
製作国:フランス
監督:エンキ・ビラル
製作:ドミニク・ブリュネ
脚本:エンキ・ビラル
撮影:パスカル・ジェネッソー
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目的は青い髪の白い肌の女を探すことだ。
ヒエラコノポリスの天空の神ホルスは、反逆の罪から死を宣告されますが、7日間の猶予をもらい人間界に再び訪れました。
7日間…それは神の心臓が一呼吸する間…それを1秒でも過ぎれば彼は不死の力を失うのです。
神とて死を恐れていました。
NY ELECTIONDAY 2095…ミュータントやエイリアンが雑多に暮らすニューヨーク上空に、突如現れた巨大なピラミッド。
その壁面から姿を現したホルスは鷲の姿に身を変え地上へと飛来しました。
時を同じくして地上では体の内部からの衝撃により爆発するように死ぬという犯罪が勃発し、猟奇事件の専門家であるフローブ刑事がその任に当たっていました。
ホルスはユージェニック社の冷凍刑務所グローバス1の事故を目撃、30年前から冷凍保存されていた政治犯ニコポルがまだ改造もされていないきれいな体であることを確認すると、彼を助ける代わりに自分の目的に力を貸すように命じました。
その目的とは「青い髪の白い肌の女(ジル:リンダ・アルディ)」…死を目前にした神が欲するものとはいったい。

フランスのグラフィック・アートの鬼才、エンキ・ビラルが、4年もの年月をかけ完成させた近未来SFです。
まるで「ブレードランナー」のような町並みや、行きかう人たちの独特なこと。
さらに驚いたことにメイン俳優以外はCGで作られており、ほとんど違和感なく溶け込んでいました(といっても皮膚感などは独特ですけど)。
この映像を万人が気に入るかどうかは、怪しいですが、少なくとも私にはよかったと思わせてくれました。
さて、ストーリーはホルスがいったい何のために下界に下りてきたかということなのですが、これがまたもの凄く人間くさかったりします。人間が死ぬことなどなんとも思っていなく、かなり自分勝手なところもあるのですが、そのくせ人間の女性に…ですから。
ホルス自身も言っていましたが「神にも肉欲はある」…とのことです。(^^;
自己保存のやり方はいろいろとありますが、これを持ってして「愛」を語るというのには少々疑問符が残るところでした。
とはいえ、なんとも印象強い作品でしたね。
【一言いいたいコーナー】
・愛の形にはいろいろなものがある…というところでしょうか。
・ピラミッドにいたバステト神やアヌビス神がホルスが戻ってくる間、暇つぶしにモノポリーをしていたというのには笑いました。
私、この映画・・まず、分からないのは神ホルスが
どうして、死刑を宣告されたのか?それから分かりませんでした(汗)・・・反逆の罪だったのですね。なるほど
それと、最後、子供が青い鳥で生まれましたが
ホルス生きてましたよね・・・何で?
もー、良く分からない内容でした。
トラバさせていただきますね(^o^)
白くじらさん、「MOVIE-DIC」リンクさせてくださいね
って、もう勝手に許可なくリンクしてしまいました(汗)
私、スタイルシート、いじる程の知識が無いので
ちょんまいリンクになってしまいますがゴメンナサイ。
白くじらさん所ろみたいに、リンクに説明とか
付けたいのですが、やり方がサッパリで
へたに、いじると収拾がつかなく、なっちゃいます。
すませんが、うちのリングで許してください。
実際にどのような反逆であったのかはよく判りませんが、とりあえず最初の説明でちらりとあっただけでした。
ジルの赤ん坊として現れた青い鳥=赤ん坊は、ホルスの分身ではないかと思われます。
元々神で人間のことなどあまりなんとも思っていないようなので、鳥などどうでもいいのかもしれませんね。
私もよく判りませんが、その青い鳥が鳥から奪った血肉をなんらかの方法でピラミッド内部の自分の血肉と変え、ホルスは復活のときを待っているのではないでしょうか。
トラックバックありがとうございました。
また、リンクの件ですが、全然OKですよ。
アニーさん独自な方法でのリンクで結構です。
私もスタイルシートの技術はまだまだでして、実はこのサイドバーのリンクはシーサーの機能として搭載されているものなのです。縦に長くなってしまうのか、リンクとは書いていない機能のためか、あまり使われている人はいないようなのですが、これだと説明もできるし、最新の記事を取ってくれるので気に入っています。(^^;
というわけで、こちらからもリンクさせていただきます。
今後ともよろしくお願いいたします。(_ _)