製作国:アメリカ
監督:ジョン・カーペンター
製作:デブラ・ヒル
脚本:ジョン・カーペンター
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地震でロスは大陸から分断、アメリカの流刑地に!
1998年、20世紀末、アメリカの反政府勢力は力を増し、ロスは悪徳と犯罪がはびこり市民を守るため国家警察が結成されました。
2000年8月23日、ロスをマグニチュード9.6という地震が襲い、その結果ロスは島化、新生道徳国アメリカの流刑地として活用されるようになりました。対岸には監視塔がいくつも設置され脱出は死を意味しました。
2013年、事件が発生しました。
大統領が宇宙研究所を視察中、娘が機密扱いの装置を奪い、さらに機をハイジャックし脱出ポッドでロスに逃げてしまったのです。
彼女を裏で操っていたのはテロ集団「輝く道」のクエボ・ジョーンズ…盗まれた装置はダマクルスの剣と呼ばれる防衛システム、コードを入れることによって、目標地区のエネルギーを電池のようなものまで、ゼロにしてしまうことができるのです。
ちょうどロスに送り込まれようとされていたスネーク(カート・ラッセル)は、護送中すれ違った女性警察官に腕に傷を負わされ、10時間で体中から出血してしまい死に至るウィルスを注入されてしまいます。
気付けば16年前と同じく解毒剤と恩赦とを引き換えに装置奪還と娘の処刑を言い渡されるのでした。
こうして苛立つスネークは、ハイテク装備を整え小型潜水艇でロスへ向かうのでした。
そこはニューヨークをさらに荒廃させた、それでいて完全武装をしている犯罪者たちや定期的な整形手術のために人体を捜している人狩りの群れなど、狂気と暴力の世界でした。
前作「ニューヨーク1997」の続編です。
主人公はもちろんカート・ラッセル演じるスネークです。
もともと前作の原題名は「エスケープ・フロム・ニューヨーク」ですからタイトルの付け方は同じですね。というかストーリーを見てもお判りのようにまるで前作のストーリーをなぞっているかのような作り…ストーリーは前作に続いているものの、これではまるでリメイクなのではと思ってしまうような感じを受けてしまいました。
進入方法、少し暴れた後やっぱり捕まる、コロシアムでの死闘、同じように右足負傷など、これだけ同じようなことをされると、さすがに興ざめしてしまいましたが、ラストでのスネークの行動はとても彼らしく、ちょっとどこかおかしい大統領や警察の連中に一泡吹かせることができて私はここは満足でした。
世界観は若干変っていて、犯罪者の方も銃器を持っています。
前作はあまりなくボウガンなどが主で、それが返って恐怖感を煽っていました。
特に右足を撃たれたときなど…今回は銃器系だったのでアクションはハデなのですが逆に恐怖感は減りました。
それにしても警察の連中、スネークを送り出すときには彼の反抗を予想してホログラフィを使ったり、空の弾装を渡したりして用意万端、余裕綽々で見ていて腹が立つほどでしたが、最後の実は風邪だったとか、装置をちゃんと確かめないうちにそれを言うとか、なんともお粗末だったような気がしますねぇ。
スネークに対して甘すぎ&バカにしているんじゃないの?っていう変な連中でした。
【一言いいたいコーナー】
・囚人の1人、海岸線で「波」を待っていたのがなんとピーター・フォンダ。彼と一緒にサーフィンするスネークにはかなりびっくりでした。こういうお遊び的要素が少しスネークらしくなかったところだったのかも知れません。面白いのですがやっぱり違う。
・最初に送り込まれるところで、いろいろなハイテク武器を受け取るところはまさに007状態でした。
・あのカウントダウンの装置って、なぜかボタンを押さないと表示されません。いったいなぜ?さらに捕まったときにもなぜか外されず…うーん。
・全世界のコードは666!!いい数字ではありませんか。(^^;
1981年「ニューヨーク1997」
1996年「エスケープ・フロム・L.A.」
ORGANIC STONE(ptdさん)の「片目のヘビメタ(笑)キャラ復活:エスケープ・フロム・L.A.(1996)」
子育て 時々 映画(マミイさん)の「泥臭さ満開のヒーロー」
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この映画・・・見ました・・・
波乗り画面出てきたところで・・・_| ̄|○
私の一声
「あっ!ピーター・フォンダ!
あんたそんなにお金なくなったの!?」
すいません<m(__)m>
いましたねぇ、ピーター・フォンダ。
あのようなシーンに登場しているとは、ひょっとして日本でよくある友情出演っていうところなのか、はたまた話題性を加えたかったのか。
いずれにしても、なんだかずいぶんと久しぶりに観たような気がしましたね。
お金は…あると思います。(^^;
家でレビューしたのでTbさせていただきに来ました。
前作と同じストーリーなのは、あそこまで同じだとワザとだな?って思っちゃいました。
あちこち「なんじゃいーこりゃ」のB級テイストが、可笑しくて、楽しかったです。
最後は私も良いと思いました。ああいう映画は、後味よくなきゃ!
果てしなく遅くなり申し訳ございません。
こちらからもトラックバックさせていただきます。
そうですねぇ、もうこのストーリーはわざととしか思えないノリでした。
今の時代設定だと、こんな感じになるんだ!って感じでリメイクされたかのようでした。(^^)
ラストはよかったですね!
こう見えても(・・・どう見えます?笑)
スネーク大好きであります!
本作ではところどころ、スネークのおちゃめな面が垣間見えて
とっても楽しかったです。
監督が超大作を作ろうと気負っていないところがすごくいいです。
スネークもお好きなんですね。
カート・ラッセルは私も好きで言動が渋いですねぇ。
続編とはなっているものの、これはもう一度作り直したようなものですよね。(^^)
トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきました。