
製作国:アメリカ
監督:ドン・テイラー
製作:ハーヴェイ・バーンハード
原案:ハーヴェイ・バーンハード
脚本:スタンリー・マン
撮影:ビル・バトラー
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数字は人の数字にして666なり。
ソーン夫妻が死んだことはメギドのブーゲンハーゲンの知ることとなりました。
彼はダミアンのことを知る最後の1人として、今までの経緯を記した手紙を、ダミアンを引き取ったソーンの弟に届けるよう考古学者マイケルに頼みます。
それを信じないマイケルに証拠として、発掘されたイゲール壁に描かれているアンチキリストの4人の顔を確認するように言います。その顔こそ黙示録に記されている悪魔の顔であると…しかしその遺跡から彼らが戻ることはありませんでした。
7年後、ダミアンはソーンの弟であるリチャードとアン夫妻に引き取られ、息子のマークとともに暮らしていました。
ソーンがダミアンを殺そうとしていたことを知っていた伯母は、夫妻にダミアンとマークを離して育てるように言いますが、逆に悪魔の手にかかり死んでしまいます。
ダミアンの周囲には彼の意思とは別に、彼を守る存在が次々と現れます。
やがて幼年学校で新たに小隊長となったネフから、黙示録13章を読めば自分が何者か判ると言われます。
ついに自分が何者であるのかを知るダミアン、そして彼の周囲で彼を守る者たちが邪魔者を排除していきます。
リチャードたちの運命は!このまま悪魔が闊歩する世界が来てしまうのでしょうか!

「オーメン」からそのまま続く続編です。
今作では邪悪な象徴として黒犬ではなくカラスが使われています。カラスの攻撃は痛い!です。
基本的は父親代わりのリチャードが周囲の異変に襲われつつも、1作目と同じくダミアンが悪魔の子であることに気付くストーリーとなっているために、1作目の衝撃を越えることは難しかったように思えます。
ただ自分が悪魔の子であることを知った時の彼の苦悩、そして恐らくは彼が殺したくなかった最後の人間との別離をもって彼が悪魔へと目覚めるシーンは2ならではの演出でしょう。
【一言いいたいコーナー】
・1、2は連続して観るべし、観るべし。
・はっきり判りませんでしたがネフって「エイリアン2」のビショップ?

1976年「オーメン」
1978年「オーメン2 ダミアン」
1981年「オーメン3 最後の闘争」
2006年「オーメン666」
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