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フランス、パリ…その日、国王を守るはずの近衛銃士隊は、国王の勅命であるというリシューリュー枢機卿(ティム・カリー)の命令により解体されてしまいます。その場にいなかった三銃士ことアトス(キーファー・サザーランド)、ポルトス(オリヴァー・プラット)、アラミス(チャーリー・シーン)の3人には捜索命令が出されました。
ガスゴーニュの田舎にいたダルタニアン(クリス・オドネル)がパリに到着したのは、ちょうどそんなときでした。
彼は父と同じく近衛銃士隊に入隊すべくパリにやってきたのです。しかしすでに銃士隊は解体され、しかもひょんなことから三銃士と1人ずつ決闘を行うことになってしまいます。ところが、いざ決闘を行うときに現れたリシューリュー枢機卿配下の護衛隊と、4人は協力して戦うことに。戦いはダルタニアンたちの勝利に、しかしアトスたちは銃士になるのはあきらめるように言い放つと去っていきました。
残ったダルタニアンの前に現れたのは、リシューリュー枢機卿の腹心の部下であるロシュフォール隊長(マイケル・ウィンコット)。彼はダルタニアンを銃士として捕らえ、ダルタニアンが持っていた剣を取り上げます。その剣は彼にとっていわく因縁のあるものだったのです。
捕らえられている間にリシューリュー枢機卿の企みを聞いたダルタニアンでしたが、処刑は目前に迫っていました。しかし、三銃士が彼を救い出し無事町から脱出することができるのでした。ダルタニアンから企みを聞いた三銃士たちは、それを阻止すべくカレー港に向かうのでしたが、その背後にはリシューリュー枢機卿が放った賞金稼ぎたちが迫るのでした。


私が知っている話とはかなり違っており、カレー港というかバッキンガムへ行く理由も違っていました。カレー港までに三銃士たちが一人、また一人とダルタニアンを先に進めるために残る話はとても好きで、実はその後日談も面白かったのですが、そういう部分がちょっとなくかろうじてアトスが一人残るエピソードがあるだけでした。
またディズニー作品のためか、剣戟シーンは多いのですが流血シーンはほとんどありません。別に血を見たいわけではありませんけどね。(^^;
きちんとハッピーエンドで終わりますし、アクションシーンもどこか楽しい作りになっていますから、シリアスに感じることなく娯楽作品として楽しめる作品に仕上がっていると思います。

・アトス役のキーファー・サザーランドが格好いいですねぇ、主人公であるべきダルタニアンを食っているのではないでしょうか。もっともCASTでトップはチャーリー・シーンなんですけど(美味しいところは持っていってますこの人)。
・ポルトス役のオリヴァー・プラットが面白いです。「アンドリューNDR114」などにも登場していますが、表情がとても好きです。今回のポルトスも独特な言い回しと、特殊武器で敵を倒すのが楽しいです。
【ここは問題かな?】
・銃士と言われているにしてはあまり銃を使っているシーンがなかったような(もちろん遠くにいる場合や銃撃戦のときは別です)。剣戟のときにもっと銃を使ってもいいのではないかなって思いました。ポルトスは別格ですけど。(^^; 剣戟の方が派手に見えるのかもしれません。
・わざわざオリジナルでダルタニアンとコンスタンスとの出会いを持ってきたようですけど、最初と最後だけって…ちょっとあんまりだと思います。なのでラブストーリーとしては盛り上がらないんですよねぇ。
【一言いいたいコーナー】

・ダルタニアンに魅力が…やっぱり三銃士たちの魅力が上でしたね。

子育て 時々 映画(マミイさん)の「一人はみんなのために!」
忘却エンドロール(宵乃さん)の「映画「三銃士(1993)」観た」
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ヤングガンとかとかぶってるキャストとか(キーファーとかチャーリーとか大分後になるんですけどねこっちが)結構単純で分かり易いし。あとテーマソングが好きなんですよ。
なにげに豪華キャストで、年齢も原作に近かったようですね。
わかりやすいストーリーで、みんな楽しみながら作ったのではないかと思えます。
ディズニーならではの大団円も特徴の一つでしょうね。(^^)
キャストも豪華だし、これぞディズニー!という王道映画ですね。
といいつつ、密かに私は好きなんですが。(笑)
そうそう、この映画ではダルタニアンがあまり目立たないんですよね。
私の場合は逆にこの映画が好きだったので
7歳の長男に児童小説の「三銃士」を寝る前に読み聞かせていたら
ラストに毒殺とかしばり首とか血なまぐさい感じになって
ちょっぴり気まずくなってしまったことがありました。
私も嫌いではありませんが(^^; 実にディズニーらしい楽しい、王道的な作品だったと思います。
実際三銃士には児童小説(私も子供のころ読みました)の中にも、首切り人が出てきたり、剣で刺されて血まみれになるシーンもありましたからねぇ。そういう暗い部分がほぼなくなっていたところも、逆に評価すべき点だったかもしれませんね。
トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきました。
僕大好きなんすよね。
DVD持ってないのが不思議なんですが、マジで好き。
僕の青春の一本です。
キャストも好きな人ばっか。
特にレベッカ・デモーネイ。
セクシーっすよね!
お久しぶりです。
楽しい作品に仕上がっていましたね。
先日実家に戻ったときに、当時の三銃士を読み直しましたが、随分と違っていたことに驚きました。(^^;
キャストは豪華ですね。
今同じキャストで作ろうと思ったら多額なお金が動きそうです。
もうホント、顔の見分けられなさに最近打ちのめされてます・・・。昨日もそのせいで映画の筋がわからなくなっちゃって!
それはともかく、王道で安心して観られる作品でしたよね。原作とは変えてるみたいだけど、わりと違和感なく楽しめました。強引さに感心してしまったくらいで(笑)
コンスタンスとのエピソードが減らされてしまったのは可哀そうでした!
ひげ生やしてましたからねぇ。(^^)
でも顔の見分けって、最初難しい作品ありますよ。最近観た「マイ・ボス マイ・ヒーロー」もそうでした。何か話が合わないなぁって思っていたら、違う人だったとか。もう一度観直すと、なるほど!と思ってしまいます。
はい、原作とは違うところがありましたが、娯楽作品としては面白かったと思います。もともとラブロマンスが希薄ですけど、やっぱり花はほしいですよねぇ。(^^;
トラックバックもありがとうございました。