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2006年06月09日

ファイナル・デスティネーション

ファイナル・デスティネーション 特別版2000年(FINAL DESTINATION)
製作国:アメリカ
監督:ジェームズ・ウォン
製作総指揮:リチャード・ブレナー
製作:グレン・モーガン
原案:ジェフリー・レディック
脚本:グレン・モーガン

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ストーリー
死は偶発的なものではなく必然だ。

アブラハム高校の修学旅行、親元をはなれ10日間のパリでの生活に喜んでいたアレックス(デヴォン・サワ)でしたが、離陸直後、飛行機が振動し次いで爆発、阿鼻叫喚の中、炎に包まれて彼は目を覚ましました。
夢…しかし彼が夢で見たとおりの席替え、座席のテーブルの壊れ…真っ青になり飛行機が墜落すると叫んだアレックスを押さえようと、トッドをはじめとする数名のクラスメートとルートン先生が飛行機を降りました。
お前のせいで時間が無駄になった!と詰め寄るカーターとつかみ合いになったとき、なんと離陸した180便が空中で大爆発してしまうではありませんか!

みんなを救ったはずのアレックスでしたが、彼がどうして爆発することを知っていたのか、彼が犯人ではないのかという疑惑は晴れず、運輸安全委員会とFBIが執拗に彼を調査し、クラスメートとの溝も広まるばかり。
ただクレア(アリ・ラーター)だけは彼を信じていました。
というのも彼女もまた夢を見なかったにしろ死の予感を感じていたからです。
しかし事件はそれで終わったわけではありませんでした。

1ヵ月ほど過ぎた時、トッド、テリーと謎の死を遂げ始めたのです。バスルームで洗濯ひもで首を吊ったトッドにしろ、自殺にしてはあまりにもおかしい…。
トッドの死体安置所である男に出合ったアレックスとクレアは、死には筋書きがあるということを教えられます。
彼らは本来飛行機事故で死ぬはずだった…ところが寸前で降りてしまい助かりました。
しかしそれは本来の筋書きではないのです。死はそれを修復しようと彼らを殺し始めたのです。
そしてその順番とは…。

関連リンク
2000年「ファイナル・デスティネーション
2003年「ファイナル・デスティネーション2 デッド・コースター
2006年「ファイナル・デスティネーション3 ファイナル・デッドコースター
2009年「ファイナル・デスティネーション4 ファイナル・デッドサーキット
2011年「ファイナル・デスティネーション5 ファイナル・デッドブリッジ
映画レビュー
オススメ脅威のホラー(サスペンス色の方が大きい)作品です。
本来死ぬべきだった事故を回避した7人…しかし「死神」はそれを許さず1人ずつ偶然を装って殺していきます。
それに気付いたアレックスたちは、時折見える予兆から次に起きる事件を予想してなんとか回避しようとします。
敵となるモンスターや殺人鬼の姿がないのに、これほどの恐怖を演出するとは…新感覚のホラーと言えるでしょう。

その殺害方法も偶然を装うというやりかたで、例えば、風が吹いて、釣竿が倒れ、その針で扉が開きそこから…といった感じで「風が吹けば桶屋が儲かる」という遠回りして殺害するという変った方法で、結果的にとてもありえない死に方をしてしまいます。
と思えばあまりにあっさり倒されたりと目をはなせません。じわりじわりと近付く死の予感は非常に怖いです。

人間は誰しも小さな決断を繰り返し生きています。
信号が点滅しているときに行くか止まるか、この角を曲がるかまっすぐに行くのか…その繰り返しは生と死の判断に繋がっているのです。

