
製作国:アメリカ
監督:ジョン・ファブロー
製作総指揮:テッド・フィールド、ルイス・デスポジート
製作:ウィリアム・テイトラー、スコット・クルーフ、マイケル・デ・ルカ
原作:クリス・ヴァン・オールズバーグの「ザスーラ」
脚本:デビッド・コープ、ジョン・カンプス
撮影:ギレルモ・ナヴァロ ASC
音楽:ジョン・デブニー
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史上最悪のRBG!地球に帰りたければクリアしろ!
ある日のこと、10歳のウォルター(ジョシュ・ハッチャーソン)と6歳のダニー(ジョナ・ボボ)はパパ(ティム・ロビンス)とキャッチボールをしていました。しかしまだ満足にキャッチができないダニーにいらつくウォルターはつい嫌味を言ったり、ダニーのボールを横取りしてしまいます。
逆にダニーはウォルターが何をやっても自分より優れていることにコンプレックスを感じ、落ち込んでしまっていました。
なんとか元気を出させようとするパパでしたが、残念ながら仕事が入ってしまいます。しかも二人の喧嘩で車のデザインを汚してしまい、事務所へ取りに行くはめに…パパはまだ眠っている彼らの姉リサ(クリステン・スチュワート)に後のことを頼み出て行くのでした。
2人になってしまった(リサは起きてなどこない)ダニーは、ウォルターにキッチボールをせがみますが、ウォルターは無視、それでも彼にボールを投げていたダニーは彼の頭にぶつけてしまいます。
怒ったウォルターはダニーを追い回し、ついに地下室に閉じ込めてしまいます。
そこでダニーは一抱えもあるボードゲーム「ザスーラ」を発見します。
居間に持ってきたダニーは独りゲームを始め、盤についている宇宙船を発進させました。
停止と同時にゲーム盤から吐き出されるカード。それには「流星群、襲来!いますぐ回避せよ」と書いていました。
ダニーがまだ読めないために、仕方なく嫌そうに読むウォルター…とそのカードに突然穴が!丸く穿たれた縁はチリチリと火が付いていました。その奥に見えるのは床に空いた穴、なんと煙が上がっているではありませんか。
流星群が襲来したのです。
次々と屋根を撃ちぬき落ちてくる流星から逃げ惑う2人、かろうじて暖炉の中に避難して難を逃れた二人でしたが、ゲームは今始まったばかりだったのです。
家は土地ごと宇宙へと飛び立ち、マニュアルを読んだ2人はこのゲームを続けザスーラという目的地に到着するまで地球には戻れないことを知るのでした。
ルール1:勇気のない人はお断り
ルール2:一度出発したら、ザスーラに到着するまで戻ることは出来ない
ルール3:ゲームが終了すると、すべてのコマはリセットされる
ルール4:このゲームは2人用である

1995年「ジュマンジ」
2005年「ザスーラ」


ゲーム盤はまるで魔法のような前作にたいして、今回はまるでブリキのおもちゃのように出来ています。それでもジュマンジの原作である絵本のラストには公園を走っているウォルターとダニーの姿があり、ダニーは細長い箱を抱えているのです。その中にはもちろんあのジュマンジが…しかしそのさらに奥にはザスーラのゲーム盤があることも確認できるのです。
こうして若干呪い?と思わせるジュマンジですが、2つの世界はしっかりと重なり合っていたのです。
ストーリー的には「ジュマンジ」と同じくRBG(リアル・ボード・ゲーム)を通じて、主人公たちのわだかまり(兄弟たちの相手に対する想い)がどのようにとけていくのかが描かれています。これがまた2人とも結構頑固ですから逆に面白かったりします。
現実になるゲームも前作に比べると宇宙版ですから、迫力も満点のどハデな演出で、よかったです。
ただ終始兄弟げんかをしている二人はいがみ合うシーンが多く、逆にそれがはなにつく人が多いようですね。これは日本語吹き替えで観ると、それがさらに酷いようです。小さいお子さまがいない方は字幕版をオススメします。
細かいところを突っ込むと、敵エイリアンがあまり思考能力がなく本能で動いているように見えて、宇宙船を操るほどの知能があったり、どうしてタイムスリップできたのかとか、あれだけひつこく登場していた自転車なのにどうしてラストに?とか、あんた倒れたら壊れるだろう!とか、まだ宇宙空間なのに水が下に落ちているぞとか、ソファー燃えたまま宇宙飛んでいるぞ、とかいろいろあるのですが、観ているときにはそういうことはぶっ飛んでいたというのも珍しいです。
まぁゲームの効果としての影響だったのかもしれません。でもそれなら流星群が居間だけだったというくだりは謎でしたが。
ゲームはエンディングまで体験すべし!
