監督:ジョー・ジョンストン
製作:キャスリーン・ケネディ、ラリー・フランコ
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:ピーター・バックマン、アレクサンダー・ペイン、ジム・テイラー
音楽:ドン・デイヴィス

大声を上げて恐竜を呼び寄せないように!
南米の孤島…パラセイリング中のモーターボートが霧の中でなにものかに襲われました。空中のベンとエリックはロープを切り離し近くの島の方へと流されて行きました。
大使館に捜索を断られたエリックの父カービーは大富豪を装い、クーパーたちハンターとグラント博士(サム・ニール)を飛行機から観るだけだからと騙し島へとやってきます。
グラント博士と助手のビリー(アレッサンドロ・ニヴォラ)は化石を復元させるさせる過程で、ラプトルには共鳴孔(漢字不明)と呼ばれる部分があり、知能もホモサピエンスを上回っていたのではという仮説を立てていましたが、いかんせん貧乏…彼らは発掘費用のために参加したのです。
しかしカービーたちは機上でもめた博士を気絶させ着陸させた挙句、ハンドスピーカで息子たちの名前を呼びます。
たちまち呼び寄せられてきた見たこともない巨大な恐竜に、クーパーはあっけなく食い殺され、飛行機も大破してしまいます。
さらに襲いかかってきた恐竜から命からがら逃げたグラントたちでしたが、もはや脱出の手段はありません。
やむなく海岸をめざして進む一行でしたが、途中ラプトルの巣を発見し、ビリーがタマゴを盗ったことからラプトルにも襲われることに…。

ジュラシック・パークシリーズの第3弾…なんともはやの事件発端から再びグラント博士が恐竜の島へと出かけて行きます。
今まででもっとも場違いな人間が来たためか、恐竜に襲ってくれと言わんばかりの行動を起こしてしまい、観ていてイライライライライライライライライライラ…。(^^;
グラント博士も博士らしいことをほとんどできなくって、キット困っていたのではないかと思います。
でき自体は回を追うごとに…って感じでしょうか。
恐竜に関しては今回はラプトル、Tレックスに加えて巨大なディノサウルスやプテラノドンが登場、ヒナに餌(人間)をやるところはヒナとはいえ怖いシーンでした。新しい恐竜を観れたということでよしとしましょう。
【一言いいたいコーナー】
・携帯を飲み込んで音を出しているディノサウルスは、ピーターパンのワニを思い出してしまいました。
・4作目もあるという話ですが、そろそろ島に行ってなんとかっていうのは、脱却してほしいと思います。でも「パーク」って名がついていると難しいかな。
・いいかげん島の周囲をもっと厳重にすべき、簡単に入られすぎでしょうねぇ。

1993年「ジュラシック・パーク」
1997年「ロスト・ワールド:ジュラシック・パーク」
2001年「ジュラシック・パーク3」

忘却エンドロール(宵乃さん)の「映画「ジュラシック・パーク III」観た」
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前作で、博士の癖に血のついたジャケットを着たままとか変なことばっかりしてる人にイラついたので、素人だから仕方ないか〜と思えましたけど、もしこっちがIIだったら私も同じようにイライラしてたと思います(笑)
グラント博士を騙して連れてきたくせに、彼が目覚める前に勝手に行動してたのは擁護できないし…。
>いいかげん島の周囲をもっと厳重にすべき、簡単に入られすぎでしょうねぇ。
ホントですよね。近隣住民も被害を受けてるみたいだし、恐竜を処分とはいわないけど、被害が出ないように何とかする義務があると思います。
ちなみに、結局グラント博士はタダ働きだったのかな〜?
いましたねー、血の付いたジャケットで居場所丸わかりな人が。(^^;
どうしても自分勝手な人がいてイライライライライライラしてしまいますけど、観客がイライラするのはその人の役が成功しているのかもしれませんね。もちろん、ストーリー的にいいのか?ということは別にして。
島の管理はちゃんとしてほしいと思います。
これは2から問題視してしまう話ですよね。そう、恐竜を処分することはないですけど、脱走したり、外部からの侵入者の安全はなんとかしないとね。
>ちなみに、結局グラント博士はタダ働きだったのかな〜?
グラント博士は恐竜見られれば幸せ?(^^;
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