
製作国:オーストラリア
監督:ジョージ・ミラー
製作:バイロン・ケネディ
脚本:ジェームズ・マッカウスランド
音楽:ブライアン・メイ
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世間はもはや英雄を信じないと言う…ふざけるな!
今から数年後…本年の死亡57件の、国道9号26地区危険区域を激走するのはV8特別追跡車。乗るのはサンシティで警官殺しをして車を奪った暴走族ナイトライダーとその女でした。
警官のボッパー、ループ、サース、ヘアー、そしてバイクのグースを退け、走り去るナイトライダーに迫る1台のインターセプター、乗るは随一の凄腕ドライバーマックス(メル・ギブソン)。
ナイトライダーは立ち入り禁止区域に追い込まれ爆死してしまいました。
ヒーローといわれるマックスでしたが、仲間が傷付き、自分も相手を殺してしまう仕事に嫌気がさし署を辞めようとしますが、署の車庫で完成したという、黒いインターセプター(カスタムチューンのV8、600馬力)のエンジン音を聞いて思い止まります。
そのころ、ウィー・エルサレムの町に、トーカッター率いる暴走族が姿を現しました。
彼らはナイトライダーの仲間であり、彼の死体を引き取りに来ていたのです。町で我がもの顔に暴れる暴走族に恐れをなした若者とその恋人は、スポーツカーで町から逃れようとしますが、あっさりバイクに追いつかれ車を破壊された挙句に暴行を受けてしまいます。
マックスとグースがその現場に来たときには若者は下半身裸で逃げ惑い、恋人は首輪をつけられ壊れた車の近くで怯えていました。
2人はまだその場所でラリっていた暴走族の1人ジョニーを逮捕しますが、町の住人も被害者の2人も誰も出頭せずジョニーは不起訴で釈放になってしまうのでした。あざ笑うように出て行くジョニーに、グースは怒りを押さえ切れず殴りかかってしまいます。
仲間の元に戻ったジョニーは、トーカッターにその軟弱さを正させるために復讐をするように命じられます。
ジョニーはグースのバイクに仕掛けをし、パトロール中のグースは急な後輪停止に宙に投げ出されてしまいます。さらに修理トラックで戻る最中に襲われ転倒、喜ぶジョニーにトーカッターは火をつけさせるのでした。
親友グースの変わり果てた姿を病院で見たマックスはうなされ、今度こそ署を辞めることをフィフ隊長に言うのでした。
隊長はマックスにしばらく休暇を取るようにいい、マックスと妻のジェシー、息子のスプロッグとともに田舎へ旅に出かけるのでした。ところが運悪く海岸沿いの町でジェシーがトーカッターたちと遭遇、ちょっかいをかけられてしまいます。
執拗に追いかけてくるトーカッターたちに、ついにジェシーとスブロッグはバイクに…。
スブロッグは死に、ジェシーもまた無数の怪我のために…愛するものを失ったマックスはしまいこんでいた装備に身をかため、署の残された黒いインターセプターのエンジンをかけるのでした。


凄まじい車、バイクの激突シーン、スタントマンが何人も怪我をし、死者まででたことでも有名、メル・ギブソンを一躍ヒーローの座に押し上げた作品となっています。今観るとギブソンも凄く若いです!
独特なカメラワーク、車体に取り付けたカメラから見た映像は今観てもスピード感あふれ観るものを圧倒します。インターセプターがバイクにみるみる内に接近するシーンなどは凄いですねぇ。
トーカッター配下の暴走族たちは2,000人の本物の暴走族から選ばれたということですが、かなり変わっている連中がいました。特に極め付けなのがメイの小屋の前でジェシーを脅していたときのシーン。扉の上で貼り付けのようなポーズでじっとしている奴です。なんとも独特な怖さをかもし出していたのではと思います。
これらのアクションシーンもさることながらこの作品が優れているのは、マックスの私生活、妻と子供とに注ぐ愛情があってこその復讐劇、悲惨なことにはなりましたがこれによってマックスの激情が惜しみなく発揮され、アクションシーンへと繋がっていると思います。
この後3作までシリーズ化されましたが、世界がどんどん荒廃してなんだかどういう設定の話なのか判らなくなっていった記憶があります。
【一言いいたいコーナー】
・アクションシーンでのスタントマン死亡説は、宣伝用のやらせという話を聞いたことがありますが、そのトラックとの激突シーンや転んだときにバイクで後頭部強打するシーンなど…恐ろしいアクションでした。