【一言いいたいコーナー】
・実はおおっ凄そうって思っていたのですが、CMを観てからあれ、B級?と思っていたりして、このままレンタルかなって思っていたのですが、ある記事を読んでからこれは観に行かねば!と思いなおした作品でもありました。感謝。
・ずっと「ザ・スーラ」かと思っていたのですが「ザスーラ」という1つの言葉でした。
・結構オススメだと思うのですが、なぜかこちらの劇場ではレイトのみという扱いでした。なぜー。

眉間にシワより目尻にシワ(fuuさん)の「今日も映画紹介♪ 『ザ スーラ』」
肉球シネマブログ(アニーさん)の「「ザスーラ」」
宇宙に飛び出せ!(マミイさん)の「宇宙に飛び出せ!」
こ〜んなシッカリしたレビューを書かれる方には、私のレビューもどきの記事は「何やってんだよ〜!!」ってカンジでしょうが、ヘッポコ人生送ってる人間なんで、そこんとこお許しをm(__)m
TBまで有難うございました。遅ればせながらこちらからもさせて頂きました。これからもヨロシク♪
いらっしゃいませ。
私も結構思ったことを書き連ねているだけなので、お恥ずかしいものです。
会社でも書きものをしているので、ちょっとでも文章力を付けたいっていうのもあるのですが、難しいですねぇ。
好きなことは筆が進むのですが、あまり興味のないものはやっぱり進まない…毎日がうーんです。
なので、全然気にしなくてもいいですよ。
トラックバックもありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
ザスーラに関しては、深い事は追求しまい(笑)
頭は、スッカラカンにして見るべし!←鉄則です
でも、一応、起承転結は、しっかり押さえてあまりした
よね・・ただ、どうしてもエイリアンは許せん(爆)
トラバさせていただきます。
あはは、まぁこの映画はかなりお子様向けですから、何も考えずに楽しむのがいいでしょうね。
ちゃんと、兄弟げんかはもとより、リサとの関係などもきちっと修復しているのは凄いと思います。
エイリアン駄目でしたか。(^^;
あれで知能があるのが不思議です。
トラックバックありがとうございました。
正月休みに・・・と思って、レンタルで借りてきました。
映画の予告をやっている時から、「見たいなぁ〜」と思っていましたが(「ジュマンジ」も面白かったので)、やっと借りてきましたよ。(^^;
子供もいますが、字幕で見ちゃいました。(^^;;
俳優達の本来の声で見たいもので・・・
時々、「何て言ってるの?」と子供に聞かれはしましたが。
エイリアンの場面は、子供たちは「コワイ、コワイ!」と怖がっていましたよ。(^^;A
突っ込みどころの「宇宙空間なのに水が下に落ちているぞ」というのは、リサがシャワーを浴びようとするシーンですかね?