【一言いいたいコーナー】
・CM時のキャッチコピーは「あなたはいつ死にますか?」でした。
・DVDにはもう1つのエンディングが収録されていて一応ハッピーエンド的に終わるのですが、これは主人公とヒロインが生き残るものではなかったので、やっぱり○○は死ななければならないだろうと変ったようですね。でもこれは変ってよかったと思います。
・恐るべき偶然を装う「死神」ですが、ストレートには殺害できないようです。(^^;
・ファイナル・デスティネーションとは最終目的地のことです。主人公の荷物の札に書かれているのを確認できますが、もちろんこれはパリではなく「死」ということですけどね。
・これには「デッド・コースター」という続編があります。主人公たちがあの後どうなったのかはこちらで。
posted by 白くじら at 07:55| Comment(2) | TrackBack(0) | ホラー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
2000年公開ですかぁ~>゜)〜〜〜 此の頃は、自分がどんな映画が好きなのか不安定で良く解ってなかったので、ファイナルディスティネーションは、TVで観て初めて、おもしろいな、怖いなって想いましたねぇ!(^^)! その頃私も高校生だったので比較的若い人達が主役の映画が入り込み易かったんですねぇ〜 映画館が近くにない場所に住んでいたのでめったに映画館へ行って映画を観た事が無かったですねぇ〜 この映画は、映画館で観たかったなぁ〜 吃驚する事にファイナルシリーズって公開しない劇場多いらしいですねぇ〜 中高校生の時に夏休みと冬休みに自分の住んでる島から出て他の県の親戚の家へホームステイ(笑)してたんですけど映画館たくさんあって羨ましかったなぁ〜 大学生になったら近くに大きな映画館とミニシアターがあったんですけど、近くにあったら逆にあんまり行かないもんですねぇ(笑) でも、ファイナルシリーズとソウシリーズ公開してなかったので…何故でしょう? 人気ありますよね? ちなみに南極物語のリメイクも公開してなかった(笑) ………ファイナルシリーズの記念すべき一作目ですが、オープニングから、なんだか奇妙な感じしましたねぇ(>_<) アレックスの部屋で、TVでキャスターが何か喋ってるだけなのに、それが逆に不気味でしたねぇ〜 高校生達の飛行機の中でのスリラーな映画にしてくれてもよかったけど難を逃れて、その後の暮らしですかぁ〜 なんか、最初の製作の段階では、飛行機が墜落する物語にしようとしてたらしいですね(+_+) でも、呪いブーム(笑)もある事ですし、ホラーでいこうという事でしょうか? 助かった人達が一人ずつ呪われて事故死するかのように死んでくんですけど… 物が襲ってくる感じでしたねぇ!(^^)! 自然の驚異っていうか… 例えばガス漏れの事故みたいなやつですねぇ〜 一作目の方が怖くない感じもするけど、なんだか良質な感じがしますねぇ〜 最近のデッドブリッジの方が怖かったけど、なんだか怖くすりゃいいだろみたいな感じだったかなぁ… そりゃスリリングにしてくれたら単純に嬉しいけどね(笑) 二作目の高速道路も…カラージャンって医師に助けて貰ってっていうシーンがなんかしんどかったなぁ…そこじゃ死なないだろうし…三作目の遊園地は、まぁおもしろかったですねぇ!(^^)! 4作目のサーキットは、あの子供達は呪われて死なないのかなぁって…規制があってムリ? でも、子供達も呪われていくって内容だったら私めちゃ観たいですね(笑) シリーズ1の方が確かにいいですね!(^^)! 何がいいって、展開がいいし、俳優達にまとまりもありましたね(+_+) アレックスと美人のクレアがちょっと不釣り合いですが(笑) 電線がぶら〜んのシーンは、ちょっとしんどかったけど… クレア二作目にも出演しててひきこもり(笑)になってましたねぇ〜 でも、ずっとひきこもってたのに呪われた人に訪問されて相談されて突然たちあがってくれて(笑) クレア正直死なないと想ってたけど爆発で死にましたねぇ〜 クレアは、あの葬儀屋さんって訳じゃないんですね。あの謎のアドバイスしてくれた人は、どういう人なんでしょう? 6作目で彼が呪われるのもいいですねぇ〜 なんかムテキって感じしますけど… しかし、何故主人公の少年や青年達は、予知夢を見るんでしょう? そこに理由はあるんでしょうか? でも、結局呪いをはねのけられなくて死んじゃうし… 呪われたら人間の本性もあからさまになって、デッドブリッジのピーターは、全然人が変っちゃいましたよねぇ(笑) 次回作への望みがあるなら、6作目でも、そういう感じの物語にしてほしいですねぇ〜
Posted by エア at 2012年07月02日 00:48
こんにちは、エアさん。
お返事が非常に遅れてしまい、申し訳ありませんでした。

ファイナルも数を熟していくとやっぱりB級扱いが厳しいのでしょうか。
確かこちらでも4、5は上映はされなかったと思います。他にもジャッキーの最新作やアイアン・スカイなど観たいなーって思っている映画が上映されないことは多いです。

死に方が回りくどい方法が多くって、逆にそれが面白かったですね。2作目以降どんどんグロくなっていってますけど、そういうのが無くても十分面白かったと思います。
結局今のところ生き残っているのはあの謎の男性だけですけど、確かにそろそろ死んでもいいと思います。(^^; おい

5作目もヒットしていたようですし、まだまだ続くようですけど…一巡して辞め時だとも思います。
でも、まだまだ観たかったりもします。(^^)
Posted by 白くじら at 2013年07月15日 16:53
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