1979年「マッドマックス」
1981年「マッドマックス2 ロードウォーリァー」
1985年「マッドマックス3 サンダードーム」

サウンドに嵌った男は他の事にも嵌ってます(笑)(take51さん)の「最近、見た映画「マスク・オブ・ゾロ」「マッドマックス」」
【関連する記事】
よく、TVでもやっていましたよね。
子供ながらに、釘付けでみました。
カーチェースシーンも面白かった。
しかし、ほんと今見るとメルギブソン若い。
つか、70年代の映画だったんですね〜。
初めて観たときには度肝を抜かれるようなカーアクションでしたね。
確か車体の下部にカメラを取り付けての撮影だったと思いますが、物凄いスピード感を実現していました。
回を重ねるごとによく判らない世界に向かっていたようでしたが…。(^^;
メルギブソンは若いですねぇ。若すぎです!
有名な映画ですので、いつかは・・・
と思ってましたので、ようやく見る事ができて良かったです!
本当に古い映画だったんですね!!!
アメリカの田舎町だと思いますが、当時はこんなに
荒廃していたんでしょうか??スタンドでしたっけ?
従業員の汚いこと(笑)
話の内容がよく分からないまま後半に突入してました・・(^▽^;)
>凄まじい車、バイクの激突シーン、スタントマンが何人も怪我をし、死者まででたことでも有名、メル・ギブソンを一躍ヒーローの座に押し上げた作品となっています。
そうだったんですね!(汗)
どうかしたら、今のCGと大差ないほどの撃破・激突
シーンが満載でした!!恐ろしい・・・(^▽^;)
>これらのアクションシーンもさることながらこの作品が優れているのは、マックスの私生活、妻と子供とに注ぐ愛情があってこその復讐劇、悲惨なことにはなりましたがこれによってマックスの激情が惜しみなく発揮され、アクションシーンへと繋がっていると思います。
車やバイクの疾走シーンは本当にカッコ良かったですね!
今、作った映画なら音もカッコ良く仕上げれただろうな〜
なんて思いました!!(^.^)
にしても奥さんは可愛そうでした・・
途中で引かれそうになった子供もいましたが、
子供の使い方が恐ろしい映画でしたね、、(^▽^;)
暫くブログが更新されていなかったので、
どうされたのかな??と思ってました。
また宜しくお願いします!!(^^♪
>アメリカの田舎町だと思いますが、当時はこんなに
>荒廃していたんでしょうか??
いえいえ、これは当時よりも近未来の話でしたから、荒廃していたようです。(^^;
アクションシーンに関しては当時見たこともないようなクラッシュシーンや演出が多くて、目を見張りました。っていうか、どうやって撮ったの?です。
バイクで後頭部強打するシーンは本当に死んでいないのか!?って思います。
今はCGが現実と区別がつかなくなってますからできそうですけど、この時は本当にぶつかっているでしょうに…。
車の速度に関しては、車体の下の方にカメラを設置していたようで、みるみる前方の車に接近したりするところ、エンジンの性能にびっくりしたものです。
子供だから死なない、傷つかないという世界ではなかったようで、ある意味現実に近いのでしょうけど、やっぱり小さな子が亡くなるシーンは嫌ですね。
ちょっと今の仕事が忙しすぎたのもあるのですが、シーサーからほとんどトラックバックが出来なくなって、なんだか落胆していたことが大きいかも知れません。ですから、映画自体はちょくちょく観ていたのですが…。(^^;
1年ほど前にFC2へ引っ越そうかととも考えて構築を始めていたのですが…シーサーほど改造が楽ではなく、と、もたもたもしている内に、シーサーのトラックバックが使えるようになって…今に至ります。(@@)
ということで、こちらこそ、またよろしくお願いいたします。