年「ジュラシック・パーク3
posted by 白くじら at 14:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 恐竜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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