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2006年06月03日

ゴースト・ハンターズ

ゴースト・ハンターズ1986年(BIG TROUBLE IN LITTLE CHINA)
製作国:アメリカ
監督:ジョン・カーペンター
製作総指揮:ポール・モナシュ、キース・バリッシュ
製作:ラリー・J・フランコ
脚本:ゲイリー・ゴールドマン、デイビッド・Z・ワインスタイン
音楽:ジョン・カーペンター
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ストーリー
宇宙の全ての動きは陰と陽のバランスから…。

サンフランシスコ、ポークチョップ急行便のトラック運転手ジャック(カート・ラッセル)は人種の壁を越えた友人、中国人のウォン(デニス・ダン)と一緒に彼の恋人であるミャオ・イン(スージー・パイ)を迎えに空港にいきました。
ジャックはそこで出会った翡翠色の眼をしたアメリカ人女性グレイシー(キム・キャトラル)に一目ぼれ、と、そこに現れた街のチンピラ集団「死の貴族」がミャオ・インを拉致してしまいます。

訳が判らないまま追いかけるジャックとウォン。チャイナタウンで見失ってしまった彼らの回りに現れたのは、戦う結社チャン・シングループの葬儀の列、そして彼らとは犬猿の仲のウィン・コングループ。
たちまち始まる戦い、さらに空中から現れた3人の編み笠の男たち。ウィン・コンたちのマシンガンの雨にも平気で立つ男たち、それはチャイナタウンを裏で牛耳る亡霊のロー・パン配下の「雷鳴(カーター・ウォン)」「稲妻(ジェイムズ・パックス)」「雨(ピーター・クォン)」と呼ばれる魔術師たちでした。
絶対にまずいと考えたジャックたちは、トラックを走らせ逃げようとしますが、その前方に立ちはだかったロー・パン、トラックが激突してもまったく意に介さず逆に眼と口から怪光線を発して彼らを襲ってくるのでした。

かろうじてウォンの中華料理店に逃げ込んだジャックたちは、やってきた弁護士のグレイシーの情報からミャオ・インが売春宿「白い虎」にいることを知りますが、一歩遅くミャオ・インは稲妻たちによって拉致されてしまうのでした。

再び中華料理店、古代中世の魔術に詳しいエッグ・シェン(ピーター・ウォン)の話によれば、2258歳の幽霊となっているロー・パンは昔、秦の始皇帝の呪いで肉体を失ったのだそうです。
身体を取り戻すためには翡翠色の眼をした女性と結婚し、その娘を殺さなければならないのです。グレイシー同様ミャオ・インもまた美しい翡翠の眼を持っていたのです。
ジャックたちはミャオ・インを助けるためにロー・パンのアジトへと忍びこみますが、そこは人智を超えた妖獣たちの巣くう場所だったのです!

映画レビュー
うたい文句は「奇想天外!前代未聞!斬新快感!新人類熱狂!」…まさに何でもありの娯楽アクション活劇です。
人間やゴースト以外にも下水のモンスターや顔中眼の偵察モンスター、毛むくじゃらのモンスターなどが主人公たちを襲ってきます。
なかでも異彩を放っているのが3人の魔術師です。編み笠を被り拳法を使う彼らは魔術師というよりも明らかに拳法家です。しかしマシンガンも効かず…って剣が…やっぱり魔術?この中で好きなのは稲妻でした。
体中に走る青白い稲妻を自在に操つるのは観ていてもぞくぞくします。ジャックたちが逃げているというのに無意味に辺りを破壊したりするところも好きですねぇ。(^^;

さて主演のジャックを演じているのはジョン・カーペンター作品には欠かせないカート・ラッセルです。「ニューヨーク1997」「エスケープ・フロム・L.A.」「遊星からの物体X」など、もう名コンビですね。
ところが今回はちょっと役柄が違います。というのも当時ジョン・カーペンターは2歳の息子からの影響をたぶんに受けており、この作品でも子供の目から世界を見たときの不思議な世界を映像化したかったのだそうです。
そのためかカート・ラッセルのコミカルなシーンが数多く入っていてこういう彼を観るのも新鮮でいいですね。

【一言いいたいコーナー】
編み笠たちの1人、雷鳴を演じたのは「少林寺への道」シリーズで主人公をしていたカーター・ウォンです。この作品ではずいぶん太ってしまっているようですが、これは役柄?そういえば最期はもっと。(^^;

コメントありトラックバックです。
映画偏り放題(umetramanさん)の「映画『ゴーストハンターズ』 ・・・リトルなチャイナでビッグなトラブルなんだそうです


posted by 白くじら at 09:02| Comment(0) | TrackBack(0) | アクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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