きっと、宇宙船と同じく、重力制御装置なるものがどこかにあるんですよ、きっと。^^
「ソファー燃えたまま宇宙飛んでいるぞ」というのは、そう言われれば・・・酸素がないと物は燃えないんですものねぇ、言われるまで不思議に思いませんでした。(^^;A
ラストの自転車が落ちてきた意味は、私には謎です・・・
パラレルワールドの要素も含んでいましたね。
リサが恋した(?)宇宙飛行士は、実は・・・なんて面白かったです。
何にしても、姉弟たちが仲良しになって良かったですよね!
いらっしゃいませー。(^^)/
この作品は同じ系統の「ジュマンジ」に比べると、かなりお子さま向けになっている感はありましたが、面白かったですね。
うーん、やっぱりあのグロテスクなエイリアンは、お子さまにとっては怖かったかもしれませんね。なかなか醜悪な顔つきですし、爬虫類系ですし…そのくせ宇宙船を作れるくらい頭はいいようですが。(^^;
「宇宙空間なのに水が下に…」の部分は家の中ではありません。
家の中はそもそも普通にみんな動き回っているので、無重力ではなかったようですね。
これは宇宙飛行士が初めてあわられるシーンで、まだひっくり返っているのに、ぽたぽたと水が下に落ちていたのです。(^^;
こういう姉弟たちが仲良くなるラストは、定番ですが、やっぱりハッピーエンドがある作品は観ていて楽しいし、いいですね。(^^)/
機会があって、前に教えてもらっていたこの作品を鑑賞しました。
「ジュマンジ」とは比べ物にならない作品でした。
簡単に言えば「子供向け」過ぎました。
宇宙なので、登場人物が限られてくるし、場面も家と宇宙空間のみで、閉塞感がありました。
他、色々と文句ばっかり出てきますが、見ている時は、まぁ楽しかったです。
原作者が同じでも、2作目の方がマズイ事もあるんだね、と思いました。
監督が違うし、前のロビン・ウイリアムスのような魅力ある、ゲームをするキャラが居なくて、それが一番残念でした。
テンプレート、数回あちこちしていましたが、こちらに完全に移行したのですね!
ホントに可愛い白くじらさん(水色くじらさん)ですね☆
「ジュマンジ」と比べるとかなり子供向けにはなっていましたね(過ぎましたか)。
なるほど、確かに閉鎖空間ですので、広大さや大規模なパニックにはなりえません。どうしても宇宙空間の話でしたから…他の惑星とかの話もあってもよかったかも知れませんね。
「スパイ・キッズ」なども回を重ねるたびに対象年齢がどんどん低くなっていましたが、大人になるとちょっと辛いかな。
この子供のジョシュ・ハッチャーソンは、後に「テラビシアにかける橋」に登場していますよ。
テンプレート、ときどき替えてサイズやスクリプトのチェックをしていましたから、気付かれていましたか。(^^;
カワイイですか!よかったです。
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仕事が早いです!!
『ジュマンジ』と比べると二番煎じ感やスケールダウン感は否めませんね(>_<)
実は原作絵本も『ジュマンジ』の方がおもしろいので
仕方がないのかもしれませんが(^^;
クリステン・スチュワートやジョシュ・ハッチャーソンの子どもの頃が見られて
少し嬉しかったです。
今、『センター・オブ・ジ・アース』をチラ見しているのですが
ジョシュ君はなかなかステキな男の子に成長してくれました♪
こちらからもトラックバック送りま〜す。
今日はいろいろとブログをいじっていたので、RSSリストに引っかかっているのを発見してしまったのです。(^^;
残念ながら2作目ということで、衝撃度も薄すれてしまいますし…なんといっても子供向けになってしまったことが…かな。
原作も「ジュマンジ」の方が上なんですね。(@@)
私もチラチラ観ながらです。
『センター・オブ・ジ・アース』もすっかり子供向けになっちゃってましたけど、まぁ、実は両方共世界観はすきなんですよね。
「ジュマンジ」の方もでしたけど、子役時代と今と見比べていると、映画の感想も変わったりしそうです。(^^)
トラックバックありがとうございました。